原貫太オフィシャルブログ

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速く泳ぐ方法 中学生で50m自由形のタイム25秒を出した経験者が語る

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中学生で50メートル自由形のタイムが25秒だった原貫太(@kantahara)です。

 

速く泳ぐために必要な要素は大きく、

 

  1. 水の抵抗を減らす 
  2. 自分の力を推進力に変える

 

の二つだと言われています。中でも大切になるのが、一つ目の「水の抵抗を減らす」です。中学生、高校生で水泳をやっていた時、僕もいかにして水の抵抗を減らすかを意識しながら、水泳部での練習を積んでいました。

 

僕は中学生になってから水泳を始めた人間ですが、2年間でタイムを10秒以上伸ばし、結果的に3年生の夏には全国中学に出場することができました。高校生になってからもタイムを伸ばし続け、最終的には50mクロールを24秒2のタイムで泳ぐ選手になりました。

 

今となっては水泳から遠ざかった生活を送っていますが、中学水泳部時代のストーリーを書いた「50m自由形のタイム37秒だった僕がたった2年で水泳全国中学に出られたわけ」は、毎日たくさんの水泳関係者に読んでもらっています。

 

せっかくなので、水泳部時代の経験や当時僕が学んだことを活かしながら、速く泳ぐ方法(=水泳のタイムを伸ばすコツ)として、「水の抵抗を減らす」について詳しく解説したいと思います。

 

 

速く泳ぐ方法、それはズバリ”水の抵抗を減らす”

速く泳ぐ

 

一般的に、水泳のタイムを伸ばす、つまりは速く泳ぐためには、以下二つの要素が必要になると言われています。

 

  1. 水の抵抗を減らす 
  2. 自分の力を推進力に変える

 

特に大切になるのが、一つ目の「水の抵抗を減らす」です。これから解説しますが、50メートル自由形や100メートル自由形のような短距離種目を泳ぐ人や、 身体の大きくなってきた中学生や高校生であれば、いかにして水の抵抗を減らせるかどうかを考えることが、速く泳ぐためには欠かせないのです。

 

 

速く泳ぐためには水の抵抗と勝負しなくてはならない

速く泳ぐ

 

水泳というスポーツは、水の抵抗との勝負です。繰り返しになりますが、いかにして水の抵抗を減らせるかどうかが、タイムを伸ばせるかどうか、速く泳ぐことができるかどうかの分かれ道になります

 

想像すればわかりますが、水泳における水の抵抗は、陸上での空気抵抗とは比べ物にならないほど大きく、一生懸命に泳ごうとすればするほど、余計な水の抵抗が増えてしまいます。そのため、体力も消耗してしまい、前半と比べて後半はガクッとスピードが落ちてしまうのです。心当たりある人もいるのではないでしょうか。

 

特に、50メートル自由形や100メートル自由形のような短距離種目では、力の入れ具合も大きく、また泳ぐスピードも速いため、自ずと水の抵抗が大きくなってしまいます。

 

速く泳ぐためにやたらと筋トレを頑張る人がいますが、筋力が付けば付くほど泳ぐ時に力が入りやすくなるため、水の抵抗が増えてしまう危険性があります。そのため、水の抵抗という無駄を減らしてから筋力をつける方が、効率的かつ速く泳ぐことができるのです。

 

 

水の抵抗を減らすためには?

速く泳ぐ

 

タイムを伸ばすためには絶対に欠かせない、水の抵抗を減らす。バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロール、どんな泳ぎ方であっても、速く泳ぐためには必要になります。

 

水の抵抗を減らすためには、どんな方法があるのでしょうか。

 

 

ボディポジションを高くする

僕が高校生の時、身長が小さく、筋肉も全然ない華奢な身体なのに、50メートル自由形を23秒台、100メートル自由形を51秒台で泳ぐジュニアのトップスイマーがいました。水泳部のコーチからは、「彼のようなタイプの選手が速く泳ぐ方法として、ボディポジションを高めることがある」と聞いていました。

 

あたりまえですが、ボディポジションが高くなれば高くなるほど、身体(特に腹部、背部)が受ける水の抵抗は減ります。集中しているレース時であってもボディポジションを高い位置でキープするためには、普段の練習から意識して泳いだり、根本的に泳ぎ方を変えたりする必要があるでしょう。

