フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。早いもので、この原貫太オフィシャルブログを開設してから3年が経ちました。
何事も継続は力なり。今ではこのブログも400記事以上をストックするメディアに成長し、僕にとっては本業を成功させるために欠かせないツールになりました。
でも、やっぱりブログを継続するのって大変ですよね。これまで何人もの人が「今日からブログ始めます!」とツイッターで宣言する姿を見てきましたが、一年以上ブログを継続できた人ってかなり少ないんじゃないだろうか…。
投稿が流れていくSNSとは違い、ブログはストック型のメディアです。つまり、書いた記事は”財産”としてストックされていくため、継続するほど成長していきます。
ブログは間違いなく、「継続は力なり」が証明できるメディアですね。
今回は、僕が3年間ブログを続けたことで学んだ「ブログを継続するために大事な7つのコツ」をまとめました。ブログを続けるモチベーションが湧かない人、記事のネタがなかなか思いつかない人は参考にしてください。
3年続けて学んだブログ継続に大事な7つのコツ
僕自身、ブログをやめようと思った時期もありましたが、何だかんだで3年間継続し、このブログにストックした記事数も400を超えました。
僕が学んだブログ継続のコツは以下の7つです。
- シンプルに書くことを楽しむ
- 読者の反応をしっかり追う
- ゲーム感覚でPVを伸ばす
- ブログで稼げるようになる
- プロブロガーに触発される
- 記事ネタを思いついたらすぐメモする
- 文章で世界は変えられると信じる
ブログは文章のメディア。書くのが好きじゃないと継続は難しいかも
まずシンプルに、文章を書くことが好きな人でないとブログを継続するのは難しいです。
最近のブログは優秀で、文章だけではなく写真を貼ったり、動画を埋め込んだりすることもできます。
でも、基本的にブログは「文章」が中心のメディアです。文章を書くことが苦手な人、ブログを書こうとしても筆が重くなる人には、正直ブログでの情報発信は向いてないですね。
別にブログにこだわらずとも、情報発信するためのメディアは他にもたくさんあります。
- 写真を撮ることが好きならインスタグラム
- 短文なら継続できる人はTwitter
- 話すのが得意ならvoicyなどの音声メディア
- 動画で発信したいならYouTubeや生配信サイト etc...
ここ最近、「ブログでセルフブランディングしよう」「副業でブログを始めよう」といったことがよく言われますが、何も考えずに流行りに乗ってしまうのではなく、
- 文章を書くことにハマれそうか?
- ブログ運営を好きになれるか?
- 自分のスキルをブログで活かせるか?
など、自分に合ったツールかどうか見極めることも、ブログを継続するためには欠かせません。
…とはいっても、やはり始めてみないことには自分がブログに向いているかどうかも分わらないですね。僕自身、幼い頃からそれほど読書をしてこなかった人間なので、元々は「文章を書くのは得意ではない」という意識を持っていました。
が、始めてみたら意外にもブログにドはまり。気づいたら3年も継続できています。
ということで、最低でも30記事くらい書いたうえで、ブログが自分に合っているか、継続できそうか判断しましょう。
せっかく書いたブログだし、読者がどんな反応しているか追ってみよう
ブログを継続するためには、書いた記事にどんな感想があるのか、読者の反応を追うことも一つのコツです。
たしかに、読者の顔色ばかりを窺いながらブログを続けるのはしんどいです。すぐリアクションがあるSNSとは違い、好きなことを発信しやすいのがブログの特徴。よほど炎上しそうなことでない限り、思ったことをありのままに書いて構いません。
でも、ブログをただ一方通行のメディアとして使うよりは、書いた記事にどんな反応があるのかチェックした方が、継続するためのモチベーションに繋がります。
僕はよくツイッターを使い、記事のタイトルやブログのURLでエゴサーチをかけています。知らない人にもシェアされていることが多く、その反応を見ると「もっとブログ頑張ろう!」とやる気が出るんですよね。
以下はTwitterで見つけた、僕の記事をシェアしてくれている人たち。ほんの一部です。
最近ぼくも「ブログとnoteはどのように使い分けていますか?」という質問を頂くようになったので、ぼくが参考にしまくった(@kantahara)さんの記事をご紹介します。
— 遠藤 暁@スポーツ×国際協力 (@str_se) 2019年1月28日
この記事のおかげでしっかり使い分けができるようになってきました。
使い分けに悩んでいる人は読むべき!https://t.co/ccEFhJ9wiP
この記事、ものすごくしっくりきました。なるほど、手紙ね!そう考えると、ツイッターの延長として良いかもしれないですね。
