原貫太の国際協力ブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカ、社会問題などのテーマを中心に解説しています。

「放っておいたら、あの難民の女の子は死ぬよ?」南スーダン難民危機/世界人道デー

「放っておいたら、あの難民の女の子は死ぬよ?」 先日、ウガンダ北部の南スーダン難民居住区に足を運んだ時に、現地のスタッフからふとかけられた言葉が、心の片隅に残り続けている。 私が活動しているパギリニヤ難民居住区には、PSNs(Persons with Specia…

なぜ僕はNPO(非営利団体)形式で活動しているのか

最近、何人かの方から なぜNPO(Non-Profit Organization/非営利団体)の形式で活動するのですか? と質問を受けた。 昨今は大学生でも在学中に起業する人が増えてきたが、株式会社、営利事業として起業しているケースがほとんどだ。そんなトレンドがある中…

『世界を無視しない大人になるために』の表紙で一緒に映る南スーダン難民の女性と再会!

今年2月、ウガンダ北部の南スーダン難民居住区。現地のニーズや課題、支援動向などを把握するための調査活動に訪れていた僕は、そこで一人の女性と出会った。 グレイスさん(仮名)は、昨年7月に南スーダンで紛争が再燃した後、他の多くの難民たちとともに…

支援と不条理のジレンマ「変わるべきなのは”彼ら”ではなく”私たち”だ」

ウガンダに来てからまだ4日しか経っていないものの、体調不良でパフォーマンスが優れない割には様々な思考やアイデアが湧いてきた。そして同時に、日本にいた時以上の勢いで仕事に向き合っている。 アフリカン・パワーなのかどうか分からないが、アフリカの…

いつまでも出発ロビーでワクワクできる大人でありたい。

レポートを大学に提出したり、ギリギリまでスタッフと打ち合わせをしたり、京成本線の中ではこの記事を書いたりしていたら、いつの間にか成田空港までやって来ていた。 今年3月上旬にウガンダから日本へと戻り、その後コンフロントワールドを立ち上げ、 5…

Twitterでアウトプットしたいけど最初の一歩が踏み出せない人に伝えたい2つのこと

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。Twitterでのアウトプットは6年以上続けており、現在フォロワーは24,000人います。 昨今は色んな場所で「アウトプットが大切!」「Twitterでアウトプットしろ!」と言われますが、アウトプットが苦手な人…

「君が挑戦することで、日本の"失敗を許さない風潮"を変えていってほしい」

これまで一度も書いてこなかった僕の「原体験」について語りたい。 ご存知、僕が「国際協力」の世界へと足を踏み入れることになった最初のきっかけは、大学1年時にフィリピンのスタディーツアーへと参加したことだった。現地滞在の最終日にたまたま物乞いを…

世界を無視しない大人になるために【少女兵との出会い - 第一章まで無料公開】

※このページではフリーランス国際協力師原貫太の本『世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際協力』を第一章まで公開しています。 クリックすると購入ページへと飛びます。 はじめに この本では、僕が認定NPO法人テラ・ルネッ…

国際協力に興味ある中学生が「今すぐ」やるべき6つのこと【プロの国際協力師が解説】

国際協力に興味ある中学生がやるべきことを知りたいですか?この記事では将来的に国際協力をしたいと考えている中学生が今のうちにやっておくべきこと、また中学生ができる国際協力について解説しています。ぜひご覧ください。

想像する力、人間としての責任-6月20日は世界難民の日(2017)

2001年からの毎年6月20日は、国際デーの一つ「世界難民の日」とされており、難民の保護や支援に対する世界的な関心を高めるために、各地でイベントや運動が行われている。 昨年6月20日にUNHCRが発表した報告書によれば、世界の難民や難民申請者、国内で住居…