原貫太オフィシャルブログ

フリーランス国際協力師原貫太のオフィシャルブログです。

国際協力おすすめ本32選 入門書から常識をブチ破る本、洋書までドドンと紹介

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。この記事では、僕が読んだ国際協力に関連するおすすめ本を32個紹介しています。


国際協力の仕事には、何といっても経験が求められます。とはいえ、僕自身はまだ20代のぺーぺー。浅はかな経験を埋め合わせするために、国際協力やNPOに関連する本はたくさん読みました

 

ここで紹介する本はどれも良書なので、時間をかけてでもぜひ読んでみてください。それでは早速行きましょう! 

 

 

「そもそも国際協力とは何か?」を体系的に理解されたい方は、まずはこちらの記事を読んでみてください!

www.kantahara.com 

 

国際協力の入門者におすすめの本

まずは国際協力に興味を持ち始めたばかりの人におすすめの本から紹介します。

 

「国際協力」をやってみませんか? 仕事として、ボランティアで、普段の生活でも

 

国際協力に関心を持ち始めた入門者におすすめしたい本。「いつ」「だれが」「どこで」「何を」「どのように」「なぜ」国際協力をするのか、丁寧な筆致で解説してくれる『THE 国際協力入門書』とも呼ぶべき一冊です。

 

著者は元国境なき医師団日本理事の山本敏晴さん。国際協力のレジェンド的存在ですね。

 

入門者のみならず、すでに国際協力の世界で活動している人にとっても、体系的に国際協力を学び直すのにおすすめできる本です。  

 

国際協力師になるために 

 

同じく山本敏晴さんが書いた本。「国際協力を仕事にしたい」と考え始めたら、一度は目を通しておきましょう。

 

『国際協力師になるために』では「そもそも国際協力師とは?」「国際協力師になるための条件とは?」など、国際協力を仕事にするための”イロハ”が、山本さんのこれまでの経験と一緒に書かれています。

 

ただし、出版が2007年のため、一部情報が古いものも含まれます。そのため『国際協力師になるために』を読みたい方は、僕の書いた記事「国際協力師とは?本の情報が古いので2020年最新情報で解説します」を読んでから購入していただければと思います

 

国際協力師たちの部屋 特別版―ゼロから考える“本当の”国際協力―

 

大学卒業後に新卒で国際協力NGOに就職した延岡由規さんと、大学在学中に国際協力NGOを起業した原貫太(つまり、僕です)の共著です。

 

当時執筆していた有料マガジンを書き下ろしたものですが、本書で扱ったテーマは大きく6つ、

 

  • vol.1 そもそも『国際協力』って何?
  • vol.2 国際協力の必要性って?なぜ日本の社会問題ではダメなの?
  • vol.3 なぜ学生時代に国際協力に携わるのに社会人になると辞める人が多いの?
  • vol.4 「国際協力」とか「世界平和」、誰のためにやっていますか
  • vol.5 新米国際協力師、原・延岡の一日のスケジュールは?毎日何をしているの?
  • vol.6 自分で選んだ「国際協力」の道、やめたいと思った瞬間はありますか?

 

国際協力を基礎の基礎から学びたいという人には、ぜひ読んでほしい一冊です。

 

前出の『国際協力師になるために』が2007年出版なのに対して、『国際協力師たちの部屋』は2018年に出しました。イメージとしては『国際協力師になるために』をアップデートしたものと捉えてもらっても構いません。

 

『国際協力師たちの部屋』はKindle Unlimited登録作品のため、30日間のKindle Unlimited無料トライアル*を利用すればタダで読むことができます。スマートフォンで読むことも可能です。

 

 

*31日目を迎える前にKindle Unlimitedを解約すればお金はかかりません。

 

国際協力のレッスン―地球市民の国際協力論入門

 

大学の国際協力センターやボランティアセンターに行けば、この本はだいたい置いてある気がします。僕は海外ボランティアの活動を始めたすぐの頃、大学の教授からおすすめされて読みました。

 

国際協力をさらに深く学ぶのにおすすめの本

さらに深く国際協力や開発の世界を勉強したい人におすすめの本を紹介します。

 

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣☚おすすめ

 

2019年最も話題になった本の一つ、ファクトフルネスです。読んだことある方も多いと思います。本当は入門書として紹介したいくらいおすすめの本なのですが、とはいえ難しい内容も多いのでこちらに含めました。

 

