原貫太オフィシャルブログ

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アメリカの大学生の勉強事情 留学生が感じた日本人との3つの違い

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アメリカに一年間留学し、国際関係論を勉強した原貫太(@kantahara)です。

 

先日、アメリカの大学生と日本の大学生の意識の違いをTwitterに投稿したところ、大きな反響がありました。

 

 

もちろん、アメリカの大学生にも勉強に不真面目な人はいるし、日本の大学生にも真面目に勉強に取り組む人はいます。

 

だけど、一年間アメリカに留学していた者として、やはりアメリカの大学生と日本の大学生の間には、勉強、中でも大学の授業に対する意識に大きな違いがあると感じています。

 

アメリカの大学生の勉強事情について、留学生が感じた日本人との3つの違いをご紹介します。

 

 

 

 

アメリカの大学生は積極的に発言しまくる

アメリカ 大学生

アメリカの大学に留学していた時の僕(写真右)

 

教授と学生の議論が始まってしまう

僕はアメリカの大学に留学し、国際関係論(International Relations)を専攻していました。交換留学なので、アメリカ人大学生たちと一緒に授業を受けていましたが、彼らの授業中の積極性にはとにかく驚かされました。

 

授業中、教授から指名されなくても、手を挙げて質問したり、意見を述べたりします。教授が話している最中であっても、お構いない。

 

中には対立する意見を堂々と述べ、そのまま教授と学生の一対一で議論に発展することもありました。その議論が10分以上も続くこともあるし、中にはあまりに手をあげすぎて「ごめん、授業進めないといけないから質問は控えて」と注意される学生もいましたね(笑)

 

一方で、日本の大学生は指名されない限り発言しないどころか、中には指名されたとしても、何も言わずに黙ってしまう学生もいます。ゲストスピーカーが来る上業であっても、誰も質問しないから、学生の代わりに教授が質問する…という場面もありましたね。

 

アメリカから帰国した今、アメリカの大学生と日本の大学生の勉強に対する”積極性”の違いを痛感します。

 

 

アメリカの大学では講義形式が少なくセミナー形式が多い

アメリカの大学生が授業中に積極的である背景には、アメリカの大学における授業形式が関係しています。

 

一般的に、アメリカの大学では、教授が学生に対して一方的に話す講義形式の授業は少なく、教授と学生、学生と学生がディスカッションを通じて理解を深めるセミナー形式の授業が多いです。

 

僕が留学していたのは「カリフォルニア州立大学チコ校」という田舎にある大学でしたが、ロサンゼルスやニューヨークといった大都市にある大学と比べても、セミナー形式の授業が多い大学でした。講堂を除き、大きい教室でも100人収容が上限とか。

 

少人数のセミナーだと、自ずとディスカッションをする機会が多くなります。小グループに分かれてのディスカッションを通じ、自分の考え方をしっかり表明することが求められるのです。

 

アメリカの大学生が持つ積極性は、授業形式が一つの要因になっているでしょう。

 

 

コミュニケーション能力が培われない日本の大学生

反対に、僕が通う総学生数5万人以上の早稲田大学では、300人規模の大講義も多く、90分間教授が一方的に話し続ける…といった授業も珍しくありません。

 

大人数の講義では、学生が自分の頭で考え、意見を表明する機会はアメリカの大学に比べて圧倒的に少なくなり、ひいては国際舞台に立った際、「日本人はコミュニケーション能力が低い」と言われてしまう一因に繋がります。

 

国連や政府機関、NGOなどをわたり歩き、世界の紛争地で「武装解除」に取り組んできた瀬谷ルミ子さんは、著書『職業は武装解除』の中でこう語っていました。

 

日本人は、書類選考はいつも高評価なのに、電話面接が苦手な人が多い──。

これは、国連の応募者に限ってだが、よく言われていることだ。ちなみに、この評価は語学力というより、コミュニケーション能力の問題なのだと思う。他に日本人が苦手だとよく言われる「交渉」や「プレゼンテーション」も、文化も経験も知識量も違う人に対して、いかに違和感なしに自分の意図を伝えて、相手を動かすかということへの不慣れが影響していると思う。

 

日本の教育制度は、高校までは世界トップクラスであるにもかかわらず、大学になると急に欧米諸国に劣り始めると言われます。僕自身、大学生の時からアメリカに留学したり、アフリカで働いたりしてきましたが、海外の人たちは交渉の場面でも、自分の意見を相手に伝えるのが上手いと感じています。

 

英語の運用能力以前に、日本人は自分の意見をまとめて相手に伝える力が弱いと言われますが、その一つの原因は大学の授業形式にあるのかもしれません。

 

 

アメリカの大学生は授業中に居眠りしない

アメリカ 大学生
 

居眠りしてたら単位を落とすことも

僕の記憶の限りでは、アメリカに留学していた時、授業中に居眠りをしている大学生は見かけませんでした。

 

これは、大人数の講義が少なく、少人数のセミナーが多いという授業形式の違いにもよるものですが、それにしても寝ている人はほとんどいません

 

アメリカの大学だと、授業中に居眠りしている人は教室から追い出されたり、単位を剥奪されたりするという話も聞きます。日本人と比べて、アメリカの大学生には、勉強にストイックな人が多い印象です。

 

 

机に突っ伏して寝る日本の大学生

みなさんご存知(?)のように、日本の大学生、それも教授の目が行き届きにくい大講義の大学生には、もう隠す気ないだろってくらい机に突っ伏して爆睡している人もいます。

 

アメリカの大学生は「勉強する時もマジ、遊ぶ時もマジ」と、はたから見ていて「こいつら体力あるなぁ〜」という印象も抱いていましたが、それにしても日本の方が授業中に居眠りする大学生は圧倒的に多いです。

