原貫太のブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカの問題、フリーランスの働き方など様々なテーマを解説しています。

国際協力とは具体的に何か?まるで教科書のようにわかりやすく解説

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。これまでアフリカやアジアでの国際協力に携わってきました。

 

この記事では国際協力に興味がある人向けに

 

  • 国際協力とは何か?
  • 国際協力とは具体的にどんな活動を指すのか?
  • なぜ国際協力が必要なのか?なぜ日本が国際協力をする必要があるのか?
  • 国際協力を仕事にするには、具体的にどんな方法があるのか?
  • 日本にいながらできることはあるか?

 

など、まるで教科書のように国際協力をわかりやすく解説します。

 

 

こちらの記事も読まれています➡国際協力おすすめ本32選 入門書から常識をブチ破る本、洋書までドドンと紹介 - 原貫太のブログ

 

国際協力とは何か?

国際協力とは

ウガンダの女の子たちと布ナプキンを作る原貫太

 

国際協力とは、戦争や貧困、環境破壊といった地球規模の様々な課題を改善・解決し、より良い世界を築くため、国籍や人種などの立場にとらわれることなく、国際機関・政府・民間・個人などあらゆる立場の人々が様々な協力活動を行うことです。

 

世界には貧しくて学校に通えない子供たちがいたり、病気になってもお金がなくて病院に行けない人がいます。

 

そういった経済的に貧しく、恵まれない人たちの生活を少しでも向上させるために、国際機関や政府、民間の団体、さらには個人が国際協力を行っています。

 

国際協力は貧困問題を解決することだけではありません。世界中で起きている戦争を止めるための話し合いを促したり、戦争によって傷つけられた人たちを救援したりする活動も行います。

 

人だけではなく、地球環境を保護する仕事もします。例えば地球温暖化を防止するために政府や市民に訴えかけたり、植林を通じて森林保護をする国際協力をしている人たちもいます。

 

一方で、国際協力を仕事にしている人でも、国際協力の定義を答えられない人もいます。なぜなら国際協力は、「国際」と「協力」という、たった二つの単語から成り立つ言葉だからです

 

国際協力は良くも悪くもフワッとした言葉だからこそ、国際協力に携わる、もしくは携わりたいひとり一人が、「国際協力とは何か」という問いに対して、自分自身の答えを考える必要があります。 

 

国際協力とは、具体的にやることは二つだけ

国際協力

ウガンダ北東部に暮らす子供たちと筆者

 

国際協力とは、具体的には「緊急援助」と「開発援助」という2つの活動に集約できます。

 

緊急援助とは、台風や地震などの自然災害が起きた時や、どこかの国で戦争が起きている時に行われる国際協力です。「人道支援」と呼ばれることもあります。

 

開発援助は、緊急援助とは180度対極にあります。開発援助とは、基本的には治安が安定し、地元の人たちも普通に生活している国で社会福祉や教育、医療、インフラなどをより向上させるために行われる国際協力です

 

緊急援助と開発援助は「主役」が違う

緊急援助と開発援助の違いを考える上では、「誰が『主役』か?」という視点を持つとわかりやすいです。

 

緊急援助の主役は、その国や地域に助けにやってきた外国人です。緊急援助の場合は、自然災害や内戦などによって傷ついた人たちに対して、衣食住など人間としての基本的なニーズを満たすための支援が外国人主導で行われます。

 

衣食住というくらいなので、例えば寒さをしのぐための服を配給したり、清潔な水と栄養のある食べ物を配給したり、一時的にでも生活ができるシェルターを建設したりします。

 

また、必要であれば医者や看護師も派遣され、治療を行う医療支援もあります。例えばみなさんも「国境なき医師団」という団体の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

国際協力に興味を持ち始めたばかりの人であれば、こういった支援をイメージする人が多いかと思います。

 

僕自身も大学4年生の時、東アフリカのウガンダ共和国で緊急援助に携わっていました。当時はウガンダの北に位置する南スーダンの内戦が激しく、100万人を超える難民がウガンダに逃げてきていました。

国際協力

南スーダン難民支援に携わっていた時の筆者

 

その難民の中でも、最もニーズのある女性や子どもたちを対象に、食料や衛生用品などを支援する緊急援助に携わっていました。気温40度近い炎天下の中で難民の人たちから何が必要ですかと話を聞いたり、物を渡したりしたのを覚えています。

 