— あきらん (@akilans) 2019年1月23日
ブログとnoteの使い分け ブログは”情報提供型”、noteは”手紙型”の記事を書く https://t.co/i5akzJ8yE3
日本はまだ生きづらい感性を持ってる。
— 谷川雄馬@風船職人ユウマ (@balloon_yuma) 2018年11月24日
そういう人らと波長が合わなくなってきてる。
お互い尊重しあって、手を取り合って生きていけばいい。
自分がしんどくならない程度に生きていけばいいと思う。
自立の意味がちょっと変われば、社会は少しだけ生きやすくなると思う。 https://t.co/kyU9ZUwl13
中には、書いた記事に批判的なコメントをされることもあります。ブログを継続できない一つの原因に、自分の書いた記事に反対意見がたくさんついてしまい、発信することが怖くなる…というのもあるくらいです。
でも、自分のポジションを明確にして発信していれば、反対意見が出てくるのはあたりまえのことですよね。だって、日本人だけでも一億人以上がいるのだから、異なる意見や思想を持つ人がいるのは当然ですから。
逆に批判をされるということは、あなたのブログがその批判する人の心に刺さり、行動を起こさせた証拠です。むしろ自信を持っていいことだと僕は思います。
ブログ継続のモチベーションを維持するなら、賛成意見であれ反対意見であれ、読者の反応も時々チェックしてみましょう。
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ゲーム感覚で楽しくブログのPVを伸ばす
僕がブログを継続できたのは、面白いくらいにPV(ページビュー数)が伸びていったからです。
頑張ってブログを書き続けているのに、PVが伸びないのは本当にしんどいですよね。特にブログを始めたばかりの人だと、SNSでシェアしない限りは一日のPVが一桁台の人も多いのではないでしょうか。
でも、PVが100→500→1000→…と段々伸びていけば、絶対にブログが楽しくなってきます。だって、自分の書いた記事がそれだけ多くの人に届いている証拠だから。
ブログのPVを伸ばすためには、検索流入を増やす必要があります。つまり、GoogleやYahooの検索エンジンで自分のブログを上位表示されるように仕組むのです。そうなれば、放っておいても自然とブログが読まれるようになります。
僕は過去に書いた記事をリライトするようになってから、大幅に検索流入を増やせるようになりました。
ある程度の期間ブログを継続している人であれば、すでに数十本の記事が溜まっているはずです。どんな風にリライトすればPVが伸びていくのか、自分なりに研究し、ゲーム感覚でPVを伸ばしていきましょう。
ブログの検索流入を増やす方法は以下の記事で解説しています。
ブログで稼げるようになれば継続せざるを得なくなる
ブログでお金が稼げるようになれば、自ずと継続せざるを得なくなるはずです。
たとえば副業でブログをやり、毎月5万円稼いでいるとします。仮にブログからの収益が0になったとしても、本業の収入で生活を送ることはできると思いますが、それでも月5万あるのとないのでは、だいぶ違いますよね。
さっきも書いたように、ブログはストック型ビジネスのため、継続すればするほど2次関数的に収益が伸びていく可能性があります。だから、「もっと稼げるようになりたい」というシンプルなモチベーションでブログを継続できるようになるはずです。
僕は今、収入の多くをブログに頼っているため、生活するためにブログを継続せざるを得ません。だから嫌でもブログを続けるモチベーション(?)が湧いてきます。
一見すると汚い話にも聞こえますが、ブログで稼げるようになることは、継続するためのシンプルなコツかもしれませんね。
下記の記事はタイトルに”大学生”と付けていますが、「ブログで稼ぐ方法を知りたい」「ブログから広告以外の収入も生み出したい」という人には参考になるはず。ぜひ合わせて読んでみてください。
プロブロガーが書いた本や記事から刺激をもらう
世の中にはブログだけで月収100万稼いだり、一日12時間もブログを書くことができる人がいます。いわゆる「プロブロガー」と呼ばれる人たちです。
そういった人たちが書いた本や記事を読むと触発されるため、ブログ継続のモチベーションも湧いてくるはず。
僕も一時期、ブログのネタが思いつかなかったり、パソコンを立ち上げても筆が重くなったりしたこともありました。
そんな時、プロブロガーのイケダハヤトさんが書いた『武器としての書く技術』を読んだら、ブログで成功している自分の姿が想像できるようになり、モチベーションがグッと上がりましたね。
こういったプロブロガーが書いた本からは、ブログ継続のために必要な具体的なコツも学べるほか、成功者としての体験談から得られる刺激が大きいです。
ブログを継続するためには、ブログを続けた結果成功した先輩ブロガーたちから学ぶことをおすすめします。
