このページではフリーランス国際協力師・原貫太のプロフィールや、原貫太による講演活動の詳細を紹介しています。
- 原貫太のプロフィール
- 原貫太が発信している主な媒体
- 原貫太の講演活動について
- 書籍『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』の紹介(2021年12月出版)
- 原貫太のこれまでの活動経歴
- 原貫太のオンラインサロンSynergyを運営しています
- 過去のメディア出演・受賞歴など
- 原貫太の活動に対するご支援はこちらよりお願いします
※講演依頼をご検討の方はこちらをご覧ください。
※問い合わせは下記フォームよりお願いします。
原貫太のプロフィール
1994年生まれ。フリーランス国際協力師。早稲田大学卒。
フィリピンで物乞いをする少女と出会ったことをきっかけに、学生時代から国際協力活動をはじめる。これまでウガンダの元子ども兵や南スーダンの難民を支援してきた。
大学在学中にNPO法人コンフロントワールドを設立し、新卒で国際協力を仕事にする。出版や講演、ブログを通じた啓発活動にも取り組み、2018年3月小野梓記念賞を受賞した。
大学卒業後に適応障害を発症し、同法人の活動から離れる。半年間の闘病生活を経てフリーランスとして活動を再開。ウガンダのローカルNGOと協働し、北東部で女子児童に対する生理用品支援などに従事。
SNSでの情報発信にも力を入れており、YouTubeチャンネルの登録者は16万人超(2023年2月現在)。著書『世界を無視しない大人になるために』『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』
フリーランス国際協力師とは?
フリーランス国際協力師とは、特定の組織に所属しないで働く「フリーランス」と、仕事としての国際協力に携わる「国際協力師」を掛け合わせた造語です。
これまでの国際協力は、国連・JICA・NGOなど、何らかの組織に所属して関わる活動と考えられてきました。
しかし、私はフリーランスとしてどこの組織にも所属せず、YouTubeやブログでの情報発信を通じて収入を得ながら、国際協力活動に関わっています。
原貫太が発信している主な媒体
YouTubeとTwitterをメインに発信しています。
- YouTube(原貫太・フリーランス国際協力師):チャンネル登録者106,000人(2022年1月時点)
- Twitter(@kantahara):フォロワー31,000人(2022年1月時点)
YouTubeでよく観られている動画は、例えばこちらです。
原貫太の講演活動について
「世界の問題と私たちの生活のつながり」をテーマに、全国で講演活動をしています。オンラインでも対応可能です。
■講演の内容について
演題:本当に意味のある社会貢献~SDGsを語る前に、知るべきことがある~
概要:(広報やプレスリリースにご活用ください)
2030年までに達成すべき国際目標として「SDGs」が掲げられ、世界は動き出した。
ビジネスや教育現場など、様々な場面でSDGsが謳われている。
しかし、私たちは「本当に意味のある社会貢献」に取り組めているだろうか?
表向きはSDGsと謳いながら、単なる「きれいごと」に終始していないだろうか?
そもそも、私たちの何気ない行動が、世界の問題をむしろ助長していることに気づけているだろうか?
私たちが「寄付」をすると、アフリカの経済的自立が遠のくかもしれない。
私たちが「新品の服」を求め続けると、世界の環境問題が加速するかもしれない。
私たちが「スマートフォン」を買い続けると、アフリカの紛争が悪化するかもしれない。
貧困・環境・紛争といった世界の問題と、私たちの生活は繋がっている。世界の問題と自分の「つながり」を知れば、無関心ではいられなくなるだろう。
そうやって内から湧いてくる問題意識を持つことが、本当に意味のある社会貢献をするために欠かせない―。
本講演を聴けば、「どこか遠くの世界の出来事」で終わっていた話が、「私の生活の延長線上にある出来事」に変わるはずです。
SDGsを語る前に、私たちは何を知るべきなのか?アフリカで人道支援に取り組んできた原貫太が、独自の切り口で世界の諸問題に迫ります。
■講演の流れについて(例:90分の場合)
① 15分 動画視聴
YouTubeにもアップしている動画「【善意がアフリカを殺す】古着リサイクルの「不都合な真実」を暴露します」をご視聴いただきます。
※テーマに応じて他の動画を観ていただく場合もあります。
※全体の時間が少ない場合、動画視聴はスキップします。
↓
② 45分 原貫太による講演(スライド資料あり)
以下のような話をします。
- 私が国際協力活動を始めた理由
-物乞いをする少女との出逢い - SDGsの前に考えるべきこと
-SDGsとは何なのか?
