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国際協力にはどんな種類があるの?10種類の分野と6種類のアクターを紹介

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。この記事では国際協力にはどんな種類があるのか、10種類の分野と6種類のアクターを紹介しています。

 

国際協力と一言で表しても、その内容やどんな組織が行っているかは様々です。例えばユニセフや国境なき医師団といった団体は聞いたことある人が多いと思いますが、他にも色んな種類の組織、さらには個人が国際協力をやっています。

 

 

国際協力の入門者でもわかるように、国際協力を教科書のように分かりやすく解説しました。こちらの記事も読んでみてください!
国際協力とは具体的に何か?まるで教科書のようにわかりやすく解説

 

国際協力とは?10種類の分野を紹介

国際協力 種類

国際協力の分野や種類は多岐に渡る

 

国際協力はフワッとした言葉ですが、一言でまとめると以下のように要約できます。

 

国際協力とは、戦争や貧困、環境破壊といった地球規模の様々な課題を改善・解決し、より良い世界を築くため、国籍や人種などの立場にとらわれることなく、国際機関・政府・民間・個人などあらゆる立場の人々が様々な協力活動を行うこと

「国際協力とは具体的に何か?まるで教科書のようにわかりやすく解説」より引用)

 

国際協力で具体的にやる活動は、大きくわけると2種類があります。緊急援助と開発援助です。

 

緊急援助とは、台風や地震などの自然災害が起きた時や、どこかの国で戦争が起きている時に行われる国際協力です。「人道支援」と呼ばれることもあります。

 

一方の開発援助とは、基本的には治安が安定し、地元の人たちも普通に生活している国で社会福祉や教育、医療、インフラなどをより向上させるために行われる国際協力です。

 

緊急援助も開発援助も、その中にさらに色々な分野があります。国際協力にはどんな分野があるのか、いくつか例を挙げてみます。

 

  1. 教育
  2. 医療・福祉
  3. 公衆衛生(水など)
  4. 農業
  5. 環境保護
  6. インフラ整備
  7. 金融
  8. 就労支援
  9. 平和構築
  10. 紛争解決

 

他にも分野はありそうですが、とりあえず10種類挙げてみました。

 

国際協力は大きくは緊急援助と開発援助の2種類しか存在しませんが、その中にも色々な分野があり、多岐に渡る活動なのだと理解しておきましょう。

 

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国際協力とは具体的に何か?その定義から必要性まで日本一わかりやすく解説します - 原貫太のブログ

 

国際協力のアクターにはどんな種類がある?

国際協力 種類

NGOの一員として、南スーダン難民の教育支援をしていた

 

国際協力を行っているアクターの種類としては、以下の6つが挙げられます。

 

  1. 国際機関
  2. 政府
  3. NGO
  4. 企業
  5. 開発コンサルタント
  6. 個人

 

国際協力のアクター① 国際機関

一つ目のアクターは国際機関です。国際機関はさらに4種類に分かれます。

 

  1. 国際連合
  2. 国連総会により設立された国連の下部機関
  3. 専門機関
  4. その他の国際機関

 

こういった国際機関で働く人たちを「国際公務員」と呼びます。国際公務員に興味のある方は、こちらの記事も読んでみてください。

国際機関で働く夢を持つ人は、この質問に答えられる?【どの組織で何をしたいの?】 - 原貫太のブログ

 

国際協力のアクター② 政府

二つ目のアクターは政府です。

 

国際協力は各国の政府によっても行われており、政府による国際協力をODA(政府開発援助)と呼びます。日本政府の場合は、JICA(国際協力機構)が主に担当しています。

 

JICAの場合は、医療や教育面で貧困層の人たちを直接的に支援する国際協力だけではなく、発展途上国、例えばカンボジアやケニアといった国の道路建設をやったり、川に橋をかけたり、上下水道を整備したりなど、いわゆるインフラ面の国際協力も行っています。

 

国際協力のアクター③ NGO

国際協力 種類

過去インタビューに答えてくれた、NGO駐在員としてアフリカで働く鈴鹿達二郎さん

 