記事ネタを思いついたらすぐスマホにメモする
ブログを継続するため、つまり新しい記事を書き続けるためには、”記事ネタ”をどんどん思いつく必要があります。
記事のネタって、思いがけない時に頭に浮かぶこともありますよね。ゴロゴロしている時に思い浮かんだり、ニュースを読んでいる時に思い浮かんだり。
でも、せっかく思い浮かんだ記事ネタも、放っておくといつの間にか頭から消えてしまいます。新しいネタを思いついたら、すぐスマホにメモしておきましょう。
僕はiPhoneのメモ帳に一つ「ブログメモ」というページを作り、ネタを思いついたらそこに記入していくようにしています。最低でもタイトル案、できれば記事の構成や各段落の見出しだけでも整理しておくと、スムーズに本文を書き始められますよ。
僕はいつもパソコンでブログを書いていますが、簡単な内容であればスマートフォンでも書けます。下書きだけスマホで準備し、後からPCで清書するのもあり。
ブログを継続するためには、ひょんなタイミングで思い付いたアイデアも無駄にしないことが大切です。スマホのメモ帳を活用しましょう。
文章で世界は変えられると信じる
最後のコツは、僕個人としてブログを継続できた大きな理由です。それは、文章で世界を変えられると信じること。
このブログでは主に、国際協力やアフリカに関する内容を扱っています。中には僕の記事を読んで国際協力に関心を持ってくれたり、アフリカに行くことを決心したり、ボランティアツアーに参加することを決めた人もいます。
実際、そういった人たちからたくさん連絡を貰っていますね。
たった一つの文章が世界を大きく変えることがある…、とまで大層なことは考えていなくても、書いた記事が誰かの背中を押し、新しい一歩を踏み出すきっかけになる。ブログを3年継続し、そんな経験をしてきました。
つい最近もツイッターのDMで、「原さんの書いたブログを読んだことで自分の進路を決めることができた」とメッセージをもらいました。不思議なもので、ブログをずっと継続していると、読んでくれる人が必ず現れるんですよね。
うつ病で休んでいる間は閉鎖していたツイッターのDM。先日からまた開放したところ、既に数人の方から「原さんの本やブログを読んだ」とメッセージをもらった。
— 原貫太 / フリーランス国際協力師 (@kantahara) 2019年1月30日
中には僕の本を参考にした結果、大学のAO入試に合格できたという人も。こうやって自分の発信が誰かの背中を押せてるのは本当に嬉しいな😭
ブログで誰かの心を動かし、背中を押すことで、今よりもちょっといい世界に変えていく。その経験を積むことができれば、これからもブログを継続しようと心から思えるはずです。
ブログを継続するためにコミュニティを作ってみた
ここまでブログ継続のために大事な7つのコツを紹介してきました。参考になれば幸いです。
…とは簡単に言っても、基本的にはブログは個人プレイの世界です。いくら継続のためのコツを学んだところで、自分で自分を律することができる人でないと、ブログを続けるのは難しい。
ということで、僕はこれからも楽しくブログを継続するために、ブロガーのコミュニティを作ってみました。
書いた記事をお互いにフィードバックしたり、同じテーマで記事を書いたり、ブログ運営のノウハウをシェアしたりと、ブロガー同士が刺激し合える環境です。サロンメンバー限定のFacebookグループを活用し、コミュニケーションを取ります。
ただですね、このコミュニティは基本的に「国際協力×ブログ」で頑張っている人のためのオンラインサロンです。
「ブログでもっと稼ぎたい」「ブログで自分の趣味を発信している」といった人向けではなく、「今よりもいい世界を創るためにブログをやっている」「ブログを手段にして社会問題の解決に貢献したい」という人のためのコミュニティになります。
「書くことで、今よりちょっといい世界を創る。」というキャッチコピーが心に響いた人がいましたら、ぜひご検討ください。
さいごに「ブログこそ、継続は力なり」
3年間の経験から学んだ、ブログを継続するために大事な7つのコツを紹介しました。さいごにもう一度まとめておきます。
- 書くことを楽しもう。ブログは文章のメディア。
- せっかく書いたブログだし、読者の反応もチェックしよう。
- ゲーム感覚で楽しくPVを伸ばしていこう。リライトが何よりも大事。
- ブログで稼げるようになれば、自ずと継続せざるを得なくなる。
- プロブロガーの本や記事から刺激をもらおう。『武器としての書く技術』はおすすめ。
- 記事のネタを思いついたら忘れないうちにスマホにメモしておこう。
- 文章で人の心を動かし、世界は変えられると信じよう。
ブログはまさに「継続は力なり」が試される場所です。自分なりに、無理なく楽しく続けられるコツを見つけていきましょう。僕も頑張ります!
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