緊急援助と開発援助をハイブリッド、つまり融合した形の援助も行われているため一概に言うことはできないのですが、基本的にはこういった自然災害や内戦が起きている地域で行われる「物をあげる」緊急援助は、外国人主導で行われます

 

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一方の開発援助では、あくまでも地元の人たちが主役です。例えば地元の人たちが何らかの課題を解決しようとしている時に、外国人が資金や技術の援助を通じて手助けしてあげることが開発援助です。

 

基本的には、地元の人たちが「こういうことをやりたい」と思っているときに、外からやってきた外国人が「協力させてもらえませんか?」と申し出をし、そこから村単位や町単位でプロジェクトが始まっていくのが基本的な開発援助になります。

国際協力

ウガンダの友人主体で子どもたちに公衆衛生教育に取り組んでいた

 

具体的には、村の人たちが小学校の教育レベルをあげたいと考えている時に、外国人がお金を出して学校の設備を整えてあげたり、もしくはお金は全く出さず、例えば学校の先生たちを教育したりする国際協力が行われます。

 

繰り返しになりますが、開発援助の主役はあくまでも地元の人たち。外からやってきた外国人は、彼らが望むことを手伝わせてもらう形で協力するのが開発援助です。その意味で「国際協力」なんですね。

 

国際協力をやる組織は、大きくわけると3つ存在する

国際協力をやる組織は、大きくわけると国際機関、政府、民間の3つがあります。

 

国際機関

国際機関には、例えば「国連」などが含まれます。日本で一番有名な国連は恐らくユニセフでしょう。

 

ただ、ユニセフ以外にも

 

  • 世界食糧機関(WFP)
  • 世界保健機関(WHO)
  • 国際連合教育科学文化機関(UNESCO)

 

など、国連には全部で約40の組織があります。そういった国連のような国際機関で働いている人たちを「国際公務員」と呼びます。

 

国際機関は国連以外にもたくさんあるので、気になる人は以下の記事も読んでみてください。

国際機関で働く夢を持つ人は、この質問に答えられる?【どの組織で何をしたいの?】

 

政府(ODA)

国際協力は各国の政府によっても行われており、政府によって行われる国際協力を「政府開発援助(ODA)」と呼びます。日本政府の場合は、JICA(国際協力機構)が国際協力の仕事を担当しています。

 

JICAの場合は、貧しい子供たちの医療や教育のサポートだけではなく、発展途上国、例えばカンボジアやケニアといった国の道路建設をやったり、川に橋をかけたり、上下水道を整備したりなど、大きな枠組みでの国際協力も行っています。

 

民間(NGO)

1つ目は国際機関、2つ目は政府でしたが、民間の立場から国際協力をすることもできます。

 

NGOとは、英語でNon Governmental Organizationの略称で、日本語では「非政府組織」と呼びます。政府ではない、一般の人々が運営する組織です。

 

国連や政府に比べて、NGOは現地の人たちと近い距離で国際協力をしている組織が多いです。国連や政府のような大きな組織では支援が届きにくい人たちに対して、一人ひとりに寄り添った国際協力をしているイメージですね

 

世界で最も有名なNGOは、恐らく国境なき医師団だと思います。一度くらいは名前を聞いたことがある人も多いでしょう。

 

ただ、NGOは国境なき医師団以外にもたくさんあり、日本だけでも400以上、小さな団体も含めるとそれ以上の数が存在すると言われています。NGOを詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。

NGOとは何か?元NGO職員が日本一わかりやすく、簡単に解説します! - 原貫太のブログ

 

国際協力はなぜ必要なのか?なぜ日本が国際協力をする必要があるのか?

国際協力はなぜ必要なのか

難民に渡す物資をトラックに詰め込む人たち

 

国際協力はなぜ必要なのでしょうか?その理由として、以下の4つを挙げてみます。

 

  1. 発展途上国の現状は日本よりも圧倒的に悲惨だから
  2. 世界との繋がりなしに日本の生活は成り立たないから
  3. 不平等なグローバルの仕組みを変える必要があるから
  4. 国際機関や政府の国際協力だけでは不十分だから

 

国際協力が必要な理由① 発展途上国の現状は日本よりも圧倒的に悲惨だから

国際協力が必要な理由は、発展途上国の現状は日本よりも圧倒的に悲惨だからです。

 

日本にもホームレスや相対的貧困など、様々な社会問題が存在します。もちろん、それらの中には目を覆いたくなるような状況もあるでしょう。

 