三つ目のアクターはNGOです。

 

NGOとは、英語でNon Governmental Organizationの略称で、日本語では「非政府組織」と呼びます。政府ではない、市民が運営する組織です

 

国連や政府に比べて、NGOは現地の人たちとより近い距離で国際協力をしている組織が多いです。国連や政府のような大きな組織では支援が届きにくい人たちに対して、一人ひとりに寄り添った国際協力をしているイメージですね。

 

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NGO駐在員がアフリカ人から学んだ、人と”繋がる”生き方【鈴鹿達二郎さんインタビュー】 - 原貫太のブログ

 

 

NGOは日本だけでも400以上、小さな団体も含めるとそれ以上の数が存在すると言われています。NGOを詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

NGOとは何か?元NGO職員が日本一わかりやすく、簡単に解説します! - 原貫太のブログ

 

国際協力のアクター④ 企業

四つ目のアクターは企業です。企業による国際協力は、大きく2種類に分けられます。

 

  • ソーシャルビジネス
  • CSRに伴う国際協力

 

ソーシャルビジネスは、社会問題の解決を目的とするビジネスを指します。収益を上げながらも、同時に社会課題の解決を目指すビジネスです。

 

例えばアフリカでは蚊が媒介するマラリアによって亡くなる人がたくさんいますが、マラリアが流行している地域で安価かつ高機能の蚊帳を売ることも、ソーシャルビジネスの一つです。

 

蚊帳の売上で事業を継続するための利益を出しながらも、同時にマラリアによる乳幼児死亡率などを下げることができます。

 

また、「企業の社会的責任」と呼ばれるCSRの一環で国際協力を行っている企業もあります。事業の収益の一部を、発展途上国やNGOの活動に寄付するのです。

 

前述のソーシャルビジネスに比べると間接的にはなりますが、これも企業による国際協力の一つです。

 

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あなたにできる国際協力!寄付や情報発信、プロボノなどできること7つ紹介 - 原貫太のブログ

 

国際協力のアクター⑤ 開発コンサルタント

五つ目のアクターは開発コンサルタントです。

 

開発コンサルタントとは、主に新興国で開発援助や経済・貧困対策、インフラ施設や教育、保険・医療などの分野で、政府やJICA、日本企業などから依頼を受けて仕事をする職業を指します。

 

開発コンサルタントに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

開発コンサルタントとは?必要なスキルから年収、やりがいまで解説 - 原貫太のブログ

 

国際協力のアクター⑥ 個人

国際協力 種類

僕は個人でアフリカ支援を続けている

 

六つ目のアクターは個人です。僕のようにフリーランスとして国際協力をやることもできますし、人によってはアフリカに一人で渡って、個人で学校を運営しているような人もいます。

 

個人で国際協力をやる場合は、国連やJICA、NGOのように給料が支払われることはありません。そのため個人で国際協力をやる上では、「いかにして収入を得るか」が大きな課題でした。

 

しかし近年は、世界中のどこにいてもインターネットに繋がることができます。そのため僕自身は、ブログを書いたりYouTubeを投稿したりすることで、自らの収入を生み出しながら個人での国際協力を続けています。

 

また、国連やJICA、NGOに比べると個人で国際協力をやるインパクトはとても小さいですが、その一方でインターネットの力を使うことにより、社会や人に対する影響力を拡張することはできます。

 

YouTubeでも国際協力や世界の問題に関する発信を個人で続けているので、ぜひ僕のチャンネルもご覧になってください。

フリーランス国際協力師原貫太のYouTubeチャンネル

 

国際協力の種類 総まとめ

  • 国際協力の活動には具体的に2種類「緊急援助」と「開発援助」があるが、分野は教育や医療、公衆衛生、農業、環境保護、平和構築など多岐に渡る
  • 国際協力を行っているアクターの種類として①国際機関②政府③NGO④企業⑤開発コンサルタント⑥個人が挙げられる

 

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