原貫太のブログ

フリーランス国際協力師/原貫太のブログです。国際協力やアフリカ、原貫太の活動について発信します。

フィリピン旅行の費用は?1週間なら10万円かからない!内訳と節約方法を紹介

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。

 

日本人の旅行先として人気のあるフィリピン。物価も日本の3分の1から5分の1程度と非常に安く、豪遊でもしない限り、1週間の旅費なら10万円はかかりません。

 

この記事ではフィリピン行きの航空券からビザの費用、宿泊費、移動費、食費など、フィリピン旅行にかかる費用をまとめました。

 

基本的には「一週間の一人旅+できる限り節約する」というイメージでまとめていますが、予算を考える上での「旅費の基本」になるはずです。これからフィリピンを旅行する方は参考にしてください。

 

 

 

フィリピン旅行の費用は?一週間なら10万円切る、その内訳と節約方法を紹介

フィリピンを旅行する原貫太

マニラ市内で撮影

 

フィリピン旅行の費用① 航空券

フィリピンに渡航するための航空券ですが、最近はLCCが普及したこともあり、フィリピン行きのチケットは非常に安く取得できるようになりました。

 

もちろん旅行する時期にもよりますが、日本⇔フィリピンの往復航空券なら3~4万円程度で購入可能です。旅行代理店には依頼せず、Surpriceなどのサイトを利用し、自分で手配するようにしましょう。

 

 

フィリピン旅行の費用② ビザ

日本人がフィリピンを旅行する時、滞在期間が30日間以内であればビザ(査証)の取得は要りません。そのためビザ費用は0円です。

 

パスポートだけあれば大丈夫ですが、有効残存期間が6ヶ月以上あるか、ちゃんと確認しておきましょう。

 

フィリピン旅行の費用③ 予防接種

セブ島のビーチ

セブ島のビーチ

 

1週間程度のフィリピン旅行なら予防接種は基本的に必要ないと思いますが、一応予防接種にかかる費用も紹介しておきます。

 

フィリピンを旅行して、少なからずリスクのある重度の病気は

 

  • 狂犬病
  • A型肝炎・B型肝炎
  • 破傷風
  • 日本脳炎
  • 麻疹(はしか)

 

などです。このうち狂犬病・A型肝炎・B型肝炎に関しては、ほとんどの日本人が予防接種を打ったことはないはず。

 

一週間の旅行、かつ滞在先がマニラやセブなどの都市部なら、これらの病気をそこまで心配する必要はありません。僕自身は初めてフィリピンを旅行した時、予防接種は一つも受けていきませんでしたが、問題ありませんでした。

 

一方で「海外旅行に行くなら、健康はお金で買っておくべき」とも言われます。不安な方は、渡航前に予防接種を受けておきましょう。予防接種の費用は概ねこんな感じです。

 

  • 狂犬病…13,500円(学生は12,000円)
  • A型肝炎…7,000円(学生は5,500円)
  • B型肝炎…5,500円(学生は4,000円)

 

*「国立国際医療研究センター トラベルクリニック」を参照。

 

破傷風・日本脳炎・はしかに関しては、多くの人が予防接種を受けた経験があると思います。

 

しかし、破傷風予防接種の効果は20代前半まで(最後の定期予防接種が12歳の場合)(最終接種から約10年間免疫持続)、また年齢によっては、麻疹の予防接種回数が足りていない場合もあります。

 

母子手帳を確認し、不安な方はトラベルクリニックなど、専門の医療機関に相談してくださいね。

 

フィリピン旅行の費用④ 海外旅行傷害保険

フィリピンを旅行する方は、必ず海外旅行傷害保険に加入してください。何らかの犯罪に巻き込まれたり、病気になったりした時に、保険に入っていないと後悔します。

 

特にフィリピン旅行中はスリや窃盗などの軽犯罪に巻き込まれるリスクが高いです。海外旅行傷害保険に加入する場合は、「携行品損害補償」が付いているプランを選択してください。

 

一週間のフィリピン旅行なら、保険費用の相場は概ね2,000~4,000円です。

 

フィリピン旅行の費用⑤ 宿泊費

フィリピン旅行 費用

 

宿泊費をできる限り抑えたい人は、ドミトリーに宿泊しましょう。一泊1000円~1500円程度で宿泊可能です。

 

500円程度で宿泊できるドミトリーもありますが、部屋が汚かったり、治安の悪い場所にあったりで、あまりおすすめしません。

 

僕が過去フィリピンを旅行した際は、マニラでは一泊1,000円、セブ島では一泊1,800円のドミトリーに宿泊しました。一つの目安にしてください。

 

他の旅行者との相部屋が嫌という人は、一般のホテルに宿泊しましょう。もちろんホテルのグレードによってピンキリなので一概には言えませんが、シングルルームなら一泊2,000~3,000円も出せば、それなりのグレードのホテルに泊まれます