国際協力に携わる上では、まずは現状の世界を正しく認識することが大切です。そのために、ぜひおすすめしたい一冊。ボリュームが多いので、一回読むだけではすべてを理解し切ることは難しいはずです。僕は2周目を読んでいます。

 

調べれば要約や解説記事がたくさんありますが、国際協力に携わりたい人なら一度はじっくりと、時間をかけて本書を読むことをおすすめします。

 

国際協力 -- その新しい潮流 第3版

 

僕が早稲田大学に通っていた頃に履修していた「国際協力学」なる授業で、教科書として使われていました。2016年に第3版が出版されています。

 

ODAやNGO、民間による国際協力を体系的に整理しており、「国際協力学」を学び始めるならおすすめの一冊。電子版も発売されています。

 

テキスト国際開発論―貧困をなくすミレニアム開発目標へのアプローチ

 

国際協力の世界に本格的に関心を持った大学2年時、ボロボロになるまで何度も読み返した本。編著は早稲田大学国際学術院アジア太平洋研究科教授の勝間靖先生です。

 

2000年に国連加盟国が合意した「ミレニアム開発目標」を軸に、現代の国際社会が抱える主要な問題群を解決するための理論と実践をともに学ぶテキスト。国際機関、援助実施機関、NGOなどでの実務経験をもつ執筆陣が自身の経験もふまえて解説する。Amazon商品ページより引用)

 

ミレニアム開発目標(MDGs/Millennium Development Goals)は2015年末に終わりを告げ、現在では持続可能な開発目標(SDGs/Sustainable Development Goals)に移行していますが、それでもこの本を読めば、少なくとも開発分野に関する経験不足はかなり補えるはずです

 

当時まだ学生だった僕が、国際協力の業界で働く人たちと議論できるようになったのは、この本のおかげといっても過言ではありません。 

 

国際政治学をつかむ 新版

 

こちらは僕がアメリカ留学でInternational Relationsを勉強し始める前に、ひたすら読み込んだ一冊。3周は読みました。

 

国際協力に興味を持ったら、国際政治学(国際関係学)の本も一緒に読んでみましょう。マクロな視点で戦争や平和について考えることができます。

 

『国際政治学をつかむ』は「歴史」「理論」「アクター」「イシュー」という4つの章から、国際政治学をバランスよく学ぶことができます。国際政治学に興味を持ったら最初に手に取ってほしい一冊ですし、学部レベルの知識ならこの本に載っている内容をマスターするだけでも十分な気がします。

 

Shaping the Developing World☚おすすめ

 

あえて一冊だけ英語の本も紹介しておきます。『Shaping the Developing World』です。

 

アメリカに留学していた頃、1・2年生向けの「国際開発入門」の授業で使われていました。死ぬほど読み込みましたね。かなり綺麗にまとまっているので、国際協力や開発、その基礎を英語で広く勉強したい人におすすめの本です。

 

洋書なので紙版を購入するのはなかなか難しそうですが、Kindle版ならすぐに購入できます。値段は10,000円とお高いですが、「英語も鍛えつつ、国際協力も勉強したい。」という人にはこの本をおすすめします

 

反・国際協力を学ぶのにおすすめの本

続いて「そもそも国際協力って必要なの?開発って正しいの?」といったマインドを養うのにおすすめの本を紹介します。

 

経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか☚おすすめ

 

2019年に読んだ本の中でベストな一冊でした。社会に対する「常識」がブチ破られます。

 

「そもそも経済成長って正しいの?」「途上国って開発されるべき対象なの?」「いい加減、地球温暖化ヤバくない?」「いつになったら人類は目を覚ますの?」といった疑問を持っているなら、間違いなくドはまりする一冊です。

 

日本の政治や社会の空気に違和感を抱いている人にも、ぜひ手に取ってほしい一冊。文量はそれほど多くないので、一気に読めると思います。何度でも読み返したい。僕の国際協力に対する哲学は、この本にかなり支えられているかもしれません。

 

国際貢献のウソ

 

国際協力にキラキラしたイメージを持っている人におすすめしたい本です。たぶんですが、国際協力に対する捉え方が変わり、良い意味で考え直すことになると思います(笑) 

 

  • 「NGOをはじめとする国際協力は、『貧困』を商品とするスキマ産業である」
  • 「国際NGOに必要な人材はリストラできるマネージャーである」
  • 「国連は費用対効果を考えない官僚組織である」

 

など、世間一般で考えられている国際協力の綺麗なイメージとは違う「汚い現実」を教えられます。

 

