原貫太のブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカの問題、フリーランスの働き方など様々なテーマを解説しています。

高校生にできる国際協力は?フェアトレード推進や講演会主催などできること5つ紹介

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。日本とアフリカを往復しながら国際協力を仕事にしています。

 

「国際協力に興味はあるけど、高校生の自分には何ができるのかわからない…。」

「国際協力に繋がる何かをしたいけど、高校生の自分は海外には行けない…。」

 

そんな悩みを持つ高校生は、ぜひ最後までこの記事を読んでください。

 

国際協力は海外の貧しい国に足を運び、支援活動を行うことだけを指すのではありません。日本にいながらでもできることはあります。

 

この記事では、高校生ができる具体的な国際協力を5つ紹介します。

 

 

高校生にできる国際協力は?フェアトレード推進や講演会主催などできること5つ紹介

高校生ができる国際協力は、この5つです。

 

  1. 学校の食堂にフェアトレード商品を導入する
  2. 学校の職員室に募金箱を置かせてもらう
  3. 学園祭で国際協力に関する展示を行う
  4. 国際協力のプロを学校の講演会に呼ぶ
  5. 夏休みにスタディツアーに参加する

 

高校生ができる国際協力① 学校の食堂にフェアトレード商品を導入する

高校生ができる国際協力

 

高校の食堂や購買にフェアトレード商品を導入しましょう。フェアトレードを推進するのは、立派な国際協力です。

 

フェアトレードという言葉を聞いたことはありますか?

 

フェアトレード(公正な貿易)とは、経済的、社会的に弱い立場に置かれた人びとが作ったものを適正な価格で安定的に、対等な立場で取引することを指します。「フェアトレードとは?買い方のコツから無理なく続ける方法までわかりやすく解説」より引用)

 

例えば西アフリカのガーナにあるカカオ農園で子どもたちが児童労働をさせられたり、不当に安い賃金で働かされたりして生産されたチョコレートは、フェア(公正)ではありません。

 

現地で働く人たちが正当な対価を支払われるよう、適正な価格かつ対等な立場で取引されている商品をフェアトレード商品と呼びます。

 

日本でフェアトレードを推進することは、発展途上国に暮らす貧しい人たちの生活向上をサポートすることにも繋がりますし、今の世界のおかしな貿易体制を是正していく流れに加わることもできます。

 

また、国際協力に興味のない日本の人たちに、フェアトレード商品を通じて途上国で起きている問題を考えてもらう一つのきっかけにもなりますね。

 

そのため、フェアトレード商品を食堂に導入するよう学校に働きかけてみることは、高校生ができる一つの立派な国際協力です。

 

例えば僕の母校である逗子開成中学校・高等学校では、生徒たちが学校の食堂にフェアトレード認証のゴマを使ったメニューの導入を働きかけ、それが実現しています。

 

逗子開成中学高校の食堂にフェアトレード商品使ったメニュー 生徒が提案 - 逗子葉山経済新聞

 

他にも、購買でフェアトレードのチョコレートやコーヒーを置けるよう学校に掛け合ってみるのも、高校生ができることの一つ。フェアトレードをさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

フェアトレードとは?買い方のコツから無理なく続ける方法までわかりやすく解説 - 原貫太のブログ

 

高校生ができる国際協力➁ 学校の職員室に募金箱を置かせてもらう

高校生ができる国際協力

 

国際協力に取り組む団体の募金箱を高校の職員室に置かせてもらいましょう。

 

廊下や図書室など生徒がたくさん通る場所に募金箱を設置するのもいいですが、国際協力に寄付ができるほど経済的に余裕のある高校生は少ないと思います。

 

ある程度の金額を集めたいなら、職員室に募金箱を設置して、(お金のある)大人の先生たちから寄付を集めましょう。

 

その際、ただ募金箱を設置するのではなく、その団体の活動内容がわかるパンフレットやチラシなども一緒に置いておきましょう。

 

先生の意識が変わり、国際協力に興味を持つ先生が増えたら、例えば国際協力に関係のある特別講座が開講されたり、この後に紹介する「国際協力のプロを講演会に呼ぶ」にも繋がりやすくなります。

 

国際協力に取り組むNPOに問い合わせれば、専用の募金箱を使わせてくれたり、活動概要がわかるパンフレットも送ってくれるはずです。関心のある社会問題に取り組むNPOのホームページをチェックし、問い合わせてみましょう。

 

国際協力に興味のある高校生を応援したいNPOは多いため、協力してくれる団体がほとんどのはずです。

 

