原貫太オフィシャルブログ

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水泳スランプを乗り越える5つの方法 高校2年生でレギュラーから外れた体験談も

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水泳のスランプって、マジできついですよね。

 

僕自身も水泳選手だった時、高校2年生の夏にスランプが訪れました。苦しい練習を毎日のようにこなしてきたのに、タイムはずっと伸び悩み。メドレーリレーのレギュラーから外され、人生初の「補欠」を経験しました。

 

前年には1年生ながら、インターハイに出場していたにもかかわらず。

 

 

こんにちは、原貫太(@kantahara)です。

 

このブログで(なぜか?笑)人気あるのが、水泳カテゴリー。「50m自由形のタイム37秒だった僕がたった2年で水泳全国中学に出られたわけ」「クロールを速く泳ぐ方法 中学生で50m自由形25秒を出した経験者が語る」は、毎日たくさんの水泳関係者に読んでもらっています。ありがとうございます。

 

これから水泳のオフシーズンを迎えるにあたり、タイムが伸び悩んだり、練習に身が入らなかったりと、スランプを経験する水泳選手もいることでしょう。

 

今回の記事では、僕が高校2年生でスランプに陥った体験談を紹介しつつ、水泳のスランプを乗り越えるためにはどうすればいいのか考えます。

 

 

高校2年生で味わった水泳のスランプ

水泳 スランプ

 

中学一年生で水泳部に入り、2年間で50m自由形のタイムを12秒も伸ばすなど、僕の水泳ライフは順調な滑り出しを見せました。

 

高校生になったすぐの時期もタイムは伸び続け、一年生ながらメドレーリレーのアンカー泳者(自由形)として、2010年の沖縄インターハイに出場しています

 

しかし、そんな順風満帆に思えた僕の水泳ライフにも、スランプが訪れました。

 

 

高校2年生の夏です。シーズンで一番大切な県大会、そのメドレーリレーの自由形泳者を決める選考で、僕は同期のS君にコンマ数秒で負けてしまいました。敗因はいくつかありますが、簡単に言えば、S君がみるみるベストタイムを更新していったにもかかわらず、僕のタイムは高校一年生の時から大して伸びなかったからです。

 

結果、S君が加わることになったメドレーリレーのチームは関東大会にコマを進め、僕は人生初の「補欠」として参加することに。ちっぽけながら、プライドが傷つきましたね。

 

 

水泳のスランプは、マジきつい。

水泳 スランプ

 

経験者ならわかると思いますが、水泳のスランプってマジできついですよね。

 

ベストタイムは伸び悩む。一年も更新できていない。それにもかかわらず、毎日のハードな練習。泳いでいる時も、「何のために練習しているんだろう」と憂うつな気分に…。

 

サッカーや野球と違い、水泳は個人スポーツです。自分一人の努力やメンタルが、そのままパフォーマンスとして現れます。

 

だからこそ、スランプに陥ったら、最後は自分で何とかしなくてはならない。競技としての特性上、他のスポーツと比べても水泳のスランプは、きついんです。

 

 

水泳選手がスランプを乗り越えるためには?

水泳 スランプ

タイムが伸び悩み、練習にも身が入らない。そんなスランプを乗り越えるために、水泳選手はどんなことを意識し、どんな行動を起こせばいいのでしょうか。

 

当時の経験も踏まえながら、まとめてみました。

 

 

一流スイマーもスランプに陥ると理解する

水泳 スランプ

 

水泳のスランプを乗り越えるためにできること、一つ目は「一流スイマーもスランプに陥ると理解する。」です。

 

僕が水泳の現役選手だった頃は、北島康介さんが北京オリンピックで2種目金メダルを獲得するなど、日本水泳界の第一線で活躍していました。

 

そんな北島選手であっても、何度もスランプを経験しています。「チョー気持ちいい」の名言も飛び出たアテネ五輪後はモチベーションが保てず、翌年の日本選手権では敗北。その後、入院するほどの病気や怪我も経験しました。

