原貫太の国際協力ブログ

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飛行機の長時間、どう過ごす?10時間フライトも快適になる8つの方法

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。日本とアフリカを往復しながら働いています。

 

飛行機の長時間移動って、しんどいですよね。精神的ストレスがかかるのはもちろん、適度に体を動かしたり、水分補給をしたりしないと、エコノミー症候群になって最悪死に至ることもあるらしいです。

 

今回の記事では日本⇔アフリカを頻繁に往復している僕が、実体験から見つけた「10時間以上の飛行機移動を快適に乗り越える8つの方法」をご紹介します。今後飛行機に乗る予定のある方、ぜひ活用してみてください。

 

 

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長時間の飛行機移動を快適にする8つの方法

飛行機 長時間

 

僕が紹介する長距離フライトの過ごし方は、この8つです。

 

  1. 機内で寝るために夜出発の飛行機を予約しよう
  2. 機内は乾燥している。水分補給をしっかりしよう
  3. 飛行機は予約段階で通路側を抑えよう
  4. トイレついでに軽くストレッチをしよう
  5. 機内ではリラックスできるズボンを履こう
  6. 没頭できる映画を観よう。ブルーライトカット眼鏡を忘れずに
  7. Kindleを機内に持ち込もう
  8. 機内でクラシック音楽を聴こう

 

長距離フライトの過ごし方① 機内で寝るために夜出発の飛行機を予約しよう

長距離フライトの過ごし方として、ベストな方法は寝てしまうことです。そのために夜出発の飛行機を予約しましょう。

 

朝出発の飛行機だと、寝られてもほんの数時間で目が覚めてしまうはずです。夜に出発する飛行機を予約しておけば、睡眠で5~6時間は簡単に消費できます。

 

僕はアフリカに行く時、毎回22時前後に出発する飛行機を予約します。まぁ、そもそも飛行機の数が限られているので選択肢が少ないのですが笑

 

ただ、僕は座席に座って寝るのが得意ではありません。できたらビジネスクラスで席を倒して寝たいくらい。

 

そんな僕のように座って寝るのが苦手な人は、ネックピローを機内に持ち込みましょう。長時間フライトを快適に過ごすためには必須のアイテムですね。

 

かさばらないように、機内には膨らませる式の物を持ち込みましょう。

 

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長距離フライトの過ごし方② 機内は乾燥している。水分補給をしっかりしよう

水分補給をしっかりすることが、長時間の飛行機移動を快適にしてくれます。

 

トイレに行くのが面倒くさいからという理由で、機内では水を全く飲まない人がいますが、人間の身体はたった1.5%の水分が失われただけでも軽い脱水症状になります。

 

脱水症状になれば、倦怠感やイライラを感じるようになり、ストレスも蓄積されます。そうなれば、長時間の飛行機移動は苦痛になってしまうでしょう。

 

長時間フライトでは、何時間も圧迫感のある機内で拘束されることになります。ただでさえ狭い機内に閉じ込められてストレスを感じるというのに、脱水症状も重なっては心身ともに不健康です。水分をしっかり摂りましょう。

 

のどが渇いているという状態は、すでに体内から多くの水分が失われているという身体からのサインです。「のどの渇きを感じる前に、一口大の水を飲むことが好ましい」と言われています。

 

そのため、飛行機に搭乗する前に、ラウンジで機内持ち込み可の水を購入しておきましょう。いちいちフライトアテンダントを呼んで水をもらうよりも、自分のペースで水分補給できる状態にしておくことが長距離フライトには望ましいです。

 

長距離フライトの過ごし方③ 飛行機は予約段階で通路側を抑えよう

飛行機 長時間

 

「せっかくの飛行機。窓から景色を見たい!」という人は、飛行機初心者です。まぁ僕は人生初の飛行機では、窓側の席に座りたくて友達と喧嘩しましたが笑

 

3列シートで窓側の席になると、トイレに行こうと席を立ちたくても、隣の席の人たちが寝ていれば気を遣う必要があります。

 

これは、飛行機移動で大きなストレスになる原因です。言うまでもありませんが、トイレを我慢することはもちろん身体によくありません。

 

長時間の飛行機では予約段階で通路側の席を抑え、自分の好きなタイミングで席を立てるようにしておきましょう。

 

