原貫太のブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカの問題、フリーランスの働き方など様々なテーマを解説しています。

都市と地方の間にある情報機会の格差を縮めるための1つの解決策

東京暮らしだと気づきにくいけど、東京と地方の間にある情報機会の格差って凄く大きい。東京であれば毎週、いや毎日のように講演やセミナーがどっかであるけど、地方では数が圧倒的に少ない。特に国際協力の分野は元々の情報量が少ないからさらに酷い。この辺もテクノロジーの力を借りて変えていきたい

 

東京に比べて地方は直接話を聞けるチャンスが少ない

地方出身の友人が、こんなことを言っていた。

 

自分の出身地では、東京と違って講演やセミナーがほとんど開催されていない。「直接」話を聞けるチャンスが少ない。

 

東京に暮らしていれば、毎週、いや毎日のようにどこかで講演やセミナーが開催されている。自分の関心に近いものがあれば、お金さえ出せば情報機会に簡単にアクセスできる。

 

一方で、いわゆる地方に暮らしていると、情報に直接触れられる機会が少ないという。イベントに参加するためには、関東方面であれば東京、関西方面であれば大阪、九州方面であれば福岡…といった感じで、都市部まで出てこなければならない。主催者側は集客をするために、都市部でやるのが当たり前だからだ。

 

そうなると、わざわざイベントに参加するためだけに地方から出てくる人にとっては、交通費がバカにならない。大学生であれば、経済的な事情から諦めてしまう人も多い。

 

ロールモデルは地方ではなく都市部に集まっている

例えば、中学生や高校生が進路を考えるにあたってロールモデルとなるのは、頭のいい大学生だろう。でも、頭のいい大学生は、みんな都市部に出てきてしまう。だから、ロールモデルとなるべき大学生が、すぐ近くにいないという現象が起きる。

 

驚いたのは、「そもそも大学生が周りにいない」という言葉。でも、よく考えればそうかもしれない。

 

将来就きたい仕事を考えても、既にその仕事をやっているロールモデルは、みんな都市部に集まっている。だから、地方に暮らしている限り、自分がリスペクトするロールモデルから直接話を聞けるチャンスは、限りなく少なくなってしまうらしい。

 

国際協力はただでさえ情報が少ないからさらに酷い 

国際協力という分野は、ただでさえ出回っている情報が少ない。学生時代に国際協力や国際交流に携わるのに、社会人になると全く関係ない分野に就職していく人がほとんど。その理由の一つには、この情報量の少なさがあるだろう。

 

だから、これに「地方」という条件が重なると、その情報機会の少なさは絶望的なものになる。

 

先日も、山梨の大学に通う学生や香川で働く社会人が、わざわざ東京まで僕に会いに来てくれた。彼女たちは揃って、「地元には原さんなような活動をしている人はいない」という。

 

テクノロジーの力を借りて情報機会の格差を変えていきたい

「大学生の期間は、交通費さえもらえれば日本中どこでも講演に伺います」と僕は宣言している。先日も、名古屋の教育組合から講師として招いてもらった。

 

それでも、僕という人間は一人しかいない。だから、時間と空間の制限をぶっ壊したインターネットをもっと活用したいと思う。そうすれば、都市と地方の間にある情報機会の格差を、多少なりとも埋めることができる。

 

 

僕は毎日のようにSNSやブログで情報発信をしている。そのため、「原さんの発信する情報は本当に貴重です」と感謝してもらえることも多い。特に、地方に暮らしている人から。

 

最近はFacebookやTwitterのライブ機能も活用し始めた。内容は、普段の講演で話すこととそれほど大差はない。これを上手く活用すれば、僕を「ロールモデル」と慕ってくれる年下に、僕の話を「直接」聞いてもらうこともできる。