原貫太公式ブログ「世界まるごと解体新書」

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平和を望む人が99%なのに、なぜ世界に平和は訪れないのか(コレクティブインパクト)


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戦争を起こすのは世界のたった0.01%の人で、平和を望むのが99.9%の人なのに、なぜ世界に平和は訪れないのだろう。

 

コレクティブ・インパクト(Collective Impact)という言葉を聞いたことがあるだろうか。

 

コレクティブ・インパクトとは、立場の異なる組織(行政、企業、NPO、財団、有志団体など)が、組織の壁を越えてお互いの強みを出し合い社会的課題の解決を目指すアプローチのこと。(「グローバル・エンゲージメント・イニシアティブ」より引用)

 

今の(特に日本)社会には、「共通しているものを見つけようとせずに、違いや欠けているものを見つけて批判する」という風潮がどこか漂っているように思える。その姿勢が、対立や争いの火種になっていることもある。

 

これは、私自身に対する自戒も込めている。私も、大学2年に学生団体を立ち上げ、いわゆる途上国支援の活動を始めた当初、根っからの負けず嫌いだからか、他の学生国際協力団体を見ては、まさに自分たちとは違う点、もっと言えば自分たちよりも劣っている点を見つけては批判するといった、安いプライドを持っていた。最近ではそんなことは(ほとんど)無くなったが、当時は自分に自信がなかったからこそ、少しでも優越感に浸るために、そんな安いプライドを持っていたのだと思う。どこかで、「中途半端な人間ほど自信に満ち溢れている」と聞いたことがある。そんな人の自信は、まるでガラスのように、一度ヒビが入ってしまえば、すぐに粉々に砕け散ってしまいそうだ。

 

確かに、人の足りない所や欠点を指摘して直してあげることは大切だが、それ以上に、人と共通していること、共通しているビジョン(目指したい理想の世界/社会)に目を向けることは、他者との繋がりをつくるためにはとても大切なことだ。国際協力活動に携わる人であれば、なおさらだろう。

 

テラ・ルネッサンス理事長の小川真吾さんが、こんなことを言っていた。「戦争する人が1%、平和を望む人が99%。世界が平和にならないのは、戦争をしている1%が本気で、平和を望む残り99%の繋がりが弱いから」。

 

批判ではなく、提言を。確かに、批判的な視点から他者の活動を見ることも大切だが、ただ批判するだけではなく、提言をすること。「より良い世界/社会を創る」という意味においては、特に国際協力に携わる人々のビジョンは根底で共通しているからこそ、違いを乗り越えて、協働できる在り方を模索するべきだと思う

 

私自身、これまで沢山の活動を行ってきた過程で、他者もまた変革の主体者であり、そしてまた変革のパートナーであるということを理解し、相手を尊敬することの大切さに気付かされた。

 

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