原貫太の国際協力ブログ

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社会人は遊べないなんて嘘。大学4年間をどう過ごしたかで、人生は大きく変わる

「社会人になると遊べないから、時間がたくさんある学生のうちに遊んでおくといいよ。」

 

こんなアドバイスしてくる社会人を見ると、なんて無責任な人だと軽蔑してしまう。

 

時間がたっぷりある学生のうちにこそ、自分が好きなことを仕事にするためにトライアンドエラーを繰り返す。そして、自分にとって「遊び」にすら感じられる仕事を見つけ出せたら、「社会人は遊べない」なんて低次元な話はしなくなるはずだ。

 

 

新社会人に伝えたい。敷かれたレールなんてもう存在しない 

社会人になったら毎日定時に出社し、夕方まで働く。運が良ければ出世できるかもしれない。そして、65歳の定年退職までは会社が生活を保障してくれる。

 

そんな「敷かれたレール」があると思い込んでいる大学生が、未だにたくさんいるらしい。特に偏差値の高い大学を出た人だと、就活をすれば「それなりの会社」には就職できてしまうので、そう思い込んでいる人がなおさら多い。

 

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けれど、時代とともにAIやロボットが進歩すれば、「誰にでもできる仕事」はドンドン自動化されていく。いや、「誰にでもできる仕事」でなくても、今ある仕事の多くは自動化されていく。

 

つい数十年前までは駅員が改札で切符を切っていたのが、今では自動改札に変わったように。

 

今後10~20年で、アメリカの総雇用者のうち約47%が職を失う可能性を指摘している研究もあるらしい。

 

しかも、これから日本が超高齢化社会に突入し、近い将来「定年退職」という概念がなくなれば、労働市場はますます縮小し、仕事の奪い合いが起きる。

 

その時、経験もスキルも未熟な若者たちは、「まだまだ元気で経験豊富な高齢者たち」に負けてしまう。 

 

社会人になっても、ワクワクしてる?

「原さんは就活すれば大企業から内定をもらえるはずなのに、なぜお金にもならない事をやっているの?」とたまに質問されるけど、給料や地位や名誉なんて、大学生の今から気にすることではないはずだ。

 

色々な生き方、働き方があっていいと思う。けど、どうせ40年、50年仕事をすることになるのなら、生活の大部分を占める仕事を通じ、ワクワクできる毎日を過ごせる方が楽しくはないだろうか?

 

僕自身、起業してからの毎日は初めての経験ばかり。大変なこともあるが、自分が心から「好きだ」と思える仕事をしていると、自然と毎日ワクワクして過ごせる。

 

たしかに社会人は遊べないかもしれない。けど…

たしかに社会人になって仕事に就いたら、学生の時と比べて余暇を過ごす時間は限られる。読書をしたり、ゲームをしたり、飲み会をしたり…。そんな「遊び」からは遠ざかってしまうだろう。

 

でも、自分が好きなこと、やりがいを感じることが仕事になれば、それが「遊び」になる瞬間がある。実際、僕の周りには大きな会社に属していなければ、給料も大したことないけれど、遊ぶように仕事をしている社会人がたくさんいる。

 

彼らは仕事が楽しくて仕方ないから、「最近、遊べないんだよね…」なんて愚痴をこぼしているのは見たことがない。

 

社会人になる前の大学4年間をどう使うかで、人生は大きく変わる

「社会人は遊べないから…」と文句を垂れている人の多くは、嫌々仕事をしていたり、給料のためだけに働いている印象を受ける。

 

逆に、遊ぶかのように仕事をしている人たちは、毎日イキイキとしている。

 

自分にとっては「遊び」にすら感じられる仕事に就くために、大学生という貴重な4年間をサークル、飲み会、ゲームといった文字通りの「遊び」だけで浪費してしまうのは、すごくもったいないと思うのだ。

 

就職であろうが、起業であろうが、フリーランスであろうが、最終的に落ち着く先は個人の自由だ。でも、楽しい、ワクワクする、そうやって感じられる仕事を手にするために大学生の4年間を活用した方が、長い目で見れば人生は間違いなく楽しくなる。

 

「学生の間にいっぱい遊んでおけよ。社会人は遊べないからな」こんなアドバイスはあまりにもレベルが低い。今はもう2017年。社会の流れに敏感になろう。

 

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