原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から新時代の働き方、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

【旅行者必見!】ぶっちゃけアフリカの治安は良いのか?

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たくさんの人から「アフリカに旅行したい」と言われます。でも、「費用」と並んで問題に上がるのが「治安」の心配です。

 

 

これまで現地に長く滞在し、支援活動にも携わっていた原貫太がアフリカの「治安」について解説します。

 

 

 

 

アフリカは「遠くの世界」→「治安が悪い」というイメージ

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外務省の調査によれば、平成27年度末時点におけるパスポートの数は約3058万冊で、国民の約4人に1人しかパスポートを所持していないことになります。

 

 

比較的時間のある20代のパスポート保有率が53%と、各世代の中で最も高くなってはいるものの、若い人のパスポート取得率は年々下がっているとの話も聞きます。早稲田大学に通う僕の周りでも、海外に足を運んだことが一度も無いという人はチラホラいます。(データ参照元:日本のパスポート保有率は24%!! 20代の保有率は?保有率最下位の都道府県は…?

 

 

つまり、そもそも「海外に足を運んだことがない」という人がたくさんいるのです。そんな中、文化も環境も大きく異なるアフリカは、ほとんどの日本人にとっては「どこか遠くの世界」でしょう。その異質性は、「治安が悪い」というイメージを日本人に植え付ける大きな要因になっているはずです。

 

 

年2回アフリカに行く僕も治安が心配だった

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南スーダン難民居住区で活動していた時の原

 

今年だけでも4か月以上をアフリカで過ごした原。これまでウガンダ、ルワンダ、ブルンジに滞在。旅行のみならず、難民の支援にも携わってきました。

 

 

初めてアフリカを訪れたのは大学3年生の冬です。でも、正直それまでは僕も「アフリカは治安が悪いのでは?」というイメージを持っていました。フィリピンやバングラデシュに渡航した経験はあったけれど、アフリカはちょっとレベルが違うだろ。そんな感じで考えていましたね。

 

 

僕個人は危険な目に遭ったことがない

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ウガンダ首都カンパラのストリートチルドレンと

 

「アフリカに行く!」なんて言った日には、周りの人からむちゃくちゃ心配されます。「アフリカなんて行って大丈夫?誘拐されない?テロに巻き込まれない?」と、僕は両親からたくさんの愛を注いでもらいました。

 

 

でも、僕個人はこれまで一度も危ない目には遭っていません。

 

 

当然、渡航する国にもよるでしょう。ソマリアや南スーダンといった紛争地に足を運ぶのは、もっての外です。でも、例えば僕が滞在していた東アフリカのウガンダルワンダは、外国人旅行者も多く、比較的治安が安定している国です。

 

 

ルワンダなんて治安が良すぎて、「ここは本当にアフリカなのか…?」と思うくらい。日本人大学生も旅行で訪れる人が多い国ですね。僕も21時以降に公共バスを使ったりしていましたが、危険は全く感じませんでした。

 

 

ウガンダでも、現地でビジネスをしている伊藤淳さんは、首都カンパラ付近で起きる窃盗や強盗を指摘しながらも

 

治安も隣国に比べると安定しており、気を付ければ夜間でも外に出歩く事ができます。「住所のない国で、地図の読めない人たちと、バイク便事業を始めた話。」より引用) 

 

と言っています。

 

 

隣国ケニアの首都ナイロビや南アフリカのケープタウン・ヨハネスブルクなどでは、富裕層と貧困層の経済的格差も大きく、ウガンダやルワンダに比べると圧倒的に治安は悪い。それでも、外国人観光客はたくさんいます。

 

 

アフリカに長く駐在している援助関係者(国連やNGOの駐在員など)だって、殺人や強盗といった凶悪犯罪に巻き込まれるのは2~3年に一回あるかどうかと言われています。「夜遅くには一人で出歩かない」「金品はできる限りスーツケースにしまって持ち歩かない」「女性は肌を余計に露出しない」といった基本的な注意さえ守っていれば、そのような凶悪犯罪に巻き込まれることはほぼあり得ません。

 

 

当然、財布やスマホを盗まれたことも一度もありません。一度だけ、ウガンダを旅行しているときにバイクタクシーを使って移動していたら、乗っていたバイクが車と接触して転び、膝を擦りむいたくらい。あれは到着して初日だったので早速ウガンダが嫌いになったけど(笑)、大事には至りませんでした。

 

 

繰り返しますが、基本的な注意事項をしっかりと守っていれば、数週間のアフリカ渡航で犯罪に巻き込まれることはほとんど無いと言えるでしょう。

 

 

治安が安定している国であっても、リスク管理はしよう

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治安が安定している国であっても、当然ながら用心するのは必要です。「海外を旅行する時に一番怖いのは慣れだ」と僕も書いています

 

 

ただ、どんなに用心していても、アフリカ滞在に予期せぬハプニングは付き物。例えば世界一周している旅慣れた人が、乗り合いバスで全く気付かぬ間に財布を盗られていた、という話も聞いたことがあります。リスクを全くのゼロにすることは不可能に近い。

 

 

だからこそ、日本のような治安は決して期待できない国に足を運ぶ時は、旅行保険に加入するなどの「準備」は必ずやって下さい。たとえ1週間の滞在であったとしても、必ず保険には加入する。僕もバングラデシュに行った時には、現地に20年以上暮らしている日本人の方から「健康と安全はお金で買わなきゃアカン」と言われました。

 

 

現地で何かのトラブルに巻き込まれ、海外旅行保険に加入していなかったためにせっかくの旅行やインターンシップ、ボランティアが台無しになるのは本当にもったいない。アフリカに行く時、僕は2回連続で 海外旅行保険のAIU を使いました。補填内容が手厚いので安心です。

 

 

他にも、何か起きてしまった時にすぐに現地の知り合いに連絡が取れるよう、日本からグローバルWi-Fiを持参するというのもリスク管理の一つです。僕は現地のポケットWi-Fiや携帯電話を持っていましたが、知り合いの日本人は生まれて初めてのアフリカということもあり、日本からイモトのWiFi を持参していました。値段も定額で一日680円~の上に、現地のネット回線では電波が立たないようなド田舎でも高速スピードでネットが繋がっていました。

 

 

色々語ったけど、アフリカだって旅行すること自体は凄くない

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20代前半からアフリカに何度も足を運んでいると、周りの人から「グローバルですね」「国際人で凄い」などと声をかけられます。

 

 

けど、今の時代は海外へ足を運ぶこと自体は凄いことではない。それは、アフリカだって同じです。どんな目的を達成するために、現地では何をして、そして帰国後、もっと言えば今後の人生にどのように活かしていくかを考えることが大事です。

 

 

「大学生は海外へ行くべきだ」と一様に叫ばれることがあります。たしかに、異文化に触れることや日本語が通じない場所でのコミュニケーションを取ることは、その人成長に繋がるでしょう。日本とは全く異なる環境が広がっている途上国であれば、そこに行くだけでもきっと成長することができます。

 

 

ただ、アフリカへ行くこと自体が目的化してしまっては、当然得られるものは相対的に少なくなりますよね。

 

 

だからこそ、関心を持つきっかけは何でもいいから、どんな目的を達成するため、現地では何をして、そしてその後の人生にどのように活かしていくかを、後付けでも良いからちゃんと考えておくこと。

 

 

これからアフリカへ行きたいと考えている人たちは参考にして下さい!

 

 

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