新型コロナの流行によって国境を閉鎖したり、国際商用便の減便・休便をしたりする国も多い中、海外旅行好きな人にとって気になるのが「いつになったら以前のように海外に行けるのか?」だと思います。
フリーランス国際協力師として活動する僕自身、3月にアフリカから日本に帰国してからはずっと自宅待機を続けており、少なくとも今年いっぱいはアフリカに戻るのは難しいかもしれないと考えています。
海外旅行にはいつ行けるようになるのか?様々な情報源をあたり、考察してみました。
海外旅行にはいつ頃行けるようになるのか?
外務省の海外安全ホームページを見ると、日本人には不要不急の海外渡航を止めるように声明が出ています。全世界一律で危険度レベル2「不要不急の渡航は止めてください。」が発令されています。
世界各地で,新型コロナウイルスの感染が拡大しており,それに伴う国境閉鎖や外出禁止令等の措置により邦人旅行者等が行動制限を受けたり,航空便の突然の減便又は運航停止(各渡航先のみならず経由先の場合を含む)により影響を受ける事例が発生しています。
ついては,渡航先の国・地域において行動制限を受けたり,出国が困難となる事態を防ぐため,不要不急の渡航を止めてください。
(「海外安全ホームページ」より引用)
もちろん渡航先の国にもよりますが、仮に海外行きの航空券を購入できたり、日本を出国したりできても、現地到着後に
- 検査証明書を提示しないと入国が認められない
- 旅行客用のビザが下りない
- 入国後14日間は隔離される
などが課される場合もあります。そうなると、旅行どころではありませんよね。
外務省のページでは「不要不急の渡航は止めてください。」と書かれていますが、旅行というのは基本的には不要不急に分類されます。
そのため海外安全ホームページの危険度レベルが1「十分注意してください。」に下がるか、もしくは危険度が撤廃されるまでは、基本的に海外旅行は難しいと考えた方がいいでしょう。
海外旅行客の受け入れ規制を緩和し始める国もあるが…
一方で、海外旅行客の受け入れ規制を緩和し始める国も少しずつ出てくると思われます。
例えば海外からの旅行客も多いアフリカ・ケニアの場合、ずっと国境閉鎖状態にありましたが、7月15日からは国内商用便を、8月1日からは国際商用便を再開することが発表されています。
特に発展途上国の中には、国のメインの収入源が観光業という国も多いです。そういった国では、ケニアのように早くて8月から、もしくは9月、10月と、少しずつ海外旅行客の受け入れ規制を緩和する国も出てくると思われます。
しかし、当然ながらしばらくは気軽に海外旅行ができるような状況ではありません。例えば
- 入国時に検査証明書を提出しないといけない
- 観光ビザの取得が難しい
- 万が一現地に着いてから熱を出してしまうと、隔離されるなど対応が大変になる
- 状況が変わった時に再度国境が閉鎖され、日本に帰国することが難しくなる
などのリスクが考えられます。これだけのリスクを冒してまで海外旅行をする気になれる人は少ないでしょう。
そのため、外務省の危険度レベルをいったん抜きに考えたとしても、どれだけ早くても今年いっぱい海外旅行は難しいと想定されます。
気兼ねなく海外旅行に行けるのは2021年後半以降か
海外旅行が好きな人にとっては残念なお知らせかもしれませんが、コロナのことを全く心配することなく、以前のように海外旅行が気兼ねなくできるようになるのは、2021年後半以降になると考えられています。
気兼ねなく海外旅行ができるようになるというのは、要は新型コロナのワクチンが登場してからです。専門家の情報などにあたると、ワクチンが開発されるまでには一年から一年半がかかります。
開発されたワクチンが広く普及するためにはさらに時間を要するため、どんなに早くても2021年後半以降になるはずです。
「海外に行けるようになるまで今から一年以上かかるなんて、長すぎる…。」そう感じる人もいるかもしれません。
ただ、この見通しでさえかなり楽観的だと言われています。なぜなら最も早く開発された風疹のワクチンでさえ、4年の月日が費やされているからです。
さらに悪いことに、発展途上国を中心に数百万人、数千万人単位で感染が拡大していくと、どこかのタイミングでウイルスが突然変異し、開発されたワクチンが効かなくなってしまう可能性もあるのです。
そうなると海外旅行に気兼ねなく行けるようになるのは、2021年後半よりもさらに後になってしまいます。
海外旅行に行けるようになるまで、何して過ごそう?
海外旅行が好きな人の中には、定期的に異国の文化や生活、言語に触れていないと、ストレスを感じるという人もいると思います。
そんな人には、僕はオンライン英会話をやってみることをおすすめしています。
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「ほとんどの講師はフィリピンの先生でしょ?」と思うかもしれません。たしかに、オンライン英会話の講師はその多くがフィリピン人の先生です。
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そういったオンライン英会話の先生とレッスンを通じて、その国の文化や生活、価値観に触れてみれば、自宅にいながら「プチ海外旅行気分」が楽しめるはずです。
今のうちに英語力を強化しておけば、情勢が落ち着いて海外旅行ができるようになった時、現地の人と英語でコミュニケーションする楽しみも生まれるでしょう。
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海外旅行にはいつ行けるようになるのか?総まとめ
- 外務省・海外安全ホームページの危険度レベルが1に下がるまで、もしくは撤廃されるまで基本的には海外旅行には行けないと考えたほうがいい
- 観光業に力を入れている国の中には海外からの旅行客受け入れを再開する国も出てくるが、しばらく状況は落ち着かない
- 気兼ねなく海外旅行に行けるようになるのは、どんなに早くても2021年後半以降になりそう
- 海外旅行に行けるようになるまでは、自宅からオンライン英会話で海外の人と繋がろう
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