原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から新時代の働き方、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

カンボジアの治安は?旅行者が最低限注意すべき4つの安全対策

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東南アジアの旅行先として人気のあるカンボジア。初めて行く人が気になるのは、現地の治安事情

 

ボランティアやスタディツアーで訪問する人も多いカンボジアですが、結論だけ先に言うと、治安は非常に安定しています。初めての途上国旅行にカンボジアはもってこい。

 

僕も一昨年、カンボジアを訪れました。現地の治安事情を分かりやすく解説します。

 

 

外務省が発するカンボジアの治安情報は?

カンボジア 治安
photo by Kanta Hara

 

カンボジアの治安について調べる時、確認しておきたいのは外務省の「海外安全ホームページ」。

 

2018年3月16日現在、カンボジアの治安レベルは以下のようになっています。f:id:KantaHara:20180316112614p:plain

「海外安全ホームページ」より転載

 

首都プノンペンや観光地シェムリアップ含め、カンボジア全土で警戒レベルは1「十分注意してください」

 

この警戒レベル1は、ほとんどの途上国で発令されています。東南アジアであれば、フィリピンやミャンマーといった日本人が多く生活している国でも、国土のほとんどが治安警戒レベル1になっています。

 

このレベル1「十分注意してください」は、もちろん殺人や誘拐といった凶悪犯罪に巻き込まれる可能性も少なからずあるけれど、それ以上に、スリや窃盗、置き引きといった軽犯罪に十分注意しなくてはならない、と理解して問題ないでしょう。

 

実際、僕らのように、NGOスタッフとして海外に長期滞在する人であっても、日本人が殺人や誘拐といった凶悪犯罪に巻き込まれるのは2~3年に一回程度と言われています。

 

しかし、表沙汰にならないだけで、スリや窃盗、置き引きなどの被害を受けている日本人はいます。僕の周りにもレベル1の発令国滞在中、乗り合いバスでスリ被害に遭った知り合いがちらほら。

 

カンボジアの治安を心配する人は、スリや窃盗、置き引きなど、軽犯罪の危険性を頭に入れておきましょう。

 

 

プノンペン・シェムリアップの治安は?

カンボジア 治安

photo by Kanta Hara

 

カンボジアを旅行する人のほとんどが訪問するであろう、首都プノンペンと観光地シェムリアップ。

 

まずプノンペンですが、急激な都市化によって貧富の格差も広がっており、またストリートチルドレンをはじめ路上生活者もいることから、治安の悪さをイメージしている人も多いかもしれません。

 

基本的にはプノンペンも、殺人や誘拐のような凶悪犯罪ではなく、スリ、窃盗、置き引きといった軽犯罪が主に問題となっています。日本人のような先進国からの観光客は比較的ターゲットになりやすいので、最低限の注意事項は守って行動しましょう。あとで詳しく書きます。

 

観光地として有名なシェムリアップですが、海外からの観光客も多く、プノンペンよりも治安は良いと言われています。しかし、プノンペンと同様、軽犯罪に巻き込まれないための最低限の注意は払いましょう。

 

また、治安事情とは少し離れますが、ぼったくりにも気を付けて下さい。メニュー表の備え付けられたお店であれば問題ありませんが、露店で何か買い物をする時は、口頭で店主に値段を聞く必要があります。

 

こちらが観光客であることに気づくと、定価の2倍以上の値段を言いつけてくる人もいます。可能な限り値切り交渉をしましょう。意外と楽しいです。まぁ、これもカンボジア旅行の一つの醍醐味ですね。

 

 

交通安全に気をつける

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photo by Kanta Hara

 

「カンボジアの治安」というと犯罪の危険性をすぐに思い浮かべるかもしれません。が、途上国で旅行/活動していて最もリスクの高い有事は、殺害や誘拐、強盗ではなく、交通事故なんです。

 

長らくアフリカで支援に携わってきた僕も、交通事故が一番のリスクだと感じています。

 

カンボジアは比較的、交通秩序が保たれている印象を受けましたが、それでも日本に比べたら交通ルールもマナーもあったもんじゃありません。クラクションがめちゃくちゃ鳴らされています。

 

旅行者のほとんどは3輪タクシーの「トゥクトゥク」を使うかと思いますが、中には荒っぽい運転をする人もいます。危ないなと感じたら、運転手に

 

”Safe driving, please”(安全運転でお願い)

”We are not hurrying up, so go slowly”(僕たちは急いでないから、ゆっくり行こう)

 

などと伝えても良いでしょう。

 

 

最低限注意すべき3つの安全対策

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photo by Kanta Hara


カンボジアは治安が安定していると言っても、日本と同じような感覚で過ごすのは良ろしくありません。旅行者として、最低限気をつけるべき3つの安全対策について紹介します。

 

人ごみで長時間滞在しない

どの国でも、人がごった返している場所の治安は悪いです。スリにとっては絶好のスポットになります。カンボジアも例外ではありません。

 

特にバスターミナル。ストリートチルドレンや路上生活者も集まりやすいと言われています。暗くなった日没後、人がごった返している場所では、スリや窃盗といった軽犯罪に外国人観光客が巻き込まれる可能性も十分に考えられます。長時間の滞在は避けましょう。

 

ホテル選びは慎重に

特に大学生の場合、節約を意識するばかりにセキュリティを全く考慮せず、宿泊先を決めてしまう人がいます。

 