著者は「紛争屋」としても知られる東京外国語大学教授の伊勢崎賢治先生。国際協力の業界では、重鎮的存在です。この本に対しては批判も多いようなのですが、理論と実践、その両方を極めている伊勢崎先生だからこそ、僕は説得力を感じながら読むことができました。おすすめします。

 

本当の戦争の話をしよう: 世界の「対立」を仕切る

 

こちらも伊勢崎賢治先生が書かれた本です。紛争や平和構築の本当の姿と共に、目まぐるしく変わる国際情勢における日本人の立ち位置を再確認できるおすすめの一冊。

 

文量もかなりあるので、読了後はお腹いっぱいになります。

 

国際協力のロールモデルを探したい人におすすめの本

国際協力を仕事にしている人には、本を書いている人も多いです。これから国際協力の道を目指す人には、こういった自伝的書物をたくさん読むことをおすすめします。

 

紛争地の看護師☚おすすめ

 

めちゃくちゃおすすめです。2019年に読んだ本の中で間違いなくトップ5に入ります。著者は国境なき医師団看護師の白川優子さん。

 

遠くの世界で起きている出来事として感じていたシリアや南スーダンの紛争。白川優子という一人の人間を通じて知るだけで、こんなにもリアルなものになるとは思ってもいませんでした。

 

白川さんとは個人的に親交もあるのですが、その優しいお人柄からは想像もできないくらい厳しい現場で支援活動に携わってきた、真の人道支援のプロフェッショナルです。強くおすすめします。

 

▼白川優子さんが書いたこちらの記事もご覧ください▼

www.kantahara.com

 

職業は武装解除

 

武装解除のプロフェッショナルとして20代から世界中の紛争地に足を運び、平和構築に携わってきた瀬谷ルミ子さん。平和な世界を創るため、彼女がどんな仕事に携わっているかを理解できるだけではなく、その哲学的な言葉には重みがあります。

 

紛争地にいると、一人ひとりの命の重さと人生の価値が、「人類みな平等」ではない現実に日々、直面する。ある紛争の被害者の数は、八十万人から百万人と推定されている。誤差の二十万人の人生一つひとつに、注意を向ける人は誰もいない。でも、その一人ひとりに、確実に人生は存在する。『職業は武装解除』より引用)

 

書評も書いているので、こちらも合わせて読んでみてください。将来的に紛争解決や平和構築に携わりたい人にはおすすめの本です。

www.kantahara.com

 

こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した

 

僕もかつてインターンをしていた、アフリカで元子ども兵の社会復帰支援に取り組む認定NPO法人テラ・ルネッサンス創業者・鬼丸昌也さんの自伝です。

 

特に国際協力NGOの起業を考えている人におすすめしたい本です。鬼丸さんがどのようにしてテラ・ルネッサンスを作っていったか、そのプロセスが分かります。僕も大学在学中にNGOを起業した時、この本は参考にさせてもらいました。

 

世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際支援

f:id:KantaHara:20180419182253p:plain

 

自分の書いた本ですみません。でも、やっぱり読んでほしいです。特に学生の方にはぜひおすすめさせてください。

 

誰だって、一度は思ったことがあるだろう。今この瞬間にも、世界には紛争や貧困で苦しんでいる人がいるのはなぜなのだろうと。その人たちのために、自分にできることはなんだろうと。

 

僕は、世界を無視しない大人になりたい。  —本文より抜粋

 

大学3年生の時、旅行で訪れたウガンダ共和国。そこで元少女兵のアイ―シャさんと出会ったことが、僕をアフリカ支援に駆り立てました。第一章まで全文無料公開しているので、ぜひ読んでみてください。

www.kantahara.com

 

この記事を読んでくれた方限定で、紙版の価格が10%オフになるクーポンコード「osusume10」も用意しました。ご活用ください。

 

紙版の購入はこちら

 

Kindle版の購入はこちら

 

なお、『世界を無視しない大人になるために』はKindle Unlimited登録作品のため、30日間のKindle Unlimited無料トライアルを利用すればタダで読むことができます。ぜひお試しください。

 

 

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記

 

バングラデシュで「途上国発バックブランド」を立ち上げた山口絵里子さんの自伝エッセイ。「こんなスゲェ人がいるのかwww」と、思わず読みながらニヤニヤしました。「行動力を手に入れたい」と考えている人には、ぜひおすすめしたい本です。 

 

2、3とシリーズ化されているので、すべて読むことで山口絵里子さんの人生や考え方を深く理解することができます。

 