 

一流の水泳選手になれば、メディアからも追いかけられます。スランプに陥っていたら、スポーツ新聞にも叩かれるでしょう。ほとんどの水泳選手からしたら、想像もつかない世界。

 

そんな一流スイマーであっても、スランプに陥る時があるのです。だから、安心しましょう。そして、彼らがどうやってスランプを乗り越えたのか、学びましょう。

 

僕自身も、スランプに陥ったり、モチベーションが上がらなかった時には、北島康介さんの本や記事を読んでいましたね。「あの北島選手だってスランプを乗り越えられたんだから、僕だって大丈夫だ。」そう思えるはずです。

 

 

水泳は個人スポーツ。スランプの時こそ、周りを意識し過ぎない。

水泳 スランプ

水泳のスランプを乗り越えるためにできること、二つ目は「水泳は個人スポーツ。スランプの時こそ、周りを意識し過ぎない。」です。

 

水泳は、自分との勝負です。レースでは8人か10人で競いますが、陸上と違って身体がぶつかり合うこともなければ、サッカーや野球と違いチームメンバーと連携する必要もありません。

 

そう、水泳は個人スポーツです。だから、スランプに陥った時こそ、周りを意識し過ぎないようにしましょう。

 

僕がスランプを経験している時、「水泳部のみんなはタイムを伸ばし続けている…どうして僕はタイムが伸びないんだ…」「S君は今日も絶好調だ…羨ましい…」など、やたらと周りを意識してしまっていました。

 

でも、水泳選手が周りを意識したって、自分のパフォーマンスにはまず影響しません。もちろん、仲間と励まし合ってキツイ練習を乗り越えたり、レース前に互いを鼓舞し合ったりすることはありますが、それでも最後は結局、自分自身との勝負です

 

水泳は個人スポーツ。スランプに陥っているなら、周りを見渡すのではなく、自分の内面と向かい合いましょう。

 

 

”元”水泳選手にスランプの体験を聞いてみる

水泳 スランプ

水泳のスランプを乗り越えるためにできること、三つ目は「”元”水泳選手にスランプの体験を聞いてみる。」です。

 

僕はスランプに陥った時、水泳部の先生のみならず、自分のお父さんにも相談していました。

 

僕のお父さんは、元水泳選手です。それも、僕なんかよりもずっと速かった。ジュニアで日本代表になったり、大学生で日本選手権に出場したりしています。

 

そんな父親も、現役水泳選手だった時にはスランプを経験しています。だからこそ、自分がスランプに陥った時、冷静なアドバイスをしてくれました。

 

時には、「スランプに陥ったことさえ、水泳を引退した後はいい思い出になるんだよ。」といったアドバイスも。

 

僕自身、水泳引退後にこの記事を書いていますが、当時を思い返すと、スランプに陥った日々さえもいい思い出です。「自分なりにでも頭を使い、あの逆境を乗り越えようとしていたのが、懐かしいなぁ。」こんな感じに。

 

水泳のコーチや先生は、そのほとんどが元スイマー。きっと、スランプの一つや二つ、経験しているでしょう。冷静かつ建設的なアドバイスがもらえるはずなので、今スランプに苦しんでいる現役水泳選手の皆さんは、ぜひ相談してみてください。

 

 

泳ぎ方を見直してみる。

水泳 スランプ

 

水泳のスランプを乗り越えるためにできること、四つ目は「泳ぎ方を見直してみる。」です。

 

無駄に肩に力が入っていたり、ボディポジションが沈んでいたり、水の抵抗が多くなるフォームになっていたりと、間違った泳ぎ方を練習中から続けていると、レースでもその泳ぎ方が出てしまいます。

 

スランプに陥った時は、ちょうどいい機会だと思い、今の自分の泳ぎ方を見直すのもいいでしょう。

 

 