例えば、外出中にホテルの部屋に置いた貴重品を持っていかれてしまうケース。中には、鍵を持つ従業員が部屋に入って盗み、そのままとんずらしてしまうことも。

 

僕は現地到着後からホテルを決めるのではなく、出発前にエクスペディアなどを使って予約しています。ネットに情報を掲載しているホテルの方が往々にしてしっかりしており、また既に宿泊した人による評価も確認できるからです。

 

TripAdvisor (トリップアドバイザー) を使って、過去の旅行者の口コミをチェックしておくのもいいでしょう。

 

現地の人でも寄り付かない場所は避ける

言うまでもありませんが、現地の人でも寄り付かない場所には、興味本位でも足を運んではなりません。その意味で現地到着後、ホテルのスタッフに「ここだけは行ってはいけない場所はある?」と訊いてみるものいいでしょう。

 

例えばカンボジアの場合、スタディツアーならともかく、売春宿が立ち並んでいるエリアやスラム街(貧困地区)が広がっているエリアには、旅行者は気軽に近寄るべきではありません。

 

荷物管理はしっかりと。チャック開きっぱなしではない?

これ、自分への自戒も込めて。カバンのチャックが開きっぱなしになってはいませんか?

 

僕はチャックが多数ついているリュックサックを使用していることもあり、時々チャックが一部だけ開きっぱなしになってしまっていることがあります。マジで気を付けよう…。

 

カバンのチャックはしっかりと閉め、また人がごった返している場所に遭遇したら、背負うのではなく、前に抱えるようにしましょう。

 

また、レストランで食事をする時も、カバンは自分の目の届く場所に置いたり、身体と常に触れている場所に置いたりしましょう。僕は足と足の間に挟みながら食事をするようにしています。

 

 

安全はお金で買おう

カンボジア 治安

photo by Kanta Hara

 

一方で、どんなに用心して行動していても、途上国旅行に予期せぬハプニングは付き物。リスクをまったくのゼロにすることは不可能に近いです。

 

だからこそ、日本のような治安は期待できない国に足を運ぶ際は、海外旅行保険に加入してから来て下さい。海外に何年も足を運んでいるNGO職員も、毎回の渡航で加入しています。

 

現地で何かのトラブルに巻き込まれ、海外旅行保険に加入していなかったためにせっかくの旅行が台無しになるのはもったいない。僕は海外旅行保険のAIUを使っています。補填内容が手厚く、NGOスタッフにも使っている人が多いです。

 

公式サイトでチェック➡海外旅行保険のAIU

 

 

また、海外旅行傷害保険が自動付帯されるクレジットカードを持参するのもオススメします。年に数回海外に渡航する僕は、定番の三井住友VISAクラシックカードを持っています。事前に旅費などをカードで支払っておく必要がありますが、

 

〇事故に巻き込まれた

〇旅先で病気になった

〇荷物を盗まれた

〇宿泊先の備品を壊してしまった

 

など、最高で2000万円まで補償されます。

 

その他にも、三井住友VISAカードであれば、観光情報の提供からレストラン・チケットの予約、カードやパスポートの紛失・盗難時のサポートまでを日本語で対応してくれる「VJデスク」などの機能も付いてきます。

 

この内容で初年度は年会費無料(2年目以降は1,250円)、学生に関しては在学中ずっと無料です。本当におすすめなので、海外旅行を頻繁にする人はとりあえず一枚作っておきましょう。

 

公式サイトでチェック➡三井住友VISAクラシックカード 初年度年会費無料!

 

 

カンボジア駐在員が語る現地の治安

最後に、僕の友人であり、認定NPO法人テラ・ルネッサンスの職員としてカンボジアに駐在する延岡さんが、現地の治安事情について語ってくれました。

 

延岡さんはプノンペンでもシェムリアップでもなく、北西部のバッタンバン州で生活されていますが、現地で生活されている人ならではの視点は参考になります。

 

「わたしが生活をしているのはカンボジア北西部のバッタンバン州です。約1年ほど住んでいますが、治安の面で特に危険な目に遭ったことはありません。

 

ただし、夜間はひとりで出歩かない、貴重品は分散して管理する等々、カンボジアに限らず、海外で生活する上で必要な安全管理は行なっています。

 

首都プノンペンや観光地であるシェムリアップでは、スリや盗難など、いわゆる一般犯罪、日本人をターゲットにしたいかさま賭博の詐欺などが発生していることは聞いております。また、最近よく耳にするのはひったくりです。斜めがけの鞄などを強引に掴まれ、奪い取るまでバイクで引きずられるような事件もあるので、移動の際は手荷物に十分な注意が必要です。


都会では最近、タクシー配車アプリも徐々に普及しています。スマホの画面を見ながらタクシーを待っている間に、ひったくりに遭うことも容易に想定されますので、歩きスマホは極力控えた方が良いですね。」

 

 

カンボジアの治安まとめ

カンボジア 治安

photo by Kanta Hara

 

カンボジアの治安は全般的に安定しており、初めての途上国旅行にはオススメの国。けど、スリや窃盗、置き引きといった軽犯罪には注意しましょう。

 

最低限の注意事項を守っていれば、カンボジア旅行は充実したものになるはずです。アンコールビールがとにかく美味しいので、ぜひ飲んでみて下さい。

 

なお、カンボジアの最新治安情報は海外安全ホームページをチェックするようにお願いします。

 

 

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