原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から新時代の働き方、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

ルワンダの治安は?旅行者が最低限気をつけるべき4つの安全対策

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1994年の大虐殺で国民の約10%にあたる80万人が殺害された、東アフリカの小国ルワンダ。「ルワンダ虐殺」の話だけを聴くと、「危ない」「治安が心配」といったイメージを持つかもしれません。

 

僕は過去2回ルワンダに足を運んでいますが、結論から言います。めちゃくちゃ治安が良いです。 

 

内戦終結から23年が経ち、国際社会からの援助やルワンダ政府の統治によって、急激に経済成長するとともに、首都キガリを含む全土で治安が安定しています。

 

 

アフリカに初めて足を運ぶ人にもオススメのルワンダ。旅行者の目線に立って、現地の治安事情を解説します!

 

 

 

 

ルワンダの治安事情

夜間にバスを乗っても危険を感じない

ルワンダ 治安

photo by Kanta Hara

 

アフリカ大陸の中で、僕が初めて訪れた国がルワンダ。一人での訪問でしたが、危険な目に合うことはありませんでした。

 

 

印象に残っているのが、夜間のバス。

 

宿泊先にインターネット環境が無かった僕は、町の中心部にあるカフェで夜遅くまで作業をし、夜21時を過ぎてからバスで帰路に就いていました。

 

 

アフリカはもちろんアジアでも、途上国滞在中は「夜間の外出は控える」というのが基本。仮に出歩く場合は、信頼できるタクシー(車)を使います。でも僕は、ルワンダの治安が良いことを元々知っていたこと、また当時は一人旅でお金をあまり持っていなかったこともあり、バスを使っていました。

 

 

スリを警戒しバッグを前に抱えてはいましたが、車内は明るく、危険な雰囲気は感じませんでした。

 

 

ストリートチルドレンがいない

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経済成長が著しい発展途上国、その首都に足を運べば、必ずと言っていいほど路上で生きるストリートチルドレンと出会います。

 

が、ルワンダにはストリートチルドレンがほとんどいません。人が集まるバスターミナルでは何人かのストリートチルドレンと出会いましたが(写真上)、それでも数えるほどです。また、路上暮らしをしている大人も、ほとんど見かけることはありません。

 

 

現地在住の日本人から聞いた話によれば、治安当局がストリートチルドレンを町から追い出しているそう。特に首都キガリは海外からの観光客が集まるため、政府は自分の国の「汚点」を見せたくないのです。

 

 

ストリートチルドレンや路上暮らしの人が少ないため、物乞いに出会うこともほとんどなく、またスリにあう心配も少なくなります。

 

 

ゴミが落ちていない

ルワンダ 治安

 

「治安」からは少し外れますが、首都キガリは驚くほどにゴミが落ちていません。

 

管理当局による清掃が行き届いていることもありますが、ルワンダでは法律でビニール袋の使用が禁止されています。

 

 

例えば、東南アジアのフィリピンでは、スモーキーマウンテンと呼ばれるゴミ山が有名です。そこでは、スカベンジャーという「ゴミ拾いから生計を立てる人」がいますが、ゴミが少ないルワンダでは、スカベンジャーとして生計を立てることは難しいでしょう。これもまた、路上暮らしの人が少なくなる一つの要因です。

 

 

ルワンダで旅行者が気をつけるべき安全対策

ルワンダ 治安

 

「ルワンダは治安が良い」とは言っても、日本と同じような感覚で過ごすのは良くありません。旅行者として、最低限気をつけるべき4つの安全対策について紹介します。

 

 

人ごみで長時間滞在しない

どの国でも、人がごった返している場所の治安は悪いと言われています。ルワンダも例外ではありません。特にバスターミナル。ストリートチルドレンの子どもたちと出会ったのは、中心部のバスターミナルでした。

 

特に、日没後のバスターミナルではスリや窃盗といった軽犯罪に外国人観光客が巻き込まれる可能性も十分に考えられます。長時間の滞在は避けましょう。

 

 

ホテル選びは慎重に

学生旅行だと節約を意識するばかり、セキュリティを全く考慮せずに宿泊先を決めてしまう人がいます。

 

途上国を旅行していてよくあるのは、外出中に部屋に置いた貴重品を盗まれるケース。中には、鍵を持つ従業員が部屋に入って盗み、そのままどこかへ逃げてしまうケースもあります。

