「英語圏旅行」と聞くと思い浮かぶのがアメリカやイギリスですが、もっと安く旅行できる国が日本のすぐ近くにあります。
フィリピンです。
イギリスやアメリカも悪くありませんが、何といっても物価が高い。航空券を含めると、一週間の旅行でも20万円近くはかかると思います。
僕は大学生の時にニューヨークを一人旅しましたが、どのレストランも大体高いので毎食ファストフードで済ませていました笑
ということで、英語圏かつ安い旅行をしたいなら、東南アジアのフィリピンをおすすめします。特に「せっかく英語圏を旅行するのだから現地では英語を使いたい。ちょっとだけでも英会話もできるようになりたい。」って人にはぜひ読んでほしい記事です!
英語圏の旅行先として人気の高いフィリピン
日本人の旅行先としても人気のあるフィリピン。なぜフィリピンは英語圏なのか、簡単に歴史の話をするので興味ない人は飛ばしてもらってOKです。
1900年代前半からアメリカの植民地になったフィリピン。統治時代、宗主国であったアメリカは英語教育に力を入れました。
フィリピンには島が7,000以上あり、そして言語は(なんと!)約170もあると言われています。そのため、フィリピン人同士でもコミュニケーションを取りにくい状況が度々あったとか。
植民地統治を円滑に進めるため、アメリカはフィリピンでの英語教育に力を入れました。
アメリカからの独立後も、フィリピンは国として英語教育に力を入れます。そのため、フィリピン国内では国民のほとんどが英語を話すことができるのです。
英語圏のフィリピン。世界共通語である英語が広く浸透したことが、観光客が多数訪れる旅行大国になれた大きな要因でしょう。
英語圏旅行したい!でも安く済ませたい!ならフィリピンがおすすめ
英語圏かつ安く海外旅行をしたいなら、フィリピンを渡航先にしましょう。意外と知られていないおすすめ理由を6つ紹介します。特にお金のない学生は必見です。
日本から4時間で行ける英語圏
大学一年生の時の僕も「どうせ海外旅行をするなら英語圏が良い。でも、できる限り安い方がいい…」という理由から、フィリピンを旅行先にしました。
同じ英語圏であるアメリカへのフライトは10時間以上かかる一方、フィリピンなら日本からわずか4時間で到着します。
時期にもよりますが、最近はLCCが発達したこともあって、チケット代も往復4万円前後。セール中で安くなっている時だと、2万円を切る時もあるようです。
旅行者に嬉しい!物価がとにかく安い
同じ英語圏のイギリスやアメリカと比較し、フィリピンの物価は圧倒的に安いです。
フィリピンの物価は日本の約3分の1と言われています。また、職種にもよるもののフィリピン人の給与は新卒で20,000円~と、日本の約10分の1です。
ローカルレストランを利用すれば、一回の食事は約200~300円で済ませられます。屋台なら100円もかからずにお腹いっぱいになることも。僕がフィリピンを旅行した時は、友人と一本20円の焼き鳥を食べていました。
ホテルもバックパッカーが使うようなドミトリーに宿泊すれば、一泊500~1,000円と安く済ませられます。2,000~3,000円も出せば、ある程度グレードの高いホテルにも泊まれるでしょう。
ちなみに、いいホテルが見つからない時はAirbnbを使うのもおすすめです。シェアルームであれば一泊1,008円からありますね(2018年9月18日現在)。
*まだAirbnbのアカウントを持っていない人はこちらから登録すると初回旅行が3,700円オフになるクーポンが貰えます。
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フィリピン旅行の費用 一週間で75,000円。内訳と節約方法を紹介します - 原貫太のブログ
治安も安定している
マニラやセブなど、旅行者が多く訪れる場所は治安も安定しています。外務省の海外安全ホームページでもレベル1です。
フィリピン国内にも治安が悪い地域はあります。例えばミンダナオ島では渡航中止勧告を意味するレベル3が発出されています。このような地域には旅行者が近寄るのは避けましょう。
また、貧富の格差が大きい首都マニラ、またセブ中心部ではスリや置き引きなどの軽犯罪は頻発しています。ですが、「夜間の一人歩きは極力避ける」「人ごみに長時間滞在しない」など、基本的な安全対策を遵守すれば問題ありません。
個人的には、アメリカのロサンゼルスやニューヨークのほうが、治安は悪い気がしています。フィリピンの治安事情は以下の記事で解説しました。
➡フィリピンの治安 マニラは危険?観光客が守るべき6つの安全対策も紹介 - 原貫太のブログ
観光地も充実している
フィリピンは観光地も充実しています。特にセブ島は日本人にも人気の旅行先で、南国気分を味わいたい人におすすめです。
外国人旅行者が多い観光地だと多少は物価が高くなりますが、それでもロンドンやニューヨークと比べたら圧倒的に安いです。
また、フィリピンでは貧困や著しい格差など、途上国が抱える問題を学ぶためのスタディツアーを提供する団体も多数存在します。文化も生活様式も日本とは全く違った環境の途上国だからこそ、一般的な海外旅行では難しい経験が得られるかもしれません。
英語の訛りは気にしなくてOK
英語圏に旅行したい人の中には、現地で実際に英語を使いたい人も多いのではないでしょうか?
日本人は海外ドラマの観すぎなのか「ネイティブスピーカーが話すカッコいい英語を身に付けたい」と思っている人が多いですが、英語の訛りなんて気にする必要はありません。
英語なんて所詮はコミュニケーションツール、伝わればそれでいいんです。インドやアフリカの人たちが話す英語を一度聞いてみてください。めちゃくちゃ訛っていますが、それでもビジネスの最前線に立っている人はたくさんいます。
世界人口70億人のうち、英語人口は約17.5億人。それに対して、ネイティブスピーカーは約3.9億人と言われています。つまり、英語を第二言語として話す人の方が圧倒的に多いのです。
だから別にネイティブスピーカーが話す英語に触れる必要なんてありません。まぁ、英語圏のフィリピンには発音がきれいな人が多いですが(笑)
英語の語学留学先としても有名
イギリスやアメリカなど、先進国英語圏への語学留学はおすすめできません。理由はシンプル、費用が高いからです。
プログラム料金に加え、航空券代や生活費も考慮すると数週間〜数ヶ月でも50万円、下手すれば100万円近くかかる場合もあります。日本でも英語が勉強できる今の時代に、バカ高いお金を払って留学する必要はないです。
…ですが、それでも語学留学を体験したいという人には、同じく英語圏であるフィリピンへの留学をおすすめします。費用の安さや治安の良さから、セブ島留学は日本人にも人気があります。
ということで、英語圏を安く旅行したいなら僕はフィリピンをおすすめします。
僕が大学生になって初めて海外旅行した国がフィリピンでしたが、現地ではたくさん英語を使う機会があったし、何よりも物価が安いので経済的には助かりました。
これから旅行を計画する人はぜひフィリピンを候補にしてみてください!