-トレンド化するSDGsへの違和感
-大切なのは"つながり"を知ること - 世界の問題と私たちの生活の”つながり”
-善意の"寄付"がアフリカの自立を阻む
-古着の"リサイクル"がもたらす環境問題
-世界最悪の紛争とスマートフォン - 私が情報発信に力を入れる理由
-大学時代に携わったアフリカでの難民支援
-現場で感じた国際支援の「限界」
-最後に伝えたいコト
※聴講者の理解度に応じて話のレベルを調整することも可能ですので、お気軽にご相談ください。
↓
③ 30分 自由質疑応答 / オープントーク
原と参加者の間で自由質疑応答を行います。もしくは主催者や司会者の方にいくつか質問を用意しておいてもらい、それに沿って話を進める形でも構いません。
↓
④ 5分 まとめ・お知らせ等
※全体の時間に応じて、それぞれの時間を調整いたします。
■交通費や謝礼金について
対面開催の場合、神奈川県からの往復交通費をお願いしております。
謝礼金は原則として
- 教育機関:2万円~/1時間あたり
- 一般:5万円~/1時間あたり
をお願いしておりますが、予算に応じて柔軟に対応しますので、お気軽にご相談ください。
-----以下は参考情報としてご覧ください-----
書籍『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』の紹介(2021年12月出版)
2021年12月16日、KADOKAWAから書籍『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』を出しました。
この本のテーマは「世界で起きている問題と私たちの生活のつながり」です。
遠くの国で起きている貧困や戦争、環境問題は、私たちの生活とも決して無関係ではない。むしろ私たちの何気ない生活や行動が、その原因を作り出してしまっている。
そんなメッセージを込めた一冊です。以下はAmazonから抜粋した書籍説明になります。
---
誰かに伝えずにはいられない、世界の事実がここにあるーー。
2030年までに達成すべき国際目標として「SDGs」が掲げられ、世界は動き出した。
ビジネスや教育現場など、様々な場面でSDGsが謳われている。
しかし、私たちは「本当に意味のある社会貢献」に取り組めているだろうか?
表向きはSDGsと謳いながら、単なる「きれいごと」に終始していないだろうか?
そもそも、私たちの何気ない行動が、世界の問題をむしろ助長していることに気づけているだろうか?
- 私たちが「寄付」をすると、アフリカの経済的自立が遠のくかもしれない
- 私たちが「新品の服」を求め続けると、バングラデシュの悲劇が繰り返されるかもしれない
- 私たちが「肉食」を続けると、世界で「水戦争」が起きるかもしれない
- 私たちが「スマートフォン」を買い続けると、コンゴの性暴力が悪化するかもしれない
貧困・環境・資源・紛争といった世界の問題と、私たちの生活は繋がっている。世界の問題と自分の「繋がり」を知れば、無関心ではいられなくなるだろう。
そうやって内から湧いてくる問題意識を持つことが、本当に意味のある社会貢献をするために欠かせない。
本書ではアフリカで人道支援に取り組んできた原貫太氏が、独自の切り口で世界の諸問題に迫る。この本を読めば「どこか遠くの世界の出来事」で終わっていた話が、「私の生活の延長線上にある出来事」に変わるはずだ。
さらに、世界の貧困の正しい見方を学び、「アフリカよりマシ」で片付けられない日本の貧困についても理解を深めることができる。
どれだけ大きな問題も、すべては「知る」ことから始まる。さあ、勇気を持って世界へと続く扉を開けよう。
100万部超の大ベストセラー『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』(日経BP)共訳者・上杉周作氏推薦!