 

 

僕は現地到着後からホテルを決めるのではなく、出発前にエクスペディアなどを使って予約しておきます。ネットに情報を掲載しているホテルの方が往々にしてしっかりしており、また既に宿泊した人による評価も確認できるからです。

 

 

交通安全に気をつける

途上国で活動していて最もリスクの高い有事は、殺害や誘拐、強盗ではなく、交通事故です。

 

途上国では交通ルールやマナーなどあってないようなもので、法定速度を超過するのは当然のこと、割り込み、追い抜きのための反対車線の逆走は日常茶飯事。また、日本やドイツから輸入された中古車が多く、シートベルトが存在しない、いつ故障するかも分からない、そんな車がたくさん走っています。

 

 

ルワンダでは、バイクタクシーを利用する際にはヘルメットの着用が義務付けられているなど、途上国の中では比較的交通規制がされている方です。それでも、安全性を考慮し、青年海外協力隊を含むJICA関係者は、バイクタクシーの利用が禁止されています。

 

 

僕はバイクタクシーを利用する時は、「そんなにスピードは出さないでくれ」と運転手に声をかけていました。他にも、通常のタクシーを利用する時はシートベルトを必ず着用するなど、日本以上に交通安全を意識しましょう。

 

 

現地の人でも寄り付かない場所は避ける

言うまでもありませんが、現地の人でも寄り付かない場所には、興味本位でも足を運んではなりません。その意味で、僕は到着後に現地の人から「ここだけは行ってはいけない場所はある?」と訊くこともあります。

 

ルワンダの場合、というか他の国でも同様ですが、国境付近に近寄るのは避けましょう。特に、コンゴ民主共和国東部は、あらゆる武装組織が跋扈する世界屈指の紛争地域。また、2015年のクーデター未遂以降、ブルンジからは難民が流入しているため、国境付近は旅行者が気安く立ち寄る場所ではありません。

 

 

安全はお金で買おう

一方で、どんなに用心して行動していても、アフリカ旅行に予期せぬハプニングは付き物。リスクをゼロにすることは不可能に近いです。

 

これからルワンダを旅行する人は、出発前に海外旅行保険に加入してください。NGO職員としてアフリカで活動する僕は、海外旅行保険のAIU(後日註:名前がAIG損保に変わったらしい!)を使っています。

 

2週間の旅行であれば、プランにもよりますが12,000円~16,000円でしょう。

 

 

…と、まずは海外旅行保険をお勧めしましたが、海外旅行傷害保険が付帯されるクレジットカードはさらにお勧めします。

 

年に数回海外に渡航する僕は、定番の三井住友VISAクラシックカードを使っています。事前に旅費などをカードで支払っておく必要がありますが、

 

〇事故に巻き込まれた

〇旅先で病気になった

〇荷物を盗まれた

〇宿泊先の備品を壊してしまった

 

など、最高で2000万円まで補償されます。

 

この内容で初年度は年会費無料(2年目以降は1,250円)、学生に関しては在学中ずっと無料です。つまり、旅行保険で支払うべき12,000円~16,000円を”0円”にすることが可能なのです。

 

本当におすすめなので、とりあえず一枚作っておいて損はありません。

 

公式サイトでチェック➡三井住友VISAクラシックカード 初年度年会費無料!

(関連記事:まだ海外旅行傷害保険付きのクレジットカード持っていないの?

 

 

ルワンダの治安まとめ

ルワンダ 治安

 

アフリカ諸国の中では、ルワンダは間違いなくトップレベルに治安が良いと言えるでしょう。

 

一方で、意識したことはないかもしれませんが、日本人の経済レベルとルワンダ人の経済レベルには、大きな差があります。スリや窃盗など、小さな犯罪に巻き込まれる可能性はゼロとは言い切れません。

 

 

怖いのは「慣れ」です。ルワンダに到着し、数日間何も有事が起こらないと、人間だれしも「慣れ」が生じてしまいます。最低限の安全対策をするようにしましょう。もっと詳しい現地の情報を知りたい方は、TripAdvisor (トリップアドバイザー) を使ってみて下さい。

 

註:最新の治安情報は外務省「海外安全ホームページ」を確認するようにお願いします。

 

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