しかし、アフリカをはじめとした発展途上国の現状は、やはり日本よりもさらに悲惨な状況が多い。これが、事実です。具体例やデータに目を向けてみましょう。

 

例えばサハラ砂漠より南のアフリカでは、5人に2人の人が毎日200円以下の「絶対的貧困」で生活を送っています。その中には僕がウガンダで出会った子どもたちのように、ドロドロに濁った水を飲んでいる人たちもいます。

国際協力 なぜ必要

川で汲んできた水をそのまま飲むウガンダの子供たち

 

国際協力の世界には、教育、医療、所得などのデータに基づき、その国の開発がどれくらい進んでいるかを示す「人間開発指数」と呼ばれるものがあり、こういった指数を参考にしながら支援活動を決定します。

 

この人間開発指数のランキングを見ると、日本を含む先進国が上位にランクインしている一方で、下位の国はそのほとんどがアフリカなどの発展途上国です。

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人間開発報告書2019・日本語概要版より引用

 

国際協力 なぜ必要

人間開発報告書2019・日本語概要版より引用


こういった国の多くでは、平均寿命が日本の半分近かったり、下痢やマラリアなど本来防げる病気で5歳未満の子供たちが亡くなっていたりと、日本よりも圧倒的に大変な状況が多いのです。だから、国際協力をする必要があります。

 

なお、世界で問題になっている絶対的貧困と、日本で問題になっている相対的貧困の違いを知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。

絶対的貧困と相対的貧困の違い、それぞれの問題点は?超わかりやすく解説します - 原貫太のブログ

 

国際協力が必要な理由② 世界との繋がりなしに日本の生活は成り立たないから

国際協力が必要な理由は、世界との繋がりなしに日本の生活は成り立たないからです。

 

グローバル化が進んだ現代では、日本で暮らす僕たちの生活が、海外との繋がりなしにはもはや考えられなくなりました。ヒト、モノ、カネ、情報、あらゆる事物が国境を超えて日本に入ってきます。

 

日本は資源が少ない国です。これまで日本は産業を発展させるにあたって、原材料や一次産品の多くを世界中から輸入することで、経済成長を遂げてきました。その輸入先の国々には、いまだ貧困や紛争といった問題が続いている発展途上国も含まれます。

 

日本の生活が海外に支えられているにもかかわらず、社会問題の文脈になった瞬間だけ「アフリカの問題はアフリカ人が解決し、日本の問題は日本人が解決する」という考えに、あなたは違和感を抱きませんか?

 

日本さえよければ他の国はどうでもいい、なんてことはありえません。世界中のあらゆる物事が繋がっている現代だからこそ、人々が手を取り合い、国際協力を通じて、人類共通の問題「グローバル・イシュー」に取り組む必要があるのです。

 

国際協力が必要な理由③ 不平等なグローバルの仕組みを変える必要があるから

国際協力が必要な理由は、不平等なグローバルの仕組みを変える必要があるからです。

 

現在の世界の政治・経済・金融の仕組みは、決してフェアなものではありません。元をたどれば植民地時代、欧米諸国が好き勝手に発展途上国を収奪していたことが原因となっています。

 

「アフリカの内戦がなくならない2つの原因【アフリカの中ではなく、外を見よう】」でも書いたように、例えばアフリカで内戦が終わらない原因は、決してアフリカの中だけにあるのではありません。

 

南スーダンでは、先進国が手に入れたい石油をめぐって内戦が続いていたり、コンゴ民主共和国では、スマホに使われるレアメタルをめぐって現地で武装勢力が戦っています。

 

この不公正な仕組みを変えていくには、発展途上国の人たちの力だけでは不十分です。彼らが本当の意味で自立した生活を築けるように、外から来た人間が国際協力をする必要があるのです。

 

国際協力が必要な理由④ 国際機関や政府の国際協力だけでは不十分だから

国際協力が必要な理由は、国際機関や政府の国際協力だけでは不十分だからです。これはNGO(民間)よる国際協力がなぜ必要なのか、という話になります。

 

国際機関による国際協力は、どちらかというと大きな枠組みによる活動が多いです。そのため、どうしても援助の手が届かなくなってしまう人たちがいます。

 

例えば僕は、南スーダン難民キャンプで国際協力に携わっていたことがあるのですが、国連による食糧援助などは行われていたものの、難民ひとり一人に寄り添った援助まではできていませんでした。

