フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。僕は2回エチオピア航空を利用したことがあります。アフリカで働く日本人の多くは、一度くらいは搭乗した経験があると思います。
その名の通り、エチオピア航空は本部をエチオピアのアディスアベバに置く航空会社ですが、成田から香港の移動でもたくさんの日本人が利用しています。
エチオピア航空に初めて乗る前は、「アフリカの航空会社…?安全性は大丈夫なのか…?機内食は美味いのか…?」と、正直不安でした。
が、いざ使ってみると想像以上のコストパフォーマンス。SNS上のエチオピア航空の評判を読んでみても、「値段が安い割にはサービスがしっかりしている」という口コミが見られます。
今回は、成田~香港~アディスアベバの搭乗記を写真付きでまとめました。この記事を参考に、ぜひエチオピア航空の利用をご検討ください。
編集註:この記事は2017年1月に初めて出した記事です。3月10日の墜落事故でお亡くなりになられた方々に心より哀悼の意を表します。
エチオピア航空に初搭乗!まずは成田から香港へ
photo by byeangel
香港旅行でエチオピア航空を使う人が多い
僕がエチオピア航空を初めて利用したのは2017年1月です。東アフリカのウガンダ共和国に向かう飛行機で下。
成田空港第一ターミナル発の便に乗り、まずは香港に飛びます。待合スペースにはアフリカ系の人もいましたが、成田発のエチオピア航空は香港経由のため、乗客のほとんどが日本人や中国人でしたね。
エチオピア航空で成田から香港に飛ぶチケットは、安い時期だと約2万円で購入できるようです。ツイッターにもこんな評判が見られます。
エチオピア航空の特徴は①安い②マイル貯まる
アフリカに向かう飛行機としては、他にもエミレーツ航空やカタール航空があります。そんな中でも、今回僕がエチオピア航空を選んだ理由は二つ、
- とにかく安い
- マイルが貯まる
です。SNS上の評判でもこの二つをよく見かけます。
一回目のフライトは往復10万円を切った
エチオピア航空はとにかく値段が安いです。初めて取得したチケットは
の複数都市航空券でしたが、値段はなんと10万円を下回る”93000円”でした。次に安かったカタール航空が14万円だったので、格安と呼べますね。
※2018年9月26日追記…最近はエチオピア航空の値段も上昇しているみたいですが(数万円の上がり幅)、それでもアフリカに向かう飛行機の中では、いまだにトップレベルの安さを誇っています。
航空券を予約する際は旅行代理店は使わず、自分でインターネット予約しましょう。余計な手数料を取られないため、コストを抑えられます。
おすすめはHISが運営するSurpriceです。他社サイトより航空券が高かった場合、差額が返金される「最低価格保証」があるくらいなので、日本語で運営されるインターネット航空券予約サイトの中では、だいたい一番安い値段が掲載されています。
エチオピア航空ならANAマイルが貯まる
エチオピア航空の特徴、二つ目はANAマイルが貯まることです。この点も評判いいですね。
値段の安い航空会社を使うと、マイルが貯まらなかったり、貯まったとしても独自のマイレージサービスだったり…。
でも、安心してください。エチオピア航空はスターアライアンスメンバーのため、ANAマイルを貯めることができます。
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エチオピア航空は手荷物が多い人にも嬉しい
また、エチオピア航空は格安航空会社(いわゆるLCC)ではないので、手荷物もそれなりに預けることが可能です。
エコノミークラスの場合、受託手荷物は2個までかつ総重量が40Kg以内であれば大丈夫です。なお、荷物一個あたりの最大重量は23Kgまでとなっています。ツイッターにもこんな評判が見られました。
予想以上のクオリティ。機内では英語が必要かな
photo by ItalyUStranslator
初めて利用するアフリカ系の航空会社だったため、安全性やサービスには不安がありました。
しかし、エチオピア航空は予想を超えたクオリティでしたね。
というのも、エチオピア航空の成田からアディスアベバ線(香港経由)の飛行機は、ボーイング787-8が使われています。アディスアベバまで10時間以上かかる長時間フライトを快適にするワイドボディ機材です。
ただ、僕が搭乗したエチオピア航空の便には、日本人の客室乗務員は一人もいませんでした。ネット上で他の利用者の評判を見ても、日本語が話せる客室乗務員はいなかった人が多いようです。
エチオピア航空を利用する人は、機内では多少の英語が必要かもしれませんね。まぁ、大した問題ではありません。
香港到着。機内待機後にエチオピアへ出発
香港で少し待機、その後エチオピアに向かいます
最初のフライトは成田から香港の約4時間です。
8割以上の乗客が香港で降りました。日本からエチオピア航空を利用する人のほとんどは目的地が香港のようです。
給油、また香港から搭乗する乗客を待つために、約1時間の停泊があります。その間は機内待機です。準備が出来次第、エチオピアの首都アディスアベバに向けて出発します。ここが約10時間のフライトと一番長いです。
僕が乗った飛行機にはそれぞれの席にスクリーンがあり、映画鑑賞などのエンターテインメントを楽しめました。ただ、一つ不満があるとしたら、日本映画はほとんど無いということです。ツイッターでもこんな評判が見られました。
長時間フライトを乗り越えられるか心配な人は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
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エチオピア航空の機内食、美味しかったですよ。
香港からアディスアベバのフライトでは、二回の機内食がありました。
エチオピア航空を使ったことがある友人は「機内食まずかった…」と言ってましたが、僕は十分に美味しいと感じましたね。ネット上の評判を見ても悪くありません。
機内ではほとんど寝て過ごし、10時間後にアディスアベバに到着しました。着陸直前は窓の外一面にサバンナが広がっており、圧巻の景色でしたね。写真撮るの忘れたけど笑
エチオピア首都ボレ国際空港は「東アフリカのハブ空港」
日本人の姿もチラホラ見られます
エチオピア現地時間の朝7時30分、アディスアベバはボレ国際空港に到着。空港に入って最初の感想は、デカい。想像以上に、空港が大きかったです。
空港で待機する人の人種や国籍、年代も様々。停泊する飛行機はエチオピア航空のみならず、その他の便も見られました。
日本人の姿もチラホラ見られました。ボレ国際空港は、世界中からの乗り換え客で常にいっぱいの、東アフリカのハブ空港のようです。
さいごに
エチオピア航空は値段が安く、しかもANAマイルが貯まります。アフリカに行く人はもちろん香港を旅行する人にもおすすめです。機内食や機内サービスも特に心配する必要はありません。
これから香港やアディスアベバに旅行する方は、エチオピア航空利用を検討してみてください。
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