 

ホテル選びですが、フィリピンに到着してから探すのではなく、出発前にネットで予約しておきましょう。エクスペディアなどを利用すれば、評価の数からそのホテルの信用性やセキュリティ、周辺情報を知ることができます。

 

良いホテルが見つからない時は、Airbnbを使うこともおすすめです。シェアルームなら一泊1000円程度で宿泊することもできます。

 

まだAirbnbのアカウントを持っていない人はこちらから登録すると初回旅行が3,700円オフになるクーポンが貰えます。

 

フィリピン旅行の費用⑥ 移動費

マニラ市内の様子

マニラの貧困地区で撮影

 

僕がフィリピンを旅行した際は一人旅だったので、できる限り節約するために「ジプシー」と呼ばれる乗り合いバスを利用していました。待合所で運転手や乗客に行き先を伝えれば、どのジプシーに乗ればいいか教えてもらえます。

 

一回の運賃は約20円。一日5回使ったとしても、たったの100円です。

 

安全上の理由から、夜間に移動する時はタクシーを利用しましょう。距離にもよりますが、タクシー代は日本の3分の1程度。フィリピン旅行中の移動費用は、都市部なら一日1,000~1,500円あれば十分だと思います。

 

なお、海外Wi-Fiレンタル をしたり、現地でSIMカードを購入したりして常にインターネット環境を確保できるなら、タクシー配車アプリ「Grab」を事前にダウンロードしておきましょう。

 

首都マニラや観光地セブを中心に、ここ数年間でフィリピンでは「Uber」のような配車アプリが普及しています。

 

ただし、アプリを使って手配したタクシーを待っている時に、スマホの画面に集中し過ぎてしまいひったくりに遭う…という事件も起きています。くれぐれも、フィリピン旅行中は歩きスマホはしないように気をつけてください。

 

フィリピン旅行の費用⑦ 食費

フィリピン旅行 費用


フィリピンのローカルレストランなら、一回150~250円でお腹いっぱいになります。レストランにもよりますが、ビールも一杯50円~100円で飲めます。

 

他にも、例えば屋台の串焼きなら1本20円~30円、500mlのミネラルウォーターなら50円程度と、食費については節約しようと思えばいくらでも節約が可能です。

 

少し高級なレストランに入れば値段も高くなりますが、それでも日本の一般的なレストランとそれほど大差はありません。

 

フィリピン旅行なら、食費は一日1,000円もあれば十分だと思います。夕飯だけちょっと贅沢をしても、一日2,000円もあれば食費は収まります。

 

フィリピン旅行の費用 総まとめ

一週間のフィリピン旅行の費用をまとめると、概ね以下のようになります。

 

  • ビザ代…0円
  • 海外旅行保険…3,000円(相場で計算)
  • 航空券…30,000円(相場で計算)
  • 宿泊費…9,000円(1,500円×6泊計算)
  • 移動費…10,500円(1,500円×7日計算)
  • 食費…10,500円(1,500円×7日計算)

 

合計…63,000円

 

…ちょっと安すぎですね(笑)今回の記事ではお土産代や観光でかかる費用などは含めていないので、これがフィリピン旅行にかかる費用の基本になると考えてください。

 

もちろんダイビングをしたり、お土産をたくさん買ったり、高級レストランで食事すれば、旅費は数万円高くなるでしょう。

 

しかし、「節約しながらフィリピン旅行を楽しむ」「ローカルの生活を楽しんでみる」というイメージなら、一週間の旅費は10万円かからないはずです。

 

これからフィリピンを旅行される方、予算の目安として参考にしてください!Have a safe journey!

 

  

【追記】フィリピン旅行の費用を3,000円節約する方法

記事を読んでくださり、ありがとうございました。さいごに、フィリピンのような途上国を旅行する時にできる旅費節約の方法をご紹介します。

 

これは、僕が海外に行くとき毎回やっている方法です。

 

記事の中で、日本よりも治安の悪いフィリピンを旅行するなら海外旅行傷害保険は必須とお伝えしました。

 

しかし、当然ですが保険費用が加わってくるため、その分旅費は高くなってしまいます。例えば一週間のフィリピン旅行なら、3,000円くらいがかかりますね。

 

できることなら旅行保険には入らず、少しでも旅費を浮かせたいですよね。帰国するまで何も問題が起きなければ、支払った保険代は正直もったいない気もしてしまう…。

 

でも、行き先は途上国のフィリピンです。現地では何が起きるか分かりませんから、安心材料としても何らかの保険は絶対にあった方がいい。

 

保険費用を節約したいという人は、海外旅行傷害保険が付帯されるクレジットカードをフィリピンに持っていきましょう。中でも一番おすすめなのがEPOSカードです。

 

\エポスカードのお申し込みはこちら/
EPOSカード

 

こちらの記事もあわせてお読みください

www.kantahara.com