原貫太の国際協力ブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカ、社会問題などのテーマを中心に解説しています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

【書籍感想】「この本を書いてもらったことに感謝しかない。理由は…」

これまでたくさんの方から『世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際支援』の感想をもらいましたが、昨日、これまでで一番長く、そしてまた深みのある感想を、20代女性の方からもらいました。 許可をもらった上で掲載させて頂き…

オンライン英会話無料体験29選 はしごして1ヶ月0円で勉強する方法

無料体験ができるオンライン英会話をまとめて知りたいですか?この記事では無料体験を受けられるオンライン英会話を全部で32種類まとめました。無料体験をはしごすれば、1ヶ月0円で勉強することもできます。これからオンライン英会話を始める方は必見です。

行動から行動が生まれるサイクル-「思い込み」から今動けない人たちへ

やりたいことを「今」やるために全力で行動を起こし始めると、「将来は◯◯したい」という想いが自分の中から無くなっていくことに最近気が付いた。 「原さんが将来やりたいことは何ですか?」と聞かれても、今日、明日、明後日にやりたいことがたくさんあるか…

社会人は遊べないなんて嘘。大学4年間をどう過ごしたかで、人生は大きく変わる

「社会人になると遊べないから、時間がたくさんある学生のうちに遊んでおくといいよ。」 こんなアドバイスしてくる社会人を見ると、なんて無責任な人だと軽蔑してしまう。 時間がたっぷりある学生のうちにこそ、自分が好きなことを仕事にするためにトライア…

「真のグローバル人材」の定義は?-先進英語圏への海外留学ばかりに目が向く日本の「グローバル」

真のグローバル人材は、病的なまでに欧米中心な今の世界にただ染まる人間ではなく、世界の大多数の人々が置かれている状況を肌で理解できる人だ。国際機関に勤める英語ペラペラなエリートが必ずしも真のグローバル人材というわけではない。上からも下からも…

バイトに明け暮れる大学生はマジで「働き方」を見直した方がいいよ。

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。 大学生の皆さん、バイトだけに明け暮れてはいませんか?自分の大切な時間を、安売りしてはいませんか? 以前、ちきりんさんのこんなツイートがバズっていました。 東急池上線が今日いちにち無料という企…

フットワークが軽い学生は「準備」ではなく「行動」を起こすべき

「ソーシャルワーク」人気の流れはこれからますます加速していく。生まれた瞬間から何もかも揃っている今の若者たちは、「上の世代」とは違って金品や地位をモチベーションに働くことができない。だから、形式や内容は何にせよ、「社会のためになること」を…

飛行機の長時間、どう過ごす?10時間フライトも快適になる8つの方法

長時間の飛行機移動、あなたはどうやって過ごしていますか?この記事では日本とアフリカを往復する僕が実体験から見つけた、10時間以上の長距離フライトも快適にする8つの過ごし方を紹介しています。ストレスなく、快適に空の旅を楽しみたい人はぜひ参考にし…

ウガンダの難民政策は本当に優秀?みんなが知らない裏話を解説します

100万人以上の南スーダン難民を抱えるウガンダは、難民に対して世界で最も寛容な国の一つだ。就労や移動、永住の権利に加えて、各世帯に900㎡(30m×30m)の土地も与えられる。なぜウガンダ政府は難民に対してこれほど寛容な政策を掲げているのか。これには大…

日本のテレビ番組ってなんでこんなにくだらないの?

普段はテレビを全然観ないのだけど、ウガンダから日本に帰国し、たまたまテレビを点けたら感じたことがある。 なんで日本のテレビって、こんなにもくだらない番組が多いのだろう? ワイドショーにせよグルメにせよバラエティにせよ、本当にどうでも良い内容…

忘れてはいけない気持ちを、ひとつひとつ思い出しながら、一歩ずつ前へ進んでいく。

アフリカ滞在中に何度も聴いていた音楽を日本で聴くと、不思議な気分になる。 アフリカと日本。全く違う環境にあるからこそ、そこで流れる音楽も、違ったように聞こえるのかもしれない。 でも、現地で覚えた忘れてはいけない気持ちがある。時々立ち止まって…

就職活動しないのは非常識?違和感や気持ち悪さを大事にし、「常識」を乗り越える。

僕は生まれてから一度もディズニーランドに行ったことが無いのだけど、それを「えー、変なの。みんな行ってるのに」と思わない女性と付き合いたい。世の中の「常識」なんて、ほとんどは作られたものに過ぎないんだ。「周りがやっているから僕も」と、ただ空…

国際協力の華やかさに隠れた”地味”で”泥臭い”仕事も知ってほしい

ウガンダでのある一日。朝8時に起床し、朝食を食べながら溜まったメールの返信。その後は事務所に出向き停電した部屋で会計処理。エクセルに入力した金額が合わずに焦る。昼食後は支援物資の買い出しへ。たった数百円であっても粘り強く店主と交渉。炎天下…

南スーダン難民と働いて考えた人間の「自尊心」 本当に意味のある国際支援とは

僕はウガンダ北部の難民居住区で、何人かの南スーダン難民たちと一緒に働いている。 彼ら自身、紛争で故郷を追われ、ウガンダへと避難してきた人たちだ。けど、南スーダンにいた頃にエンジニアや教師を務めていたり、高校・大学まで修了していたりする彼らは…

なぜ大学卒業と同時に「国際協力」やめちゃうの?-社会人になってもアフリカで難民支援

大学生による「国際協力」がブームとなってから久しい。2017年現在、国際協力系の学生団体は日本に数え切れないほどたくさん存在する。 特に日本からも近く、また治安も安定している東南アジアの発展途上国へ渡航する団体は、もう本当に多い。「平和な世界を…

