原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から新時代の働き方、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

【卒業前に読んで】国際協力を学生団体でやっていた全ての大学4年生へ

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卒業論文を今日、提出した。9月末にアフリカから帰国し、本格的に筆を進めたが、NPO法人化、ファンドレイジング、講演、執筆などなど、諸々の仕事と同時並行で進める卒論は、正直にかなりしんどかった。

 

 

普通であれば、卒論を終えた大学生は「よーし、もう残すは卒業くらいだし、残りの学生期間は思いっきり遊ぼう!」となるかもしれない。

 

でも、卒論を終えて身軽になった僕は、「不条理の無い世界の実現」を少しでも早く成し遂げるために、今日から1.5倍のスピードでコンフロントワールドを進めていこうと思う。

 

 

皆さん、これからも応援して貰えると嬉しいです。

 

 

たかだか大学生なのに、僕らはマジで「国際協力」をしていた。

大学生-国際協力

 

まだ僕が大学2、3年生だった頃、国際協力系の学生団体で活動する人とたくさん友達になった。活動地はフィリピンからケニアまで、問題対象は教育から衛生まで幅広かったが、交流会などで顔を合わせると、「途上国の貧困を無くしたい」「教育格差を改善したい」「医療へのアクセスを確保したい」と、熱く語っている姿がとても印象的だった。

 

 

「学生の国際協力で一体何を変えることができるのか」と悩み、葛藤もしていたが、多くの人たちが「マジで」世界を変えようと、必死になって活動していた。それこそお金なんて一円も貰わずにボランティアで、むしろバイトで稼いだお金を充ててまで国際協力の活動に取り組んでいた。

 

中には、決して国際協力とは呼べないような、言ってしまえば国際交流をしていた人たちもいた。それでも、世界を少しでも良い方向に動かすために、自分たちには一体なにができるのか、真剣に悩む姿が印象的だった。

 

 

でも、みんな学生団体を引退し、就職していく。

大学生-国際協力

 

大学3年の秋には学生団体を引退し、中には「もっとたくさん活動したかった」という後悔を抱えながら、活動の最前線から身を引いた人も多い。引退したにもかかわらず、「団体が好きだから」「後輩が心配だから」と、仕事が無いにもかかわらず、ミーティングに顔を出す人もいるだろう。

 

 

ただ、ちょうど今くらいの時期、就活を終えて「御社」から内定を貰った後は、就活で疲れてしまったのだろうか。「これから社会人だし、卒業するまではゆっくり過ごしたいな」「ヨーロッパを旅行したいな」と口にする人を僕は目にする。

 

 

決して悪くない。否定しない。批判するだけの権利も僕には無い。ただ一つ、学生時代には途切れることなく国際協力に携わり続け、コンフロントワールドを起業し、「この活動を一生の仕事にする」と決めた僕だからこそ、どうしても感じてしまうことがある。

 

 

 

悲しいなぁ。

 

 

もう一回、学生団体でマジだった頃を思い出せない?

大学生-国際協力

 

これまで散々、「学生が国際協力を通じてできること」を語り合ってきたんだから、卒業する前に時間ができたなら、もう一回「マジ」だった頃を思い出してみてはどうだろう。「就活で疲れた」なんて、もったいない。今、この瞬間を生きてみようよ。

 

 

そんな彼らに一つだけ意見ができるなら、僕はこう伝えたい。

 

 

 

「原体験の地」に足を運んで欲しい。

 

 

それはアジアかもしれないし、アフリカかもしれないし、もしかしたら図書館かもしれない。2つ以上あるかもしれない。「なぜだか理由は分からないけど心が動いた」原体験というのは、言葉にすることが難しいからこそ、何にも代え難い貴重なものなんだ。

 

 

就活では、死ぬまで働けるかも分からない志望企業を「頭」で考え、卒論では人生のどこで使うかも分からない内容を「頭」で考える。ひと昔前、アメリカに留学してた頃の僕も、勉強やキャリアをとことん「頭」で考えていたために、「心」で物事を考える機会が極端に減っていた。

 

 

だけど今年2月、南スーダン難民居住区の現場で、紛争で傷つく人たちと向き合う過程で、もう一度「心」で考えることの大切さに振り向かされた。緒方貞子さんが言っていた、「冷たい頭と、熱い心を持て。」の意味を、何となく理解できた気がした。

 

 

だから、大学卒業前にちょっと時間ができたなら、もう一度「原体験の地」に足を運んでみてはどうだろうか。飛行機代くらい、初任給ですぐにカバーできるでしょ。

 

 

僕は卒業するまでにフィリピンに戻りたいな

大学生-国際協力

 

僕は大学一年生の時、どうしてだか分からないけど、フィリピンで物乞いをする一人の少女を見て、涙が出るような経験をした。本気で世界を変えてやりたいと思った。

 

 

大学2年で学生団体を立ち上げ、バングラデシュのストリートチルドレン問題に取り組んだ。大した結果を残せたわけではないけれど、とにかく一人でも多くの子どもの力になりたくて、時には涙を流しながらも、必死で足を動かして活動していた。

 

 

僕ももう一度、できれば大学を卒業する前に、フィリピンかバングラデシュに戻りたいな。