ブログを闇雲に書いているだけではPV(ページビュー数)を増やすことはできません。
インフルエンサーでもない限り、SNSからの流入も微々たるものです。検索流入を意識したブログを書かないと、多くの人にブログを読んでもらうことはできません。
フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。今回は僕がブログで検索流入を増やすために実施してきた3つのステップについて解説します。
検索流入を増やすことを意識し過ぎるあまり、一つのブログを書き上げるのにすごく時間がかかる人がいるんですよね。僕も一時期それでした。
紹介する3つのステップを意識すれば、サクサクとブログのPVを増やしていけるはずです。ぜひ参考にしてください。
ブログの検索流入を増やす3つのステップはこれ
僕が普段ブログを書く中で、検索流入(オーガニック流入)を増やすために意識していることは、この3つのステップに集約できます。
- まずは検索流入を意識し過ぎない。最低限のルールだけ定め、パッと書き終えてしまう。
- まだ公開しない。そのまま検索流入を意識した一回目のリライト(編集作業)を行う。
- 3ヶ月後、Google Search Consoleを使いながら二回目のリライトを行う
一つずつ解説していきます。
最初から検索流入を意識し過ぎるな!最低限のルールだけ定め、まずはパッとブログを書き終えよう
前述の通り、ブログは検索流入を意識した書き方、いわゆるSEOライティングを実践しなければページビューを増やすことはできません。
文章の書き方・構造に手を加えることで、検索エンジン(=GoogleやYahoo)に評価されるコンテンツを作るためのSEO対策テクニックの一つ
ここでSEOライティングを深く解説することはしませんが、例えばこんな感じの書き方を指します。
- 上位表示を狙っているキーワードをタイトルや見出しに含める
- キーワードを段落の始めや終わり部分に含める
- キーワードに関連する言葉を文中に散りばめる etc...
今回の記事ではSEOライティングについて詳しく解説することはしないので、関心ある人は専門書を一冊読んでおきましょう。『沈黙のwebライティング』はとても有名です。
ただですね、一つ問題があります。
これは経験から言えることなんですが、最初から検索流入を増やすことを意識していると、ブログを書く筆がもれなく重くなります。
「見出しにはこのキーワードを入れて…」「この箇所でキーワードを入れちゃうと文章が読みにくくなるな…」と考えながら書くのは大変ですからね。
ブログを書くスピードを高めるために、一回目の執筆では最低限のルールだけ作り、パッと書き上げてしまいましょう。ちなみに、「話しかけるように書く」とスラスラ文章を書くことができます。
話すことと書くことは違う、という意見もありますが、ぼくは話すように書くという意識で問題ないと思っています。実際にぼくがブログを書くときも、目の前にいる読者に語るようにして文章を書いています。
話すように書くと、自然と文章にもリズムが出てきます。語尾が揃ってしまうなんてこともなくなります。
(中略)
なので、まず「質」は置いておいて、話すように言いたいことをバーッと書いてしまうのも手です。(『武器としての書く技術』より引用)
「最低限のルールだけ作り」と書きましたが、僕はこの3つだけ定めた上で、一回目の執筆を行っています。
- 上位表示させたい検索キーワードは何か(記事のテーマはぶらさないようにしましょう)
- 想定している読者ターゲット(どんな悩みを持っている読者に情報を提供したいのか考えましょう)
- 記事を読み終えた読者の行動目標(記事を読んでくれた読者にどんな行動をしてほしいのか考えましょう)
この3つだけ決めた上で、SEOライティングは意識し過ぎずに、サクッと書き終えましょう。
ブログを書き終えたら検索流入を意識した一回目のリライトをしよう
最低限のルールを守りながらも、パッとブログを書き終えたら、まだ公開しないでください。そのままの流れで、検索流入を意識したリライト(編集作業)に入りましょう。
この時、初めてSEOライディングの知識が求められます。
- タイトルに上位表示させたいキーワードは入っているか?
- 見出しにもキーワードは入っているか?
- 段落の始めや終わりにキーワードは入っているか?
- 共起語や関連語をバランスよく散りばめられているか?
などを意識しながら、書いたブログに手を加えていきましょう。
この時、SEOライティングを意識するばかり、むやみやたらにキーワードを入れたり、不自然な日本語になったりしないよう注意してください。
いくら上位表示されて検索流入が増えたとしても、読者に満足してもらえるブログを提供できなければ本末転倒ですからね。
ブログの文字数ですが、2000文字以上は書くようにしましょう。検索流入を増やすためには最低でも2000文字前後が必要と言われています。
繰り返しになりますが、検索流入を意識するあまり、読みにくい文章にならないよう注意しましょう。検索エンジンに評価され、かつ読者にも響く記事を書けるようになるのがベストです。
3カ月経ったブログは検索流入の状況を調べ、二回目のリライトを実行しよう
書いたブログが検索エンジンに反映されるようになるには、最低でも2~3ヶ月かかると言われています。つまり、いくら検索流入を意識したブログを書いたところで、しばらくはPV増加に繋がりません。
ブログの規模が大きかったり、トレンド記事を書いたりすれば、公開直後に検索上位に表示される可能性もあります。しかし、一般的な内容の個人ブログでは、だいたい3ヶ月くらいは経たないと検索流入が安定しませんね。
ブログを公開してから2~3ヶ月経過したら、二回目のリライトをしましょう。この時に活用するのが、Google Search Console(グーグル・サーチ・コンソール/以下サーチ・コンソール)です。
サーチ・コンソールの詳しい使い方は別途ググってほしいのですが、サーチコンソールの機能を一言で表すと、
自分の書いたブログがどんなキーワードで何回検索されているのか、検索エンジンの何番目に表示されるのかなど、検索流入の状況が把握できるツール
になります。サーチコンソールを使い、上位表示を狙っていたキーワードでしっかり検索流入があればいいのですが、たまに別のキーワードのほうが検索流入が多い場合もあるんですよね。
そんな時は、該当するブログに思い入れでもない限り、そっちのキーワードに対応したコンテンツに変更するのもアリです。
まとめ
我流ですが、僕がブログの検索流入を増やすために意識している3つのステップを紹介しました。もう一度整理すると、
- 最初から検索流入を意識してブログを書くと筆が重くなってしまう。上位表示させたいキーワードや想定読者ターゲットだけ決めた上で、まずはサクッと書いてしまう
- そのまま検索流入を意識したリライトを行う。SEOライティングはとりあえず基本的な知識だけ抑えておけば大丈夫。その後にブログを公開する
- 2~3ヶ月空けたら、サーチコンソールを使い、検索流入の状況を調べる。必要に応じてリライトしたり、検索流入を増やすため内容を大きく変更するのもあり
この3ステップを続けていけば、確実にPVを増やすことができるはずです。参考にしてください。
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