参考までに、僕がインターンシップをしていた認定NPO法人テラ・ルネッサンスのホームページを紹介しておきます。テラ・ルネッサンスも募金箱の設置を呼び掛けていますね。

わたしにできる支援・活動について l 募金箱を設置する

 

高校生ができる国際協力③ 学園祭で国際協力に関する展示を行う

学園祭は生徒や先生だけではなく、保護者や近隣住民など外部の人がたくさん学校を訪れる機会です。

 

高校生が対外的に何かを発表できる機会は少ないので、この学園祭を大いに活用しましょう。

 

国際協力に関するポスターを掲載したり、世界中の様々な問題を解説する展示を行ったりし、同時に募金箱も設置すれば、その取り組み自体が一つの国際協力になります。

 

写真展を開催するのもありですね。例えばフォトグラファーの人に写真を提供してもらい、そのフォトグラファーのために寄付を集めるなどもありです。

 

僕自身も過去、高校生にストリートチルドレンや児童労働に関する写真を提供したことがあります。興味ある人がいれば僕も写真提供者として協力できるので、気軽に連絡をください。

お問い合わせ(原貫太のプロフィール・活動経歴、仕事依頼、当ブログへの広告掲載など) - 原貫太のブログ

 

高校生にできる国際協力④ 国際協力のプロを講演会に呼ぶ

高校生ができる国際協力

原貫太の講演会の様子

 

国際協力を仕事にしている人を学校の講演会に呼びましょう。

 

時々、学校の外から誰かが来て、全校生徒や学年全員の前で話をしてくれることがありますよね。そういった機会に国際協力のプロを呼ぶのです。企画をゼロから考え、学校の先生に働きかけてみましょう。

 

国際協力に関する講演会を全校集会を使って開催できれば、学校の規模にもよりますが、一回で1000人~2000人の高校生に対して国際協力に関する啓発ができます。

 

国際協力のプロたちは、若い人たちに国際協力や世界の問題について伝える機会を求めています。生徒が主体的に動き、先生たちに「国際協力を仕事にしている○○さんを呼びたい」と働きかければ、学校側もきっと動いてくれるはずです。

 

僕自身も中学・高校の講演会にはこれまで数十回呼ばれました。講演をさせてくれる学校は常時募集していますので、興味のある方はぜひ僕を招聘してくれたら嬉しいです。講演依頼の問い合わせはこちらからお願いします。

 

高校生にできる国際協力⑤ 夏休みにスタディツアーに参加する

高校生ができる国際協力

原貫太が初めて参加したスタディツアーの様子

 

長期休みを利用し、発展途上国を訪問するスタディツアーに参加してみましょう。できれば休みの期間が長い夏休みがいいですね。

 

将来的に国際協力に関わっていきたいと考えている高校生は、できる限り早く、一度は発展途上国の現場を見てみることをおすすめします。

 

僕自身は大学一年生で初めて東南アジアのフィリピンを訪問するスタディツアーに参加しましたが、自分の目で実際に現地の様子を見てみると、国際協力に対する想いも強くなります。

 

また、日本で国際協力に関する様々なアクションを起こす際にも、実際に一度現地に行った経験があると説得力が増すので、周りに対する影響力も大きくなります。「中途半端に国際協力をやりたいわけではない」という姿勢が周りの大人に伝わりますしね。

 

スタディツアーは旅行会社が主催しているものより、NPOや個人が主催しているものをおすすめします。値段が相対的に安いことも理由ですが、それ以外にも

 

  1. 参加費がNPOの活動費になり、NPOの応援になる
  2. 普段から国際協力に取り組んでいる人たちが主催しているので、より深く国際協力を学べる
  3. 現地との距離感が近い

 

などが挙げられます。

 

Googleで「発展途上国 スタディツアー」と調べれば様々な候補が出てきますが、もし僕が主催するウガンダのスタディツアーに興味ある方はお問い合わせフォームから連絡をください。

 

さいごに

高校生ができる国際協力

 

高校生ができる国際協力を全部で5つ紹介しました。

 

どれも難しそうに感じるかもしれませんが、いざ取り組み始めてみれば簡単に進むはずです。なぜなら高校生は、周りの大人たちがたくさん助けてくれるからです。

 

僕が母校で行った「国際協力講座」に参加してくれた高校生は、学校の食堂にフェアトレード商品を導入したり、フィリピンに留学したりと、その後様々な行動を起こしています。

 

身近なできることから行動を起こしていくのも、立派な国際協力の一つです。日本でできる国際協力をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。よく読まれています。

国際協力、日本でできることは何?寄付や情報発信、プロボノなど7つ紹介 - 原貫太のブログ