山口さんが創業したマザーハウスはソーシャルビジネスの第一線を走る会社なので、国際協力という文脈だけではなく、社会起業に興味ある人にもおすすめの本です。

 

前へ ! 前へ ! 前へ ! ― 足立区の落ちこぼれが、バングラデシュでおこした奇跡。

 

学生時代にe-educationを創設した税所篤快さんの本。僕にとっては、早稲田大学の先輩にあたります。国際協力に携わりたい、もしくはすでに携わっている学生におすすめします。

 

僕自身はバングラデシュ支援の学生団体で活動していた時、初めての現地渡航直前にこの本を読みました。「大学生だってここまで国際協力をやれるのか…!」と、モチベーションが爆発したのを覚えています。

 

歩き続ければ、大丈夫。

まだインターネットも存在せず、アフリカに関する情報もほとんどない中、35歳でケニア・ナッツ・カンパニーを創業した佐藤芳之さんの著作です。70歳を超えた現在も、新しいビジネスに挑戦し続けています。

 

アフリカや国際協力、ソーシャルビジネスに関する情報だけではなく、生き方も教えてくれる、哲学的な内容にも富んだ一冊です。アフリカ界隈では人気の高い本ですね。

 

世界を救う7人の日本人 国際貢献の教科書

 

仕事として国際協力に携わるイメージをより明確にするためには、「先輩たち」から学ぶことが一番。この本では、国際協力の実務に関わる7人が池上彰さんの視点から紹介されています。

 

緒方貞子氏をはじめ、食、教育、医療、経済などの分野で、途上国を舞台に活躍する熱いプロフェッショナルたちが登場。彼らとの対話を通じ、池上彰が日本の支援の重要性、グローバル社会における途上国でのビジネスチャンスなど、世界の「いま」をわかりやすく解説。(Amazon 商品ページより引用)

 

特に最終章の「池上彰×緒方貞子」対談は、非常に読み応えがありました。レイアウトも読みやすく工夫されているため、この本なら読書が苦手な人でも一気に読み切れるはず。おすすめです。

 

アフリカで起きる紛争を理解するのにおすすめの本

「なぜアフリカから紛争はなくならないのか?」 といった疑問を持っている方におすすめの本を紹介します。

 

ぼくらのアフリカに戦争がなくならないのはなぜ?☚おすすめ

 

アフリカ支援に携わりたい人には、強くおすすめする本です。僕は6周読みました。

 

僕が「人生の師匠」として尊敬する、認定NPO法人テラ・ルネッサンス理事長小川真吾さんの本です。アフリカで紛争がなくならない原因は決してアフリカの中だけにあるのではなく、歴史的背景や先進国の経済的利害と深い関わりがあることを、小川さんの現場経験を踏まえながら教えてくれます。

 

きっと、多くの日本人にとって「目から鱗」であると同時に、読み終わった後にはアフリカの紛争を遠くの世界の出来事で終わらせることができず、「何か行動を起こしたい」と思わされるでしょう。

 

何よりも、ウガンダが内戦中だった頃から現地に入り、元子ども兵の社会復帰支援をゼロから立ち上げた小川さんの言葉は、ひとつ一つ重みがあります。読めば読むほどアフリカで起きている紛争を深く理解できる本です。おすすめします。 

 

ぼくは13歳 職業、兵士。―あなたが戦争のある村で生まれたら

 

こちらも小川真吾さん、また『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』の鬼丸昌也さん共著の本です。個人的には『ぼくらのアフリカ』のほうをよりおすすめしますが、特に子ども兵の問題に関心ある人にはこちらをおすすめします。

 

ルポ 資源大陸アフリカ―暴力が結ぶ貧困と繁栄

 

毎日新聞のアフリカ特派員として取材をされていた新聞記者・白戸圭一さんの本です。先進国の経済的繁栄が、アフリカで吹き荒れる暴力と貧困の上に成り立っていることを痛感させられるおすすめの一冊です。

 

ジャーナリストの方が現場で取材をした話を元に書かれているので、とにかくリアルで内容が分厚く、読了後にはずっしりとした重い気分にさせられます。おすすめです。

 

すべては救済のために――デニ・ムクウェゲ自伝

 

2018年にノーベル平和賞を受賞したデニ・ムクウェゲ医師の自伝です。

 

コンゴ民主共和国東部では、住民を服従させる手段としてレイプが使われている。この事実を知った時、僕自身大きな衝撃を受けました。ムクウェゲ医師の生涯を通じて、コンゴで今なお続いている不条理な痛みを感じられるはずです。