 

 

授業料のため仕事もするアメリカの大学生

中には、授業料を自分で払っているアメリカの大学生もいます。

 

僕が一緒に寮生活をしていたアメリカ人の友人は、大学の学費を支払うために8時間×週5日働いていました。夜遅くに寮に戻り、料理や片づけを済ませた後に宿題に取り組み、朝起きたら午前中は授業に出て午後からまた仕事…。「マジきついわ」と言ってましたね。

 

アメリカの大学は、州立大学であっても学費は平均して年間約100万円、私立大学になれば、年間300万円超も。

 

そのため、奨学金や親からの仕送りだけでは生活できず、自分で働きながら学費を稼ぐ大学生もいます。中には、一度社会に出て働いてから大学に戻ってくる人もおり、当然ながら学費はそれまでの貯金から切り崩して支払い。

 

だからこそ、「苦労して学費を支払っている分、必死で勉強する。寝てなんかいられない」という意識も働くようです(仲良いアメリカの友人が言っていました)。それがまた、最初に見た「勉強に対する積極性」にも繋がるのでしょう。

 

反対に、(奨学金を借りている人もいますが)日本の大学生の多くは親に学費を払ってもらっている人が多いですよね。もちろん、アルバイトしながら学費や生活費を工面している人もいますが、残念ながら親のお金で大学に通っているにもかかわらず、怠けてしまっている学生がいるのも事実でしょう。

 

自分で仕事して稼いだお金ではないから、その有難さが分かりにくいというのはあるかもしれません。僕自身、留学中含めて学費の支払いは奨学金だけでは賄えず、親に助けてもらったので、改めて感謝したいと思います。

 

 

アメリカの大学生は膨大な量の課題に取り組む

アメリカ 大学生

 

週に200ページ以上論文を読んだ

アメリカの大学と日本の大学では、出される課題の量が圧倒的に違います。

 

僕がアメリカに留学していた時、リーディング課題は週に200ページ以上ありました。つまり、指定された教科書や論文を一週間で200ページ以上読むのです。中には、読んだ内容を全て要約することもありました。

 

基本的に、リーディング課題は”読むだけ”ではあるものの、内容を理解していないと授業にもディスカッションにも付いていけません。だから、ちゃんと読んでいましたね。

 

その上、毎週のようにレポートやプレゼン課題も出ていたので、毎日夜遅くまで図書館で勉強していました。アメリカの大学では寮やキャンパス周辺に住む学生が多いですが、勉強する学生のために、図書館は夜遅くまで開いていました(試験前は24時間オープン)。

 

 

課題が多くても成績を収めやすい理由

「アメリカの大学は課題が多い」と聞くとほとんどの人はビビりますが、成績の算出方法を考えると、僕はこのシステムが好きでした。

 

というのも、アメリカの大学では課題も多い分、成績を決めるための得点が細かく配分されています。そのため、継続的に勉強をしている人は、好成績を収めやすいのです。

 

日本の大学では、期末試験や期末レポートなど、一発勝負で成績が決まる授業が多いです。短期決戦で成績が決まるこのシステムでは、学習した内容は定着しにくいはずですし、アメリカの大学の成績システムに比べて、相対的には「運」 に左右されます。期末試験当日にインフルエンザにかかったら終わりますし(笑)

 

 

まとめ

アメリカ 大学生


一年間アメリカに留学して感じた、アメリカの大学生の勉強事情について解説しました。こうして日本人大学生と比べてみると、やはりアメリカの大学生には、勉強にストイックな人が多い印象を持ちます。

 

日本人が国際的な舞台に立った時に、海外の人間と比べて戦えないと言われる所以は、大学時代の勉強、中でも授業に臨む姿勢や意識の違いにあるのかもしれませんね。

 

 

 

【追記】「アメリカ留学までにどうやって英語を鍛えましたか?」

アメリカ留学に関するブログを読んだ人から、「原さんはアメリカに留学するまで、どうやって英語を鍛えましたか?」と質問を受けました。

 

僕のアメリカ留学は大学3年生の8月からですが、出発時にはすでに、かなりのレベルで英語を話すことができていました。

 

英語の4技法の内、日本人が最も苦手とするのはスピーキングです。英語のコミュニケーション能力を高めるためには、何よりもスピーキングが必須のスキルになります。

 

大学生の時、僕は海外でのボランティア活動や早稲田大学の授業を通じて、スピーキング能力を高めることができました。

 

…が、それら以上に、僕のスピーキング能力を高めれてくれたものがあります。

 

オンライン英会話です。アメリカ留学までの一年間、ほぼ毎日続けていました。

 

当時、僕はまだ大学生だったため、英会話スクールに通うほど経済的な余裕はありませんでした。かといって、独学でスピーキングを鍛えるのには、限界がある。

 

そんな時、ネットサーフィンをしていたら、格安で、しかも講師とマンツーマンで話せるオンライン英会話を見つけたのです。まさに、「これだ!」と思いましたね。その後はアメリカ留学までの一年間、ほぼ毎日オンライン英会話で勉強していました。

 

「どうやって英語を勉強しよう…」「どうすればスピーキング能力を高められるだろうか…」と悩んでいる人がいたら、ぜひ一度オンライン英会話を試してみてください。

 

オンライン英会話のほとんどでは無料体験レッスンが受けられるので、まずは騙されたと思ってトライしてみてください。こちらの記事では無料体験レッスンが受けられるオンライン英会話を17個ピックアップしているので、気になるサービスを比較してみるのもいいです。

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