原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から新時代の働き方、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

【厳選】NPO法人を設立するならこの4冊!新卒で起業する僕がオススメします!

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NPO法人設立に取り組む僕が実際に使っているオススメ本です

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今年5月に国際協力NGOコンフロントワールドを設立し、今月からはNPO法人化の手続きを進めている原貫太です。

 

大学生でも在学中にベンチャーで起業するのが珍しくなくなってきた今日、僕がNPO法人(特定非営利活動法人)の形式で起業している理由は大きく2つ。

 

 

「株式会社」に比べれば、「NPO法人」での起業に関する情報機会は少ない!とはいうものの、今の時代はネットに加えて本を活用すれば何とかなるもんです。

 

 

新卒でNPO法人を起業している僕が参考にしているオススメの本を紹介します。

 

 

『NPOの教科書』

 

NPO法人の起業を意識し始めた時に、まず最初に読んだ本。NPOの世界を基礎の基礎から幅広く知るための入門書兼体系本として、強くオススメします。

 

NPO初心者である乙武洋匡さんが、NPOの世界で17年以上働く佐藤大吾さんに質問をする形で話が進んでいくため、読んでいて飽きません。まずNPOの全体像をつかみたいという人は、この本を手に取ってみて下さい。

 

 

『新版 自分たちでつくろうNPO法人 !』

  

NPO法人を立ち上げるといっても、仲間集めや事業方針の決定が終わった後にやらなくてはならない一番大変な作業は、そう、書類作成です。

 

 

NPO法人設立のため、所轄庁に提出する書類は全部で11種類。

 

①設立認証申請書
②定款
③役員名簿
④就任承諾及び各役員の誓約書の謄本(写し)
⑤各役員の住所または居所を証する書面(住民票の写し)
⑥社員のうち10人以上の者の氏名・住所または居所を記載した書面
⑦確認書
⑧設立趣旨書
⑨設立について意志の決定を証する議事録の謄本
⑩設立当初の事業年度及び翌事業年度の事業計画書
⑪設立当初の事業年度及び翌事業年度の活動予算書

 

中でも、法人の目的や事業、運営のルールなどをまとめた定款の作成は、非常に工数がかかります。その上、変更する際には総会の開催や所轄庁の認証、また所轄庁への申請が必要になるなど、生半可な気持ちで作成すると後が大変になる。

 

 

この『新版 自分たちでつくろうNPO法人 !』では、具体的な書き方や細かな留意点など、全部で77ページにわたり定款作成の方法を解説してくれています。親切すぎるのにもほどがある(笑)

 

しかも、第一次改訂版は2016年のNPO法改正にも対応しています。認証・登記から税務・保険、認定NPO法人や特例認定のことまで、これ1冊を持っておけば何でもわかるNPO法人設立のための完全マニュアルです。

 

 

『NPOの法律相談――知っておきたい基礎知識60』

NPO法人の経営や法務に携わる上で、勉強しなくてはならないのが「法律問題」。僕も本やネットで勉強しているものの、すべてを記憶にとどめておくのは難しい。

 

『NPOの法律相談』は、NPO運営で出てくる法律問題を一問一答形式で全60テーマ取り上げているため、何か分からないことがあればその都度開く…といった形で活用しています。

 

 

例えば、

 

Q.02:NPO法人の設立にはどのような手続きが必要ですか。どのくらいの時間と費用がかかりますか。

Q.11:理事・監事は具体的に何をするのでしょうか。また、どのような方になっていただくのがよいでしょうか。

Q.25:個人からの小口の寄付又は出資をたくさん集めたいと思っています。どのような方法がありますか。また、それぞれの注意すべき点を教えて下さい。

Q.35(2):大学生のインターンを受け入れることになりました。気をつけるべきポイントを教えて下さい。

 

などなど。どのクエスチョンも専門家に聞きたくなりませんか?NPOを仕事にする以上は、これからずっと愛用する一冊になりそうです。

 

 

『ファンドレイジングが社会を変える (非営利の資金調達を成功させるための原則)』

NPO法人を起業する以上、「お金」と向き合う必要があります。「社会に良いことをしているのだから、自然と寄付は集まってくるだろ~」なんて呑気なことを考えていたらダメです。

 

NPO経営者になる以上は、ファンドレイジング、つまり「資金調達」とちゃんと向き合わなくてはなりません。

 

 

ただ、『ファンドレイジングが社会を変える』の著者であり、日本ファンドレイジング協会代表理事も務める鵜尾雅隆さんは、このように述べています。

 

ファンドレイジングを「単なる資金集めの手段」ではなく、「社会を変えていく手段」として捉え直す『ファンドレイジングが社会を変える』より引用)

 

本書では、ファンドレイジングを成功させるための具体的なステップに加えて、「そもそもNPO関係者はファンドレイジングをどう捉えるべきか?」「日本には寄付文化が存在しないというのは本当なのか?」など、哲学からメソッドまで幅広く学べる一冊です。

 

NPO法人を設立するほとんどの人にとっての不安は、「お金」の問題かもしれません。この一冊を手元に置いておけば、その「不安」は「ワクワク感」に変わっていくでしょう。

 

 

行動を起こすために必要なのは「勇気」ではなく「情報」

最後に、NPO関連の本ではありませんが、尊敬するキングコング西野さんの著書『革命のファンファーレ』の一説を引用。

 

行動しない人間は、自分が行動しない理由を、すぐに「勇気」のせいにする。

「勇気がないから一歩踏み出せない」と言う。

これは違う。大間違いだ。

行動することに、勇気は必要ない。

 

子供の頃に一人で乗れなかった電車に、今、あなたが一人で乗れるようになったのは、あなたが勇気を手に入れたからではない。 「電車の乗り方」という〝情報〟を手に入れたからだ。

 

(中略)

 

一歩踏み出すために必要なのは、ポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキングだ。

説明できてしまう事柄に「勇気」は必要ない。

一歩踏み出すことに勇気が必要だと思っているのであれば尚のこと、そんな不確かなものを取っ払ってやる為にも、とっとと情報を仕入れた方がいい。

 

 

僕自身、NPO法人の起業を決意する時は、

 

・そもそもNPOって何なのか

・申請書類はどうやって書けばいいのか

・ファンドレイジングとは何なのか

 

全く知りませんでした。知らないから、不安に溢れていました。

 

でも、本を読んで「情報」を手にしたことにより、何をどうやってやるべきがか分かってきたから、ドンドンと行動を起こせています。

 

 

NPO法人を設立するのに参考にする本は、とりあえずはこの4冊だけで十分でしょう。情報を取り込んでいけば、行動を起こす時の「不安」は無くなっていきます。