フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。このブログではアフリカ旅行関連の記事を多数掲載しています。
今回は、これからアフリカを女子一人で旅する人向けに、東アフリカ5ヶ国を訪問した女子大学生に寄稿してもらいました。
- まずはザックリしたアフリカ旅行のイメージを掴みたい
- 女性一人でアフリカを旅することに不安しかない人
- 訪問先の情報を得たい人 etc...
ぜひ参考にしてください!
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京都薬科大学4年生の松尾帆乃花(@matsuohonoka)と申します!この春休みを使い、2ヶ月間アフリカを一人旅してきました。
「なぜアフリカを旅行するの?」
「女性一人で危なくないの?一人で怖くなかった?」
こういった質問を何度も受けてきました。
私が女性一人でアフリカを旅した経験が、これからアフリカに行く人の背中を押すことに繋がってほしい。そう思い、この記事を原さんのブログに寄稿しました。
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なぜアフリカを女子一人で旅しようと思ったか?
今回私がアフリカを一人旅しようと思ったのは、「まずは現地に足を運び、アフリカの現状をこの目で見よう」と考えたからです。
小学生の頃、私は『世界がもし100人の村だったら』という本を読んだことをきっかけにアフリカに関心を持ち始めました。
環境や生活が日本と異なるだけではなく、動物や自然に恵まれていることも私がアフリカに魅了される理由です。そんな気持ちがずっと心の何処かにあり、「アフリカを旅行するなら今だ!」と思い立ちました。
アフリカは「貧困・病気・紛争」といった負の側面から語られることが多いです。それらの問題を解決するため、アフリカに行く日本人もいます。
でも、いきなりやって来た外国人が「アフリカの〇〇を解決したい」というのには、私は違和感を感じてしまいます。だから私は、まずは自分の五感を使ってアフリカを感じ、そして学ぶために、この一人旅を決めました。
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東アフリカ5ヶ国を女子一人で旅した
今回私が訪れたのは東アフリカの5ヶ国、
- エチオピア
- ケニア
- ウガンダ
- ルワンダ
- タンザニア
です。期間は大学の春休みを利用した2ヶ月。自分の五感を使ってアフリカを学ぶだけではなく、現地の人との関わりも大切にしました。
エチオピア
エチオピアでは首都アディスアベバからバスで8時間の場所にあるアレタウォンドに足を運びました。
アレタウォンドには青年海外協力隊の「水の防衛隊」として活動している方がいます。3日間活動の様子を見学し、エチオピアでの生活の様子や水事情について学びました。
旅行者という立場ではなく、長く生活している協力隊だからこそ、現地の方々と築ける温かい関係性があるように感じました。
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ケニア
ケニアでは首都ナイロビ最大のスラム「キベラスラム」に足を運びました。ここではスラム出身で現在はガイドとして働くケニア人の方に案内してもらい、学校や小売店、診療所などを訪問しました。
また、他にも熱帯医学研究所や国立病院、民間の助産施設も訪問し、ケニアの医療の事情を幅広く学ぶことができました。
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ウガンダ
ウガンダでは首都カンパラから西へバスで約6時間、ルワンダとの国境付近にあるブニュニ湖に足を運びました。
ブニョニ湖は「ウガンダのスイス」と呼ばれています。高地にあるためとても涼しく、おすすめの観光スポットです。ウガンダ人と日本人が作った宿「OM Hostel」もあるので、ぜひ訪れてみてください。
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ルワンダ
ルワンダでは虐殺記念館や、HAT de coffee&Bananが運営するバナナペーパー工房の訪問、スラムを訪問しました。
また、ルワンダでは現地で働く日本人にもお会いし、アフリカでの子育て事情や既に数十年ルワンダで生活する方からお話を聞きました。
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タンザニア
タンザニアでは、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロに登りました。キリマンジャロ登頂は6日間チームメンバーと行動し、家族のようになれたことが思い出に残っています。
アフリカを女一人で旅して危険はなかった?
結論としては今回のアフリカ旅行中、危険な場面に遭遇することは一度もありませんでした。
交通手段を適切に選んだり、夜は出歩かないようにしたりと、最低限の安全対策を心がけていたからだと思います。
他にも、「派手な服を着たら目立つから危ない」と考え、服装は控えめなものをチョイスしました。(実際は私が想像していたよりもお洒落に気を配る人が多く、派手な服装をしている女性もたくさんいましたが笑)
アフリカを旅行していて、怖いのは”慣れ”です。自分の中で「慣れてきたな」と思い始めたら、一度立ち止まって安全対策を再確認する。そういった気持ちの持ちようも、アフリカを女性一人で旅するには欠かせないと思います。
これからアフリカを一人で旅行する女性へ
アフリカを一人旅しようか迷っている女性の方に伝えたいこと、それは「そこに暮らしている人たちがいるから大丈夫」ということです。
ここで暮らしている人がいる。これを食べている人がいる。私は「国が違うだけだから」と思っています。
私がアフリカを旅行していて悔しかったのが、現地の人と接している時にその土地の歴史や文化的な背景が分からなかったことです。
せっかくお金と時間をかけてアフリカに行くのだから、アフリカに関する本を一冊でも読んでいくことをおすすめします。
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さいごに
女性一人で東アフリカ5ヶ国を旅行した経験談を書かせていただきました。アフリカ旅行の費用や現地の詳しい治安、また持ち物などは原さんのブログでも詳しく紹介されているので、こちらもあわせて読むことをおすすめします。
参考にしてくださいね。
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