原貫太の国際協力ブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカ、社会問題などのテーマを中心に解説しています。

うつの時は音楽が聴けない。大好きだったあの音楽が聴けない。

昔書いた記事をふと読み直していたら、少しだけ心が軽くなった気がした。

 


「俺、すごい頑張っていたんだな。」

 


出会った元子ども兵や難民の顔。アフリカの空と大地。その時感じた想い。

 


ほんの少しだけ、自然と思い出が蘇ってきた。

 


「あぁ、こんなだったよな。懐かしいな。」

  

  

 

まだ時々、何気ない瞬間に意味もなく心が苦しくなる。謂れのない罪悪感や不安感で、悲しくなってしまう。

 

 

だから、もっと休んでいたいと思う。どれくらいか。自分に申し訳なくなるくらい、休んでいたい。

 


回復しきっていない。正直、いつになったら元気になれるのか、元通りになれるのか、分からない。

 


うつは「心の風邪」なんて呼ばれる。一生、付き合っていく可能性もある。

 

 

病気になってすぐは、「頑張っていたあの頃の自分に申し訳ない」とばかり思っていた。アフリカでよく聴いていたMr.Childrenは、かれこれ2ヶ月以上聴いてない。

 


いや、聴けなくなってしまったのだ。頑張っていた頃の自分が思い出されて、自然と、胸が締め付けられるように苦しくなってしまうから。本当だ。

 

 

 

これからのことは、まだ何も考えていない。考える気になれないから。

 

 

だけど、少なくとも、"懐かしさ"を感じられる心にはなってきた。その変化が嬉しくて、こんなエッセイを勢いで記した。

 

 

誰かに読んでほしい。そんな風にも思えるようになった。

  

  

 

来週からしばらく沖縄に行ってきます。海で泳いで酒を飲んだら、もうちょっと元気になれるかな。