原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から新時代の働き方、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

大学卒業を前にしたあなたが「就職」以外で考えるべき4つの進路

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大学卒業後はストレートで就職があたりまえ?

大学卒業-就職

 

大学生として過ごした5年間が終わりに近づいてきました。卒論やらなきゃいけないのに今日もブログ書いている原貫太です。

 

 

僕は在学中にNPOを起業したため、人生で一度も「就活」を体験したことがありません。2018年3月末の大学卒業後はNPOの代表理事として働くことになります。リクルートスーツと普通のスーツの違いすら分からない人間です。

 

周りの友人はみんな就職活動をしていました。早稲田大学に通っていることもあり、就職に関する説明会やセミナーの情報はメールでもたくさん入ってきましたね。ちなみに僕は大学5年目なので、同期はとっくに社会人として働いています。

 

 

「大学を卒業したら”ストレート”で就職するのがあたりまえ」という今の社会の雰囲気には、違和感を覚えます。就職は、進路を決める上での選択肢の一つに過ぎない。見えない社会からの同調圧力が、若者の可能性を潰しているように思います。

 

 

大学卒業後にある「就職」以外の4つの進路

就職以外の選択肢としてどんなものがあるか、4つの選択肢を紹介します。

 

 

①起業する

大学卒業-起業

 

最近は起業のハードルが格段と下がりました。

 

株式会社の設立は、最低でも以下の21万円があれば可能です。

 

●定款に貼る収入印紙代…4万円
●定款の認証のために公証人に払う手数料…5万円
●定款の謄本手数料(登記)…約2000円
●登録免許税(登記)…15万円

 

実際は、例えば事務所の賃貸料などをはじめとした必要経費がかかってきますが、最近ではバーチャルオフィスが普及したり、リモートワークが普及したりと、抑えようと思えばいくらでも経費を抑えることができます(ちなみに僕も今バーチャルオフィスを検討中)。

 

僕は今、国際協力NGOコンフロントワールドをNPO法人の形式で起業しています。たしかに、書類作成をはじめとした一連の手続きは大変ではあるものの、近年ではNPO法が改正されたり、またNPOを設立するための支援団体が多数存在することもあって、ぶっちゃけそこまで難しくはありません。

 

他にも、一般社団法人という、NPO法人よりもハードルの低い社会起業の法人形態もありますし、何なら「法人格」を取得するのは2、3年先になっても良いので、まずは「任意団体」を設立するのも広義では起業にあたるでしょう。

 

 

②「ギャップイヤー」を取る

大学卒業-ギャップイヤー

 

「ギャップイヤー」という言葉を聞いたことはありますか?

 

ギャップ・イヤー(英: gap year)とは、高等学校卒業から大学への入学、あるいは大学卒業から大学院への進学までの期間のこと。英語圏の大学の中には入試から入学までの期間をあえて長く設定して(初夏卒業・秋入学)、その間に大学では得られない経験をすることが推奨されている。この時期にアルバイトなどをして今後の勉学のための資金を貯める人も多い一方で、外国に渡航してワーキング・ホリデーを過ごしたり、語学留学したり、あるいはボランティア活動に参加する人も多い。(wikipedia「ギャップイヤー」より引用)

 

基本的には高校→大学、大学→大学院と、進学間にある期間を指すのですが、大学卒業→就職までの期間を指すという意味で、ここでは広義の「ギャップイヤー」としています。

 

あまり知られていないかもしれませんが、「新卒扱い」は大学卒業から数年間有効になる場合があります。2010年には、厚生労働省から「大学卒業後3年以内は新卒として扱うこと」という通達も出されています。

 

2012年には、卒業後3年間は「新卒扱い」として、新卒枠で応募を受け付けていた企業は採用を予定している企業全体の58%ほどでしたが、2015年には66%まで増えています。実際に内定を出した企業も、2015年度には14.2%となっています。「いつまでが新卒扱い? 既卒の学生が企業に就職するための方法」より引用)

 

つまり、大学を卒業して一年間のギャップイヤーをとり、一年間海外をまわったり、インターンの経験を積んだりして、その後から就職活動をしても、「新卒」として扱われる場合が十分にあるのです。仮にも求人情報サイトで「既卒」で検索しても案件はヒットします。

 

面接で人事官から「卒業後の1年間は何をしていたのですか?」と訊かれるかもしれません。もしかしたら、「上の世代」はギャップイヤーという言葉を知らずに、「一年間ふらふらしていた若者」と思われるかもしれません。

 

 

でも、ギャップイヤーの目的を自分の中でしっかりと考え、スキルや経験を磨くための一年間にすれば、それは「強み」へと変えられるはずです。

 

 

③企業やNPOでインターンをする

大学卒業-インターン

 

「学生団体で広報を担当していました」「アルバイトで塾講師をしていました」「短期インターンで営業スキルを学びました」と言ったって、やはり「プロ」として働く人たちから見れば、大学卒業後すぐの人が持つ知識やスキル、経験なんてぺーぺーです

 

卒業したら、企業やNPO法人でガッツリ一年間インターンしてみるのもいいです。学生団体やバイトとは違う、より高いレベルのスキルや知識を得られるし、そこでできたコネクションを活用し、インターン先でそのまま働き続ける可能性も期待できます。

 

例えば、NPO法人では新卒採用をしている組織は稀にしかありません。それでも、インターンとして一年間働けば、翌年には「即戦力」として採用してもらえる可能性もあるでしょう。NPOは、その団体に必要な知識やスキルを持ち、そして何よりもビジョンやミッションが浸透している(=共感できる)人間を優先的に採用したいので。

 

 

④フリーランスとして生きていく

大学卒業-フリーランス

 

最近では、クラウドワークス ランサーズ といったクラウドソーシングのプラットフォームも発展し、フリーランスとして生きていくハードルもグッと下がりました。ちなみに、AI、ロボットの進化による労働環境の変化もあって、アメリカでは2020年までに労働人口の半分がフリーランスになると予想されています。

 

例えば、文章を書くのが上手い人や、デザインのスキルがある人は、登録後すぐにでも受注することも可能なはず。主婦でもクラウドソーシングを活用し、月に10~20万円の収入を得る人もいると聞いたことがあります。

 


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僕は「就職」という選択肢自体を否定しているわけではありません。結果的に就職に落ち着いても良いと思います。

 

個人的な感触として、「就職」に対して何となくでも違和感を覚える大学生は多いように感じます。そういう人たちが、社会からの同調圧力に負け、焦って就活してしまうのはよくない。

 

 

長い人生を考えた時、20代前半の1年や2年なんて、大した問題ではないはずです。4つの選択肢を参考にして下さい。