原貫太のこれまでの活動経歴
これまでの活動経歴を簡単に紹介しております。
2014年2月 国際協力の原体験
「就活の話題作りをしよう。」
そんな軽い動機で参加したスタディツアー。最終日に物乞いをする一人の少女に出会ったことで、”世界の不条理”に大きな衝撃を受けました。
「どんなに小さな一歩でもいいから、この不条理な現実に抗いたい。」
「世界の問題を解決するため、自分にできることをやりたい。」
そのような思いが芽生えたことで、国際協力の道を志しました。
2016年1月 初めてのアフリカ、元少女兵との出会い
大学3年生の冬、アフリカのウガンダ共和国に渡航します。そこで元少女兵のアイーシャさんという女性に出会いました。
ウガンダが内戦をやっていた頃、彼女はわずか12歳で軍に誘拐され、26歳になるまで兵士として強制的に戦場に立たされるという過去を背負っていました。
「彼女の壮絶な苦しみを知った人間として、自分にできることをやりたい。」
そのような問題意識を持った私は、アイーシャさんたちを支援するNGO(非政府組織)でインターンシップを始めました。
なお、この時の経験を記した著作が『世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際支援』です。
紙版はこちら
Kindle版はこちら
2017年3月 南スーダン難民との出会い
NGOのインターン生として、再び足を運んだウガンダ。現地で約2ヶ月にわたって活動しました。
アイーシャさんら元子ども兵士の支援活動に携わりながら、当時深刻だった隣国・南スーダンの難民問題の調査にも関わります。
初めて訪れた難民キャンプで、貧困や飢餓など、様々な問題に直面する難民と出会いました。
2017年4月 就職の道を捨て、NGOを起業
人間として必要最低限の生活すら送ることができていない難民の方たちと出会い、私は大きな衝撃を受けました。
「難民問題の現状を知った人間として、今できるアクションを起こしたい。」
その想いから私は、就職活動をする道は捨て、大学在学中にNPO法人を起業します。活動資金や仲間を集め、南スーダン難民の支援活動を実現しました。
2018年5月 働き過ぎが原因で適応障害を発症
大学を卒業して2ヶ月が経った頃、働き過ぎが原因で適応障害を発症しました。
半年ほど休養したことで病気は寛解しましたが、NPO法人での職務を続けることは難しいと判断し、自らの意志で団体を離れます。
2019年1月 フリーランスとして再出発
起業したNPO法人からは離れましたが、「国際協力に関わりたい」という想いは無くなりませんでした。
2019年1月から、特定の組織には属さずに国際協力に関わる「フリーランス国際協力師」として再出発します。
ウガンダで協力してくれる現地団体も見つかり、貧困地域における手洗い指導活動、さらには貧困層の女子児童に対する生理用ナプキンの支援活動などの活動に関わります。
2020年4月 YouTube活動を本格的に開始
新型コロナの世界的パンデミックによって、ウガンダでの支援活動に関わることが困難になってしまいました。
「日本にいながらできることはないだろうか。」
そのように考えた私は、社会問題を解説する動画をYouTubeにアップし始めます。
最初の頃は再生回数も微々たるものでしたが、「レンタルチャイルド」「迷惑な寄付」といった動画が大バズりしたことをきっかけに、チャンネル登録者が急増しました。
2021年11月にはチャンネル登録者が10万人を突破し、現在に至ります。
原貫太のオンラインサロンSynergyを運営しています
「ともに学び、ともに社会を変えよう。」をキャッチコピーに、国際協力や社会問題をテーマにした「原貫太のオンラインサロンSynergy」を運営しています。
300名以上のメンバーが所属しています(2022年5月時点)。興味のある方は、公式ホームページをご覧ください。
過去のメディア出演・受賞歴など
先ほどTBSで放送された #Nスタ の特集「日本人が見たアフリカの現実」でコロナ関係の話をさせていただきました🙇
— 原貫太 / フリーランス国際協力師 (@kantahara) May 27, 2020
フォロワーのみなさんには事前にお知らせできず申し訳ありません…!3回目の地上波でした笑 pic.twitter.com/cG2mkoMn84
早稲田大学で最も伝統と権威ある「小野梓記念賞」の特別賞を受賞しました。
— 原貫太 / フリーランス国際協力師 (@kantahara) March 24, 2018
受賞理由がとにかく長い!僕の活動は一言で表せないのです。
もうすぐ大学生という身分も終わりを告げますが、より一層の自覚と決意を胸に、世界から不条理を無くすため活動に邁進します。
これからも宜しくお願いします! pic.twitter.com/h2qYVLvIU1
ご覧いただいた皆さま、ありがとうございました。やっぱりプロの撮影と編集は凄いです。「アフリカの問題を何とかしたい」「国際協力に関わりたい」という方は私たちが思っている以上に多い。そんな方たちの想いと共に、より良い未来を一緒に創る、そんな「国際協力」を追求します。頑張ります! pic.twitter.com/KBQgIobXbQ
— 原貫太 / フリーランス国際協力師 (@kantahara) June 18, 2017
原貫太の活動に対するご支援はこちらよりお願いします
原貫太がアフリカで行っている活動は、皆さまからのご支援・ご寄付によって支えられています。
原貫太の活動をご支援いただける方は、以下の方法からご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
★大事なお知らせ★(2022年1月12日更新)
新型コロナウイルスの世界的流行に伴い、現在原はアフリカに渡航することができておらず、支援活動を実施することができておりません。そのため、一時的に新規寄付の受付はストップしている状態です。
原貫太の活動を応援したいと思って頂けました方は、「原貫太のオンラインサロンSynergy」への入会をご検討ください。