また、通路側の席に座ると、多少ではありますが通路に足を伸ばすこともできます。もちろん、歩く人の邪魔にだけならないように注意してください。

 

窓側の席だとかなり窮屈を感じますが、足が疲れてきたタイミングで軽くストレッチするくらいなら問題ありません。余裕を感じるためにも、長時間の飛行機では通路側の席を予約しましょう。

 

長距離フライトの過ごし方④ トイレついでに軽くストレッチをしよう

エコノミークラス症候群を聞いたことはあるでしょうか。ちょっと長いですが、大事な話なので引用します。

 

飛行機で長時間旅行したあと、飛行機を降りて歩き始めたとたん、急に呼吸困難やショックを起こし、ときには亡くなることもある-。これが「エコノミークラス症候群」と呼ばれる病気の典型的なケースです。

 

(中略)

 

飛行機のエコノミークラスで旅行すると、長時間狭い椅子に座ったままの状態を強いられることが多く、足の血液の流れが悪くなり、静脈の中に血の塊(静脈血栓)ができることがあります。

 

この静脈血栓は歩行などをきっかけに足の血管から離れ、血液の流れに乗って肺に到着し、肺の動脈を閉塞してしまいます。「[46] 急性肺血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)の話」より引用)

 

「最悪、死に至ることもあるのか…」と衝撃を受けました。個人的にはずっと同じ姿勢で座っていると身体がムズムズしてきて、ストレスが溜まりますね。

 

トイレに行くタイミングで軽く屈伸したり、背伸びをしたりと、ストレッチで血行を促進しましょう。これも長期間フライトを乗り越えるための大事なテクニックです。

 

ただ、機内でしょっちゅう席を立ってストレッチするのは、なかなか難しいと思います。

 

そのため、飛行機に乗っている間は着圧ソックスを履きましょう。機内が仕事場のフライトアテンダントは、その多くが着圧ソックスを使っているようです。特に女性だと、足のむくみを気にする人も多いですからね。

 

足のむくみ対策だけではなく、エコノミークラス症候群の予防にも繋がりますので、着圧ソックスは用意しておいてください。飛行機用に作られた着圧ソックスがおすすめです。

 

また、エコノミークラス症候群にならないようにするには、”できる限り足を高い位置に置いておくことが望ましい”と言われています。

 

長時間フライトでは、旅行用にデザインされたフットレストを活かすこともできます。足のむくみやエコノミークラス症候群が心配な人は、こちらも準備しておきましょう。

 

飛行機での足のむくみ対策に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

飛行機の足むくみ3つの防止策 10時間フライトもこれで大丈夫! - 原貫太のブログ

 

長距離フライトの過ごし方⑤ 機内ではリラックスできるズボンを履こう

飛行機 長時間


長時間の飛行機移動では、スエットやジャージなど、リラックスできるように伸縮性のあるズボンを履きましょう。生地の固いジーパンはNGです。

 

ラフな格好で自宅から空港まで移動するのが恥ずかしい人は、バックパックにズボンを入れておき、搭乗前にトイレで着替えれば問題ありません。

 

席を立ってストレッチできることが好ましいですが、靴を脱いで足を軽く動かしたり、座席の上で少しだけ膝を抱えたりするのも、多少なりとも効果はあります。(マナー違反にならないよう注意しましょう)

 

フライトが長時間にわたる時は、ジーパンではなく伸縮性のあるスエットやジャージを履いてください。

 

長距離フライトの過ごし方⑥ 没頭できる映画を観よう。ブルーライトカット眼鏡を忘れずに

王道ではありますが、没頭できる映画やドラマを観ることも、長時間フライトの過ごし方としておすすめです。大型の飛行機なら、座席にスクリーンが備え付けられているはずです。

 

ただ、海外の航空会社を使うと字幕に英語やフランス語、中国語はあっても、日本語は用意されていないことが多いです。外国語が苦手な人であれば、内容を理解するのは難しいでしょう。

 

また、LCC(格安飛行機)には、そもそもエンターテインメントが用意されていないことがほとんどですね。

 

そのため海外の航空会社やLCCを使う人は、自分のスマホやタブレットで映画やドラマを視聴できるようにしておきましょう。

 

僕はAmazon Prime Videoを利用していますが、Wi-Fi環境でアプリにダウンロードしておけば、ネット環境がない機内でもオフライン再生することが可能です。

 