 

ぶれない体幹を鍛える

体幹(身体の頭部と四肢を除く胴体部分)が左右にぶれながら泳いでいると、水の抵抗も増えてしまいます。腹筋や背筋、インナーマッスルを鍛えることでぶれない体幹ができれば、ストリームラインが崩れにくく、水の抵抗を減らすことが可能となるのです。

 

また、50メートル自由形や100メートル自由形のような短距離種目では、強いキックを継続的に打ち続けることが、タイムを伸ばす一つのコツになります。体幹がぶれずに安定した泳ぎができるようになれば、自ずと安定したキックを打ち続けることができるでしょう。僕が長水路で50mクロール25秒の壁を突破した時は、力強いキックを打ち続けることができていたのを覚えています。

 

速く泳ぐためには、ぶれない体幹が必要です。そのために、水の中だけではなく、陸上でのトレーニングもおろそかにしないようにしましょう。

 

 

クロールを速く泳ぐためには身体をローリングするべきではない

速く泳ぐ

 

「クロールや平泳ぎ、バタフライでは、S字を描くようにして手をかく」「クロールや背泳ぎは身体をローリングしながら泳ぐ」

 

僕が中学生、高校生の時には、こういった指導をするコーチがいました。いわゆる、一軸泳法と呼ばれるものですね。

 

しかしながら、これらの情報はすべて、過去の常識となってしまったようです。最新の研究では、非効率的な泳ぎ方とすら言われることも。

 

例えば、クロールを泳ぐ時に身体をローリングしてしまうと、自ずと身体もぶれやすくなるため、水の抵抗が生まれてしまいます。また、ローリングすることによってストリームラインも崩れやすいため、安定したキックも打ち続けることができません。

 

 

二軸泳法なら水の抵抗を大きく減らせる

速く泳ぐ

 

僕が高校生の時から注目され始めていた記憶がありますが、水の抵抗を減らし、効率的かつ速く泳ぐ方法としては、一軸泳法ではなく、二軸泳法が相応しいと言われています。

 

2軸泳法は左右の肩関節と股関節を結んだ2つの軸を動きの基準にして体を安定させ、できるだけ推進力を犠牲にすることなく水の抵抗を減らしながら泳ぐ方法です。水泳ベストタイム更新プログラム ~2軸泳法で4泳法に革命を起こす~【日本体育大学 水泳部コーチ藤森善弘 監修】より引用)

 

身体をひねることなく、肩から骨盤にかけた左右二つの軸を中心として泳ぐため、体幹がぶれにくく、よって余計な水の抵抗が生じにくいのが二軸泳法の特徴です。特に、両手両足を交互に動かしながら泳ぐクロールと背泳ぎでは、顕著な結果が表れやすいと言われています。

 

一軸泳法と二軸泳法の違いは以下の記事で詳しくまとめられているので、ぜひチェックしてみてください。

水泳ベストタイム更新プログラム ~2軸泳法で4泳法に革命を起こす~【日本体育大学 水泳部コーチ藤森善弘 監修】

 

 

まとめ

速く泳ぐためには、水の抵抗を減らす必要があります。特に、身体が大きくなってきた中学生や高校生、最高スピードの速い50メートル自由形や100メートル自由形といった種目では、水の抵抗を減らすことがタイムを伸ばすためのカギになります。

 

そしてまた、水の抵抗を減らす泳ぎ方としては、一軸泳法よりも二軸泳法が相応しいと言われています。数年前から注目されていましたが、最近ではオリンピックに出場するような一流選手の中にも、二軸泳法を取り入れている選手が増えているようです。

 

日本体育大学スポーツ局競泳部ヘッドコーチ、JOCオリンピック強化指定コーチである藤森善弘さんが、この二軸泳法を提唱しています。二軸泳法に関心のある人、タイムに伸び悩んでいる人は、以下の記事をあわせて読んでみてください。

水泳ベストタイム更新プログラム ~2軸泳法で4泳法に革命を起こす~【日本体育大学 水泳部コーチ藤森善弘 監修】