 

貧困のリアルを知りたい人におすすめの本

ここではルポライターの石井光太さんが書かれた本を2冊紹介します。石井さんの書いた本はどれも重たいのですが、特におすすめするのは『絶対貧困』と『レンタルチャイルド』です。

 

絶対貧困―世界リアル貧困学講義☚おすすめ

 

バングラデシュで貧困問題に取り組んでいた時に、何度も読み返した本です。「貧困のリアルは現場に行かなければ知ることはできない。机上の勉強では分からない」とよく言われますが、このルポタージュからはその「リアル」がひしひしと伝わってきます。

 

「まずは貧困のリアルを知ってみたい」という人におすすめの本です。

 

レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち

 

この本は、衝撃度では人生で読んだ本の中ではトップレベルに高いです。物乞いビジネスの闇深さを知りたい人におすすめの本です。

 

世界には物乞いのためにわずか数百円で貸し借りをされる子どもたち、「レンタルチャイルド」がいます。中には手足を切断されたり、目を潰されたりして、よりみすぼらしい格好にさせられる子どもも。

 

そんなレンタルチャイルドの問題を、筆者の取材を元にストーリー仕立てで伝えてくれる一冊です。とにかく衝撃度が凄い。

 

 

NPOやソーシャルビジネスを理解したい人におすすすめの本

NPO・NGOやソーシャルビジネスを理解したい人におすすめの本も紹介しておきます。

 

初歩的な疑問から答える NPOの教科書

 

NPO入門書の決定版とも呼ぶべき一冊。NPOを基礎の基礎から理解したい人におすすめです。

 

NPO初心者である乙武洋匡さんと、長くNPO業界を引っ張ってきたドットジェイピーの佐藤大吾さんとの対談形式のため、非常にわかりやすく書かれています。 

 

20代からはじめる社会貢献: 400社が支援した「社会起業」とは

 

思い返せば、僕が人生で初めて読んだ国際協力やNPOに関する本はこれでした。高校生の頃い父親からおすすめされ、手に取りました。

 

著者は食事代の一部(20円)がアフリカの学校給食支援に充てられる「Table For Two」という仕組みを作った小暮真久さん。「Table For Two」は認定NPO法人ですが、画期的な仕組みが求められるソーシャルビジネスの具体例を知りたい人にはおすすめの本です。

 

「社会を変える」を仕事にする ― 社会起業家という生き方

 

病児保育サービスに取り組む認定NPO法人フローレンス代表・駒崎弘樹さんの本です。

 

駒崎さんは間違いなく、日本のNPO界をけん引する第一人者。NPOやソーシャルビジネスを志す人にとって、大きなロールモデルです。おすすめします。

 

なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。

 

クラウドファンディングの「CAMPFIRE」創業者・家入一真さんの著作。直接的に国際協力に関連する本ではありませんが、NPO・ソーシャルの分野を志す人にはぜひおすすめしたい一冊です。 

 

どれだけ社会に良い活動をやろうと思っても、どうしてもお金に向き合わなくてはならない時があります。行き過ぎた資本主義を再考しつつ、「社会にとって良いお金の回り方」を考える上でおすすめの本です。

 

改訂版 ファンドレイジングが社会を変える (非営利の資金調達を成功させるための原則)

 

NPO関係者は必読のおすすめ本です。ファンドレイジングの基礎から応用編まで、幅広く学べる一冊です。

 

ファンドレイジングは「ファン度」を「上げる」ことだと考えていましたが、それよりもさらに深い所まで学ぶことができました。僕もファンドレイジングの魅力に憑りつかれてしまいそうです。

 

新版 自分たちでつくろうNPO法人!

かなりの専門書になってしまいますが、国際協力をするためにNPO法人の起業を考えている人にはおすすめの本です。僕がNPO法人を起業した時は、手続きなどはこの一冊でほぼすべて理解できました。 

 

さいごに

以上、国際協力に関連するおすすめの本を23個紹介しました。

 

たくさん紹介しましたが、どれから読もうか迷っている人は、ぜひ拙著『世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際支援』を手に取っていただければ幸いです。

 

この記事を読んだ人限定で、紙版が10%OFFになるクーポンコード「osusume10」もぜひご活用ください。

 

▼紙版の購入は以下から▼

 

Kindle Unlimitedの無料体験を使えば、タダで読むこともできます。