飛行機の中で映画を一本見るだけでも2時間、ドラマを何本か続けてみれば5時間くらいは簡単に消費できます。

 

ただ、スマホやタブレットのディスプレイから発生するブルーライトは、眼精疲労だけではなく、頭痛や神経ストレスの原因になると言われています。また、寝る直前までブルーライトをたくさん浴びていると、睡眠の質も落ちてしまいます。

 

度なしのブルーライトカット眼鏡も売っているので、普段コンタクトや裸眼の人も、一つ機内に持ち込んでおきましょう。

 

 

機内での暇つぶしに関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

飛行機の暇つぶし8つ紹介 10時間の長時間フライトもこれで快適に! - 原貫太のブログ

 

長距離フライトの過ごし方⑦ Kindleを機内に持ち込もう

普段忙しい人にとっては、機内は集中して本を読める環境になります。ネットからも離れられますしね。

 

紙の本を何冊も機内に持ち込むのは難しいので、僕にとって欠かせないアイテムがKindle。Wi-Fi環境で本のデータをダウンロードしておけば、ネットの繋がらない機内でも読むことができます。

 

また、海外旅行中は日本語の本を購入することは難しいです。僕自身、アフリカにいる時は読書で気分転換することが多いのですが、日本から持参した本はすぐに読み終わってしまいます。

 

海外旅行中でもKindleがあれば、Wi-Fi環境でAmazonから本を購入し、すぐに読み始められます。

 

ちなみにAmazonが提供するタブレット”Fireシリーズ”なら、価格は1万円を切るものがほとんどです。Fire HD 8 タブレットなら8980円、Fire 7 タブレットなら5,980円になります。

 

Kindleとしてもタブレットとしても活用できるのに、この価格はコスパ抜群です。溜まっている映画やドラマを長時間フライトで消費したい人におすすめします。

 

長距離フライトの過ごし方⑧ 機内でクラシック音楽を聴こう

飛行機 長時間

 

座席にもよりますが、飛行機の中はエンジン音がうるさかったり、小さな子どもが近くにいれば夜泣きしてしまう可能性もあります。

 

飛行機では座席移動が基本的にはできません。僕自身、音には敏感でストレスを感じやすいため、機内ではリラックスできるクラシック音楽を聴いて過ごすことが多いです。

 

例えばモーツァルトなどのクラシック音楽は、人の脳や心理に働きかける効果が高いと言われています。

 

また、クラシック音楽は心を落ち着けるセロトニンや、イライラした気持ちを静めるアセチルコリンといった神経伝達物質の分泌を促進することに繋がると考えられているのです。

 

クラシック音楽を聴くとなると、やはり定額で聴き放題のストリーミング配信系の音楽アプリが一番です。僕はAmazon Music Unlimitedで音楽を聴いています。

 

プライム会員になれば月額780円で4000万曲以上が聴き放題です。クラシック音楽も数え切れないほどたくさん入っています。こういったアプリでは「名曲集」といったプレイリストも組んであるので便利です。

 

こちらもAmazon Prime Videoと同様、Wi-Fi環境でアプリに音楽をダウンロードしておけば、ネット環境がない機内でも再生できます。近々飛行機に乗る予定がある人は、ぜひAmazon Music Unlimitedを活用してみてください。

 

飛行機の長時間、8つの過ごし方総まとめ

10時間の飛行機移動も快適にする過ごし方、もう一度まとめておきます。

 

  1. 夜出発の飛行機を取ろう。長時間フライトを乗り越えるためには寝るのが一番。
  2. 乾燥ている機内では、水分をしっかり補給するように。
  3. トイレに立つために、窓側ではなく通路側の席を予約しよう。
  4. トイレに行くタイミングで軽くストレッチをしよう。屈伸程度でも構わない。
  5. ジーパンはNG。リラックスできるズボンを履いて機内に搭乗しよう。
  6. 映画に没頭しよう。ブルーライトカット眼鏡をお忘れなく。
  7. KindleやFireタブレットを活用し、読書を楽しもう。
  8. クラシック音楽を聴こう。オフライン再生できるAmazon Music Unlimitedがおすすめ

 

せっかくの海外旅行。行き帰りの飛行機でストレスを感じていたらもったいないです。紹介した8つの過ごし方を参考に、長時間の飛行機移動を快適に過ごしてください。

 

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