レポートを大学に提出したり、ギリギリまでスタッフと打ち合わせをしたり、京成本線の中ではこの記事を書いたりしていたら、いつの間にか成田空港までやって来ていた。
今年3月上旬にウガンダから日本へと戻り、その後コンフロントワールドを立ち上げ、 5ヶ月間講演や執筆、ファンドレイジングで駆けずり回った。本当に、あっという間だった。
そして今、大きな決断をさせてくれた「あの」ウガンダへまた、僕は戻ろうとしている。こんな人生を送ることになるとは、大学に入学した当初は全く予想していなかった。
ひょんな動機から参加したフィリピンのスタディツアー。最終日、僕はたまたま物乞いする少女と出会って、なぜだか分からないが涙が出るほど悔しくて、なぜだか分からないが「世界を変えたい」と心から思った。「大学5年生になっても卒業していないで、一般企業への就職はやめて、お前は今、南スーダン難民を支援するために起業しているんだぜ」。そんな言葉を当時の僕に掛けたら、彼は何を思うだろうか。
搭乗手続きを済ませ、出発ロビーへと足を運び、Mr.Childrenの『Not Found』を聴くと、アドレナリンがゾクゾク出てくるのを感じる。このクソ広い世界に挑戦してやるんだと、心の底から湧いてくるワクワクが、僕のことを前のめりにさせる。
きっと僕は、これからアフリカと日本を往復する生活を送ることになると思う。そうすると、どこかのタイミングで「慣れ」が生じて、このワクワクも、感じづらくなる日が来てしまうかもしれない。
でも、いつまでも少年のような心で、「世界を変えるんだ」と自己陶酔できるような、カッコいい大人でありたい。そんな僕の背中を見た人が、理由もなく一緒にワクワクして、「世界を変える」ために一歩を踏み出してくれたら、これほど嬉しいことはない。
いざ、再びのウガンダへ。支えてくれるすべての人たち、そして一緒に活動するすべての仲間たちに、感謝を込めて。
最高の2ヶ月間にしてやろう。行ってきます!
*写真は過去の使い回しです。笑
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