水泳だけでなく、陸上トレーニングにも力を入れる。

水泳 スランプ

 

水泳のスランプを乗り越えるためにできること、最後は「水泳だけでなく、陸上トレーニングにも力を入れる。」です。

 

水泳選手が行うトレーニングのうち、陸上での筋トレやストレッチを「ドライランドトレーニング」と呼びます。

 

「速くなるためにはひたすら水中での練習を積めばいい」と思い込んでいる人がいますが、効率的な泳ぎ方を身に付けるためにも、筋力を増大するためにも、水泳選手にドライランドトレーニングは必須です

 

スランプに陥っている時、ダラダラ水中練習をこなしているだけでは、精神的にも肉体的にもしんどい。僕はタイムに伸び悩んだり、モチベーションが上がらない時は、ドライランドトレーニングにも力を入れるようにしていました。

 

スランプに陥る原因の一つに「怪我」がありますが、ドライランドトレーニングは怪我予防のためにも有効です。怪我予防のためにも、スランプ予防のためにも、陸上トレーニングに力を入れましょう。

 

★関連記事★

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さいごに

水泳は個人スポーツだからこそ、スランプに陥ると、顕著に結果が表れてしまいます。ただでさえ辛い練習、スランプでモチベーションも上がらなければ、もっと苦しくなります。

 

僕もスランプを経験しましたが、今思い返せば、「スランプは水泳選手の誰にでも訪れうるもの。もっと前向きに、頭を使いながら、乗り越えるべきだったなぁ。」と思います。

 

逆に言えば、スランプをどう捉えて、どう乗り越えるかが水泳のタイムを伸ばすためには欠かせませんし、結果的には、他の選手との「差」に繋がっていくでしょう。

 

今スランプに苦しんでいる水泳選手の皆さん、参考になれば嬉しいです。

 

 

【追記】正しいドライランドトレーニングが、怪我をしないで速く泳げる身体を作る。

水泳 スランプ
 

水泳選手がスランプに陥る原因として多いのが、怪我。一流スイマーの中にも、怪我で練習ができなくなったり、怪我からの復帰後もタイムが伸び悩む人がいます。

 

特に水泳肩(スイマーズショルダー)や腰痛は、水泳選手にとって大敵です。ドライランドトレーニングにも力を入れ、怪我しない身体作りをしましょう。

 

ドライランドトレーニングは、怪我予防のみならず、安定したストリームラインや強いキックができるようになるためにも、水泳選手に必要なトレーニングです。

 

小関也朱篤選手五十嵐千尋選手をはじめ、数々のオリンピックスイマーを育成してきた藤森善弘先生(JOCオリンピック強化指定コーチ/日本体育大学スポーツ局競泳部ヘッドコーチ)が監修した水泳ドライランドトレーニング~ケガをしないで速く泳げる身体の作り方~ 【日本体育大学 水泳部コーチ藤森善弘 監修】では、

 

◇水泳の怪我予防に効率的な準備運動

◇年代問わず有効。体幹のブレを防止するトレーニング方法

◇水泳選手に最も効率的な腹筋方法

◇水泳選手に適したスクワット運動・腕立て伏せの正しいやり方

◇オリンピック選手も実践するバランスボールを使ったトレーニング

 

など、一流選手も取り組んでいるドライランドトレーニングが紹介されています。藤森先生自身も、現役水泳選手の時に故障が原因で泳げなくなった時期がありますが、その経験も踏まえているドライランドトレーニングです。

 

公式ページだけでも参考になる内容がたくさん載っているので、タイムが伸び悩んでいる人や、正しいドライランドトレーニングを勉強したい水泳選手の方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。

 

ケガや故障が原因で水中練習ができない人は、代わりにドライランドトレーニングに力を入れるのもいいでしょう。

水泳ドライランドトレーニング~ケガをしないで速く泳げる身体の作り方~ 【日本体育大学 水泳部コーチ藤森善弘 監修】