原貫太の国際協力ブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカ、社会問題などのテーマを中心に解説しています。

もう終わりだ。何でもない問題に対しても、そう感じてしまう。

病気になってから、一番に苦しく感じることがあります。それは、「病気になる前なら何でもなかったようなことでも、今では何か一つ問題が起きた時に、自分一人では対処し切れなくなってしまうこと」です。

 

最近あった具体的な話をすれば、つい先日、クレジットカードの利用金額が正しく口座から引き落としされていなかったことがありました。一つ一つ対処すればいい問題に過ぎないのに、その会社から支払督促の電話があった際、混乱してしまい、パニック症状に陥りかけました。

 

周りから見れば大したことではない問題であっても、自分にとっては、理由もなく「もう終わりだ」と感じてしまうことあります。

 

幸い今は、身の回りの人が代わりに対処してくれたり、「大した問題ではないよ」と落ち着かせてくれたりします。ただ、僕の場合は、病気になる前にバリバリ活動していた人間だからこそ、その落差の大きさに不甲斐なくなり、余計に苦しくなります。自分が情けなくなります。

 

「うつ病は、バリバリ働いていた人ほど苦しみやすい。」そう言われる理由が、少しだけわかりました。

 

時間が経ち、落ち着いた後であれば、こうやって冷静に自分を見直せるようになりました。でも、いつになったら元の世界に戻れるやら。まだ時間はかかりそうです。