 

そのため、草の根で活動する民間NGOの僕たちが、難民ひとり一人から必要な支援や物資を聞き、直接手渡す援助を行っていました。

国際協力 なぜ必要

難民ひとり一人にインタビューをしている様子

 

また、政府による国際協力(ODA)は、途上国にとってプラスの面もありますが、マイナスの面も少なくはありません。

 

政府による国際協力の中には有償も多く、それが日本企業や日本の政治家の利権となっており、歴史を見れば途上国の国民よりも日本側のほうが裨益したことも多いのです。

 

一方で、NGOによる国際協力は、市民と市民の協力活動を指します。言い換えると、顔の見える国際協力がNGOの活動です。

 

ひとり一人に寄り添い、現地にちゃんと届く国際協力をするためにも、民間によるきめ細かな国際協力が必要なのです。

 

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国際協力は海外での支援活動だけを指すのではない

国際協力

南スーダン難民の赤ちゃん

 

国際協力は海外での援助活動を指すものだと理解している人もいるかもしれませんが、これは誤解です。国際協力には、様々な関わり方が存在します。

 

僕が国際協力を始めてから6年以上が経ちますが、実際に国際協力の世界に入ってみると、そんな仕事、つまり実際に途上国に行き、現地での援助に携わる国際協力は、全体のごく一部に過ぎないことを痛感します。

 

国際協力の世界には、3つの「人」が存在します。

 

  1. 考える人…プロジェクトの目的や手順、予算などを設計する人。
  2. つなぐ人…プロジェクトを実施するために必要な「人・物・金」を用意したり、調整したりする人。一言で表せば、”裏方”。
  3. やる人…途上国の現場で実際にプロジェクトを実行し、受益者と直接的な関わり方をする人。皆さんがイメージする「国際協力」はほとんどがこれ。

(参照:山本敏晴著『「国際協力」をやってみませんか? 仕事として、ボランティアで、普段の生活でも』

 

この「考える人」「つなぐ人」「やる人」の割合は、概ね「1:8:1」と言われています。

 

つまり、国際協力に携わるとしても、ほとんどの人は国内での資金調達を担当したり、広報を通じた啓発活動に携わったりする「つなぐ人」になるのです。

 

一言で表せば、ほとんどの人は「海外でやる国際協力の裏方」になります。

 

途上国にも「つなぐ人」はいますが、難民や貧困層の人たちと直接関わるというよりは、日本から送られてくる資金を管理したり、プロジェクト実施のための許可を現地政府からもらったりと、サポートの役割に回ることが多いです。

 

途上国に駐在し、支援を受ける人たちと直接関わる日本人は、国際協力に携わる人全体の1割もいません。実際には「やる人」の多くには、現地の人が採用されています。

 

海外での国際協力に携われる人は、非常に限られた人のみなのです。

 

「国際協力とは、途上国で貧しい人に直接支援をすることだ」というイメージを持っている人がいたら、「海外で支援活動に携わることだけが国際協力ではない」と認識しておきましょう

 

国際協力を仕事にする方法は、具体的に何がある?

国際協力を仕事にする方法

ウガンダの友人サイラスと

 

国際協力には様々な関わり方があることを理解してもらえたかと思うので、ここからは国際協力を仕事にする具体的な方法を説明します。

 

国際協力にはお金をもらわないボランティアとして、つまり慈善活動(チャリティー)として取り組むこともできます。

 

しかし、自分自身が生活をするのに十分な給料や収入を得ながら、持続的に仕事として国際協力をやることもできます。具体的には、以下7つの方法があります。

 

  • 国際公務員になる
  • 政府機関職員になる
  • 政府機関専門家になる
  • 有給NGO職員になる
  • 開発コンサルタント会社職員になる
  • 社会的企業(ソーシャルビジネス)に勤める
  • フリーランスで国際協力をやる

 

国際協力の仕事には様々な職種があるため、仕事の内容も給料もバラバラです。ギリギリ生活できるレベルの給料しかもらえない国際協力の仕事もありますし、年収が1000万、1500円を超える職種もあります。

 

また、僕のようにフリーランスで国際協力をやれば、給料ではなく自分でビジネスをやって収入を得るようになります。アイデアさえ生み出すことができれば、収入の金額は無限に増やすことができます。

 

国際協力を仕事にする具体的な方法や給料事情を知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。

国際協力を仕事にするには?具体的な7種類の職業を紹介します - 原貫太のブログ

 

