原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から新時代の働き方、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

リゾート地なんていつでも行ける。社会に出る前の卒業旅行くらい、大学生は途上国へ行こう。

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僕はハワイにもグアムにもサイパンにも行ったことがない。ヨーロッパにも行ったことがない。

 

 

けど、フィリピン、カンボジア、バングラデシュ、ルワンダ、ウガンダ、ブルンジ…と、学生時代には途上国へ足を運びまくり、そして難民やストリートチルドレンといった社会課題と向き合い続けてきた。

 

 

だからこそ、これから卒業旅行を計画する全国の大学生たちに、声を大にして伝えたいことがあります。

 

 

 

リゾート地なんて人生のいつでも行ける。社会に出る前の卒業旅行くらい、大学生は途上国へ行こう。

 

 

リゾート地は社会人になってお金を貯めてからでも良くない?

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春休みや夏休みになると、大学生の多くが莫大なお金を使って、ハワイやグアム、もしくはヨーロッパなどのリゾート地へと旅行する。ただ、ほとんどの人はバイトで貯めた「わずかな」お金を使って旅行するため、滞在先では節約生活を送っているそう。

 

 

そういう大学生たちを見る度に、

 

 

「リゾート地なんて人生のいつでも行けるのだから、社会人になって働き始め、しっかりお金を稼いでから行けばいいのに。」

 

 

と感じてしまう。

 

 

旅行中、FacebookやInstagramに現地の華やかな(?)写真をあげているけど、そんなもんはテレビやネットでこれまでに死ぬほど見てきた。何ならSNS上で検索かければ、同じ場所に足を運んでいる人が世界中にごまんといる。それって正直つまらなくないですか?

 

 

社会人になってお金をしっかり貯めてから行った方が、そういうリゾート地ではまだ楽しめるはず。「社会人になったら時間が取れないよ!」と主張する人もいるけど、年末年始や有休、夏休みを使えば1週間くらいは十分に滞在できますよね。何なら、退職してから老後の休暇でゆっくり訪れても良いんじゃないかなって思います。

 

 

大学生の今からリゾート地にいく理由って、何だろうか?

 

 

全く違った環境が広がっている途上国

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食べ物、文化、生活の音、社会問題…、経済的先進国である日本とは全く違った環境が広がっているアフリカやアジアの途上国。そこへ足を運んだ方が、特に若い大学生にとっては、リゾート地に旅行するよりもよほど人生の経験値を貯められるはず。

 

 

少なくとも、今スマートフォンでこの記事を読むことができているあなたは、日本という国に生まれ落ちることができたがために、世界の大多数の人たちよりも間違いなく恵まれた生活を送ることができている。

 

 

だから、リゾート地という「上」の世界を見るよりも、少なくとも経済的には「下」にある世界を知った方が、長い人生を考えた時、よほど価値があると思う。僕は大学1年生の春にフィリピンを訪れて、スラム街に足を運んだり、ストリートチルドレンと交流したりする中で、自分がこれまでどれだけ小さな世界で生きていたのかを実感し、考え方が根本的に変わりました。

(関連記事:みんなが「下」を向けば、この世界は良くなるかもしれない。

 

 

途上国だってそれなりの贅沢は楽しめる

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貧困をはじめとした「下」の世界を体感できる一方で、お金をあまり持っていない大学生であっても、途上国ではそれなりの贅沢だって楽しむことができる。

 

 

僕が滞在していた東アフリカのウガンダであれば、食費は一日1000円少しあれば足りるし、何ならそのお金の中でビールだって飲むことができる。ホテルだって一泊1500円出せば、十分なセキュリティとアメニティが整備されたところに泊まれる。

 

 

東南アジアのカンボジアであれば、観光地として有名なシェムリアップには外国人観光客にも人気の「パブ・ストリート」がある。そこではビールが一杯0.5$で飲める上に、安くて美味しいレストランもたくさんある。

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途上国旅行でだって、十分すぎるほどの贅沢をすることができる。それも、ハワイやヨーロッパといったリゾート地に比べればずっと安い値段で。

 

 

もちろん、せっかく「下」を体感できる土地にやって来たというのに、贅沢な暮らしばっかしていては意味ないだろうけど。

 

 

社会に出る前の卒業旅行くらい…

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就職活動が終わり、内定式も終わって、大学生活も残すは卒論のみ…。この時期くらいから、少しずつ卒業旅行を検討し始める人もいるのではないだろうか。

 

 

社会に出る前ラストの旅行である卒業旅行でも、ハワイやヨーロッパのリゾート地へ足を運ぶ人たちを見る度に、僕は何とも言えない気持ちになる。

 

 

小学校に入学した時から大学を卒業する今日まで、大人たちからは「上を目指しなさい」と言われ続け、「上」に昇るために試験や就活で競い合い、そして学生が終わってこれから社会人になっても、「上」に昇ることが美とされてきた僕らの社会。

 

 

リゾート地なんて人生のいつでも行ける。だから、社会に出る前の卒業旅行くらい、大学生は途上国に行ってほしい。