原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から仕事論、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

アフリカの現場で国際協力したい人は英語を「うまく」勉強するべき

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ウガンダに来てから2週間以上が経った。

 

僕のブログを読んでいる人の中には、将来的に、いやもしかしたら、今すぐにでも現場での国際協力(支援)に取り組みたいと思っている人が多いだろう。特に、僕と同じ大学生であれば、そのために今のうちからどんなスキルを身につけておくべきなのか、気になっている人もいるはずだ。

 

こちらに来てから、特に南スーダン難民居住区での支援活動が本格的に始まってから、改めて思ったことがある。

 

 

 

 

 

英語はマジで必須。そして学び方を考えた方が良い。

 

 

難民への人道支援といっても、ただ調達した物資を渡すだけがすべてではない。支援を始めるためのPermission(英語使っちゃう)をUNHCRや関係NGO、地元の政府機関からもらうための訪問、支援開始時期を決めるためのミーティング、難民が抱えるニーズの事前調査、支援物資の調達、当日の現地スタッフとの協働…何をとっても、英語が必要になる。

 

 

訛りが死ぬほど強い

特にUNHCRや関係NGOとのミーティングでは、ウガンダ人スタッフはみんな英語がペラペラなので、当たり前のように英語での打ち合わせが進んでいく。

 

が、日本人の僕にとって一点大変なこと、それは彼らの英語には強い訛りがあることだ。特に年配の人が話す英語は相当に訛っており、「これは英語を話しているのだ」と集中して聴いていなければ、下手すると現地の民族語を話しているようにすら聞こえる。アフリカに何年も駐在して活動している日本人スタッフにとっても、時々出会う"ナマリスト"の英語は聞き取れないという。

 

 

ゴテゴテの日本語イングリッシュの方が伝わる

これは、アフリカに10年以上暮らしながら支援に携わっている方から聞いたのだが、アフリカではゴテゴテの日本語イングリッシュの方が伝わりやすいらしい(もちろん相手にも依るだろうが)。

 

僕は一年間、アメリカのカリフォルニアに留学していたことがあるため、いわゆるカリフォルニアン・イングリッシュを話すことも出来るが、アメリカの友人と会話をする時の英語と、ウガンダや南スーダンの人たちと会話をする時の英語とでは、発音を意図的に変えている。テンションやスピード感を日本語を話している時に近づける感じだろうか。もはや留学中に使っていた英語とは別物として捉えているような感覚だ。

 

英会話は第二言語として英語を扱う人との方がしやすい

英語を話すことが苦手だという人も、相手がアメリカ人よりも日本人の方が英語による会話ができた、という経験のある人はいないだろうか?これは僕の印象だが、英語を母語として扱う人よりも、第二言語として扱う人の方が、相手が英語で何を言おうとしているのかを汲み取る能力が高い、もしくはお互いの共通認識が重複している部分が広い。

 

だから、英語、特にスピーキング力を高めたい人は、アメリカやイギリスといった「本場」の人たちと会話をするのも良いが、第二言語として英語を話す人たちと英会話をする方がスムーズにトレーニングが進んでいく。同時に、「訛り」を学ぶという意味でも、色んな国・地方の人と話す機会、アフリカで働きたいのならアフリカ出身の人たちと会話する機会を作っておくといい。

 

 

夏休みの今、大学生でも莫大な費用を注ぎ込んで、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの英語圏に語学留学で渡っている人は多い。

 

僕自身もアメリカに留学していたことはあるが、これは国際政治学を学ぶための交換留学であって、英語を学ぶことが主な目的ではなかった。僕はこれまで何回も、「英語を学ぶためだけに、莫大なお金を注ぎ込んでまで短期留学する必要はない」とブログで語ってきた。正直、ウガンダでの活動は基本的にすべて英語なので、「英語を学ぶ」(僕にその意識は全く無いが)という意味では留学しているのとほとんど変わらない。もはやそれ以上の価値があるだろう。ただ英語を学ぶための語学留学をしたいなら、正直フィリピンで十分だと思っている。

『圧倒的コスパ!語学留学するならアメリカやイギリスよりフィリピンに行け』

www.kantahara.com

 

今の時代は便利なもので、日本に居ながらでも世界中の人たちとSkype(ビデオ通話)を使って英会話をすることができる。僕は一年間DMM英会話を続けて英語力をグッと上げることができたが、これの良い所はまさに上記したこと、つまり世界中の国・地域の人たちと話せるため、独特の「訛り」にたくさん触れられることだ。

『高額過ぎる英会話スクールに通う価値ある?僕がオンライン英会話をおすすめする2つの理由』

www.kantahara.com

 

とりあえず2回は無料レッスンを受けられるので、ぜひトライを。少なくともアフリカ(やその他の発展途上国)の現場で国際協力に携わりたい人は、「とりあえず英語を学ぶためにアメリカへ留学」は賢い選択ではない。目的に応じて手段は様々にあって良いと思うが、「アフリカでの国際協力/支援」に関心のある人はぜひ参考にしてほしい。