どんなに自分で努力をしたって、小学校に通えない子どもたちがいるこの世界。

都心に家を持ちたいとしよう。一軒家にせよマンションにせよ、数千万円の大金を支払う買い物は、きっと全ての人にとって人生で一番高い買い物だ。簡単に実現できる「夢」ではない。ただ、日本で生活するほとんどの人は、必死に勉強し、必死に働けば、その「…

本当の苦しみは、表には現れない。-南スーダン難民、シングルマザーの自殺

一人の南スーダン難民女性が亡くなったと一報が入った。自殺だった。調査対象にも含まれていた彼女は、子ども5人を抱えるシングルマザーだった。紛争で夫と離別し、ただでさえ苦しい難民居住区での生活。現場スタッフ「過度なストレスが溜まっていたのだろ…

「日本一発信力がある国際協力のプロ」って、なんだ?

『日本一発信力がある国際協力のプロになるため、これから僕がやっていくこと。』に大きな反響をもらっています。 「このような試み、応援します。」 「この宣言はすごいぞ」 「素晴らしい意気込みと行動力!」 基本的にはポジティブなコメントを貰って嬉し…

日本一発信力がある国際協力のプロになるため、これから僕がやっていくこと。

日本一発信力がある国際協力のプロになります。本気です。そして近い将来、必ずなれると考えています。 僕は意識的にSNSを毎日更新しています。基本的に内容は、僕が携わっている国際協力活動に関してです。 理由はシンプルです。「信用」を貯めるため。 よ…

大量生産大量消費いつまで続けるの?アフリカで働く日本人がリアルに解説

僕たち人類は、いつまで大量生産大量消費の生活を続けたいのでしょうか? 今のライフスタイルをこれからも世界が続ければ、22世紀に突入する頃には、世界中の資源は枯渇し、環境は破壊され、現代社会は終わりを告げる気さえします。 人類が大量生産大量消費…

理想と現実のギャップに戸惑っても、「国際協力」という仕事を続けよう。

ポケットWi-Fi機能させるのに数時間かかったり部屋の窓が壊れててホテルの従業員と一緒に修理したり日本から引きずってきた体調不良が続いて咳が止まらなかったりと色々苦労してますが、今日も何とか生きています。色々落ち着いたら難民キャンプの様子などガ…

アフリカで国際協力活動をする僕が気分転換するための3つの方法

アフリカの、それもウガンダ北部くらい何も無いところに滞在し、南スーダン難民支援といったシビアな国際協力活動に携わるとなると、如何にして気分転換(心のリフレッシュ)をするかが超大事になってくる。 今日も難民居住区に足を運び、紛争の続く南スーダ…

「良かった…元気に生きていた!」精神障害を抱えた男の子と5か月ぶりの再会

書籍『世界を無視しない大人になるために』や講演の中で、「どうしても忘れられない光景」として度々紹介していた精神障害を抱えた男の子と、5ヶ月ぶりに再会することができた。 再会した時の第一感想は、正直に、「良かった…元気に生きていた!」。今年2…

保守もリベラルも、自衛隊撤退後には南スーダン紛争を忘れてしまったのか

ウガンダ北部のパギリニヤ難民居住区。今年で4年目の南スーダン紛争によって故郷を追われた難民約3万人が、ここでの生活を送っている。急激に深刻化していく難民危機に対して各機関の支援は追いついておらず、多くの人たちが厳しい生活を強いられている。 …

ブログの筆がなかなか進まない人への二つのアドバイス

最近、僕の周りにいる国際協力関係者でも、ブログを始める人が増えてきているようだ。 資金調達や仲間集めといった「組織運営」の視点からも、途上国で起きている問題と先進国との繋がりを知ってもらう「啓発」の視点からも、国際協力に携わる人にとって「発…

「放っておいたら、あの難民の女の子は死ぬよ?」南スーダン難民危機/世界人道デー

「放っておいたら、あの難民の女の子は死ぬよ?」 先日、ウガンダ北部の南スーダン難民居住区に足を運んだ時に、現地のスタッフからふとかけられた言葉が、心の片隅に残り続けている。 私が活動しているパギリニヤ難民居住区には、PSNs(Persons with Specia…

なぜ僕はNPO(非営利団体)形式で活動しているのか

最近、何人かの方から なぜNPO(Non-Profit Organization/非営利団体)の形式で活動するのですか? と質問を受けた。 昨今は大学生でも在学中に起業する人が増えてきたが、株式会社、営利事業として起業しているケースがほとんどだ。そんなトレンドがある中…

『世界を無視しない大人になるために』の表紙で一緒に映る南スーダン難民の女性と再会!

今年2月、ウガンダ北部の南スーダン難民居住区。現地のニーズや課題、支援動向などを把握するための調査活動に訪れていた僕は、そこで一人の女性と出会った。 グレイスさん(仮名)は、昨年7月に南スーダンで紛争が再燃した後、他の多くの難民たちとともに…

支援と不条理のジレンマ「変わるべきなのは”彼ら”ではなく”私たち”だ」

ウガンダに来てからまだ4日しか経っていないものの、体調不良でパフォーマンスが優れない割には様々な思考やアイデアが湧いてきた。そして同時に、日本にいた時以上の勢いで仕事に向き合っている。 アフリカン・パワーなのかどうか分からないが、アフリカの…

いつまでも出発ロビーでワクワクできる大人でありたい。

レポートを大学に提出したり、ギリギリまでスタッフと打ち合わせをしたり、京成本線の中ではこの記事を書いたりしていたら、いつの間にか成田空港までやって来ていた。 今年3月上旬にウガンダから日本へと戻り、その後コンフロントワールドを立ち上げ、 5…