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NGOに就職する2つの最短ルートを紹介します【具体例あり】

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。

 

周りの大学生なんかを見ていると、最近は「NGOに就職したい!」という人が結構増えています。

 

でもですね、NGOに就職する方法や最短の就職ルートは、あまり知られていません。

 

 

そもそもの話になりますが、日本では大学卒業後すぐに国際協力を仕事にするのは難しいのが現状です。一番人気のJICAは倍率が非常に高く、国連なら修士や2年以上の勤務経験が必要なため、新卒ではエントリーできません。

 

そんな状況の中、民間の国際協力NGOに就職するのはさらに難しいと言えるでしょう。

 

国際協力に取り組む日本のNGOは400団体以上あると言われますが、新卒採用を行なっているNGOを見つけるのはかなり困難です。なぜなら、NGOは即戦力しか取らないから…。

 

という話をした上で、今回はNGOに就職するための最短ルートを2つ紹介します。

 

ルート①:新卒でNGOに就職するルート

ルート②:①から2年遅れでNGOに就職するルート

 

です。今回はNGOに"就職"なので、僕のようにNGOを"起業する"という選択肢は含めません。

 

なお、基本的に学生対象の記事ですが、NGOに"転職"を考えている社会人目線の話もしています。楽しんでいってください。

 

 

 

 

NGOに就職する2つの最短ルート

最短でNGOに就職するためには、大きく以下2つの方法があります。

 

  • 学生時代にインターン経験を長く積み、卒業したらそのNGOに就職
  • (NGOでインターン経験を積んだ後)協力隊で2年働き、帰国後にNGOに就職

 

それぞれ説明します。

 

 

①学生時代にNGOでインターン➡卒業後、そのNGOに就職

NGO 就職

 

NGOに最短で就職する一つ目の最短ルートは、

 

「学生時代にインターン生として2~3年活動し、その間にコネと実績を作り、卒業と同時にそのNGOに就職する」

 

日本のNGOに新卒で就職する方法は、特殊な例を除くと多分これしかありませんね。

 

”新卒NGO就職という選択肢を”というキャッチコピーを掲げているカンボジア在住(註:記事執筆当時)延岡由規さんがこのパターンです。学生時代、国内はもちろんカンボジア、ウガンダでのインターンも経験し、卒業後そのままNGOに就職しています。

 

なお、新卒でNGOに就職しなくても、一度企業での勤務経験を経てからインターンをしていたNGOに就職(転職)するケースも聞きます。

 

また、企業で働きながら週末にNGOでインターンをし、コネと実績ができたらNGOに転職する…というケースも一つの例として考えられるでしょう。

 

いずれにせよ、就職したいNGOでガッツリとインターンに取り組み、コネと実績を作っておくことが必要になります。

 

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②インターン→協力隊→帰国後にNGO就職

NGO 就職

 

パターン①よりは2年遅くなりますが、NGOに最短で就職するもう一つのルートは

 

大学生の間にNGOでインターン活動

卒業後、一度そのNGOを離れて、協力隊として2年間の海外派遣

帰国後にインターンしていたNGOに就職

協力隊での経験が買われて海外駐在員になれるかも

 

このパターンであれば、最短で24~25歳でNGOの海外駐在員になることも可能です。

 

パターン①になるためには、そもそも大学生の早い段階からどこか一つのNGOでインターンをはじめること(そして続けること)が必要です。

 

しかし、当然ながら新卒でNGOに就職するためには、コネだけではなく知識やスキルも必要になるため、インターン中にしっかりと「実績」を出すことが求められます。

 

また、そのNGOが掲げるビジョンやミッションにどこまで共感し、共鳴しているかも大切です。

 

 

パターン②であれば、青年海外協力隊の派遣前訓練に加えて、2年間の現場経験を積めば、NGOで働く分には即戦力にまでパワーアップできるはず。そのため、パターン①に比べると2年間遅くはなるものの、かなり現実的な方法です。

 

なお、新卒で青年海外協力隊に行かなくても、企業で働きながら協力隊に応募し、合格したら仕事を休職(もしくは退職)し、2年間海外へ…というケースもありますね。

 

帰国後NGOに就職したり、大学院に進学したりする人が多いです。

 

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まとめ

もう一度NGOに就職する最短ルートをまとめると、

 

  • 学生時代にNGOでガッツリとインターンをする。コネと実績を作り、卒業後にそのNGOに就職
  • (できれば)NGOでのインターンを経験を積み、協力隊で2年間の海外赴任を経験してから帰国後にNGO就職

 

になります。NGOに就職したいと考えている人は参考にしてください!

 

 

追伸:世界を無視しない大人になるために。 

記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。改めまして、フリーランス国際協力師として活動する原貫太と申します!

 

記事の中では「NGOに就職するためには…」と偉そうに語っていますが、かく言う僕自身、これまでのNGOを通じたアフリカ支援では何度も壁にぶつかってきました

 

14年間も戦場に駆り出された元子ども兵の女性。目の前で両親を殺されたと涙ながら話す難民の女の子。精神障害を抱え、一人寂しそうに地面を見つめる男の子。

 

普段は日本の大学生として生活し、恵まれた環境で暮らしていたからこそ、彼らと直接対面する中で「どうして世界はこんなにも不条理なのか」と、何度も涙を流しました。

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本の中でも紹介した精神障害を抱える南スーダン難民の男の子。足元には汚物が溜まり、全身にハエがたかっていた。この光景は今でも忘れることができない。

 

 

でも、自分なりにそこで感じる葛藤と向き合いながら、これまでアフリカでの活動を続けてきました。その軌跡をまとめた本が、僕の処女作『世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際支援』です。

国際協力とは

 

 

この本は執筆から装丁、印刷までをすべて自分でやった自費出版本です。もしかしたら「素人が書いた本なんかに700円も払えない」と思われてしまうかもしれません。

 

でも、これまで約2,000人の国際協力を志す方たちが、この本を手に取ってくれました。ほんの一部ではありますが、いくつか読者の感想も紹介させていただきます。

 

 

NGOで働くことに関心ある人であれば、この本はドンピシャの内容です。まさに、僕がNGOの一スタッフとしてアフリカで取り組んだ活動が綴られています。

 

 

アフリカで出会った元子ども兵や難民、ひとり一人のストーリーを中心に描いた一冊。第一章までを全文無料公開しています。

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世界を無視しない大人になるために。ぜひ、この機会にあわせてご覧ください。よろしくお願いします!

 

 

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