 

また、国際協力を仕事にしたいと思った人は、最初のキャリアとして青年海外協力隊を目指すことを僕はおすすめしています。

 

国際協力を仕事にするためには、基本的には以下3つの資格が必要です。

 

  1. 大学院卒業
  2. 高い英語力
  3. 2年間の海外勤務経験

 

青年海外協力隊を経験すれば、このうち2と3を自動的に満たすことができます。気になる方は、以下の記事も読んでみてください。

海外ボランティアを仕事にするには?まずは青年海外協力隊を検討すべき3つの理由 - 原貫太のブログ

 

国際協力をやるには、英語ができる必要がある?

国際協力 英語

ウガンダの友人と英語で議論する原貫太


国際協力をやりたい人にとって、心配なのが「英語」だと思います。

 

人によって意見はわかれるのですが、僕自身は国際協力を仕事にするなら、やはり高い英語力が必要だと考えています。その理由は

 

  • 国際協力の現場では英語でコミュニケーションを取ることが多いから
  • 国際協力の情報は英語でしか得られないものも多いから
  • 国際協力を学ぶ留学にも英語力が求められるから

 

英語が必要だと思う詳しい理由と、僕がどのように英語力を伸ばしたかを以下の記事で解説しています。

【断言】国際協力に英語は必要です【その理由と英語力の伸ばし方を紹介】

 

日本にいながらできる国際協力は?

国際協力

原貫太の講演会の様子

 

たとえ国際協力を仕事にしなくても、世界の戦争や貧困、環境破壊といった問題を無くしていくために、日常生活の中でできることもあります。例えば、

 

  1. 国際協力に関する情報に触れ、それを発信する
  2. 国際協力に関連するイベントや講演会に足を運ぶ
  3. 日々の消費行動を改める
  4. ボランティアやインターンをする
  5. プロボノをする
  6. 本業の中で国際協力をする
  7. 継続寄付をする

 

こういった行動も、「世界を良くするために行われている活動」という意味で、広い意味で国際協力と呼ぶことができます。

 

ひとつ一つの行動はそれほど大きなインパクトを起こさないかもしれません。しかし、長いスパンで考えてみると、ひとり一人の市民が自分のできることを実行していくことが、国際協力の裾野を広げていくためには欠かせません。

 

世界で起きている戦争や貧困、環境破壊といった問題の多くは、先進国の経済活動が一つの原因となっています。日常生活の中でできる「国際協力」を実践する人が増えることは、そういった問題を根本的に解決していくことに繋がるのです。

 

国際協力とは何か?総まとめ

  • 国際協力とは、戦争や貧困、環境破壊といった様々な問題を改善・解決し、より良い世界を築くため、国籍や人種などの立場にとらわれることなく、国際機関・政府・民間などあらゆる立場から人々が手を取り合って、様々な協力活動を行うことを指す
  • 国際協力とは、具体的には「緊急援助」と「開発援助」という2つの活動に集約できる。緊急援助とは、台風や地震などの自然災害が起きた時や、どこかの国で戦争が起きている時に行われる国際協力。開発援助は、基本的には治安が安定し、地元の人たちも普通に生活している国で社会福祉や教育、医療、インフラなどをより向上させるために行われる国際協力です。
  • 国際協力をやる組織は、大きくわけると国際機関、政府、民間の3つがある。
  • 国際協力が必要な理由は4つ、「発展途上国の現状は日本よりも圧倒的に悲惨だから」「世界との繋がりなしに日本の生活は成り立たないから」「不平等なグローバルの仕組みを変える必要があるから」「国際機関や政府の国際協力だけでは不十分だから」
  • 国際協力は海外での支援活動だけを指すのではない。国際協力には「考える人」「つなぐ人」「やる人」がいて、それぞれの割合は概ね「1:8:1」と言われている。

  • 国際協力はボランティアではなく、仕事として給料をもらいながら関わることもできる。具体的には7つの職業 ①国際公務員②政府機関職員③政府機関専門家④有給NGO職員⑤開発コンサルタント会社職員⑥社会的企業(ソーシャルビジネス)⑦フリーランス が存在する。 

  • 日本にいながらでも、世界の戦争や貧困などの問題を無くすためにできることがある

 

こちらの記事もよく読まれています。あわせてご覧ください➡国際協力おすすめ本32選 入門書から常識をブチ破る本、洋書までドドンと紹介