原貫太の国際協力ブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカ、社会問題などのテーマを中心に解説しています。

フェアトレード、私たちにできることは何?職場や学校でできること5つ紹介

「フェアトレードに興味がある。フェアトレード商品を自分が購入すること以外に、フェアトレードに貢献するため私にできることは何だろう?」

 

こんな疑問にお答えします。

 

フリーランス国際協力師の原貫太です。日本とアフリカを往復しながら、途上国支援を仕事にしています。

フェアトレード できること

ウガンダの子どもたちと原貫太

 

先進国と途上国の間の不公正な貿易や、環境に悪影響を与える生産消費の仕組みを解決するため、消費者ができることの一つがフェアトレードの推進です。

 

近年は日本でも認知度が高まってきたフェアトレード。自らがフェアトレード商品を購入すること以外に、フェアトレードに貢献するためにできることを解説します。

 

 

フェアトレード、私たちにできることは何?職場や学校でできること5つ紹介

職場や学校でフェアトレードを推進したり、家族や恋人など身近な人にフェアトレードの輪を広げるため、できることを5つ紹介します。

 

  1. 会社で飲むコーヒーをフェアトレード商品に替える
  2. 食堂にフェアトレード商品を導入する
  3. 行きつけのお店にフェアトレード商品を置いてもらう
  4. バレンタインデーにフェアトレード・チョコレートを贈る
  5. 母の日や父の日にフェアトレード・フラワーギフトを贈る

 

会社で飲むコーヒーをフェアトレード商品に替える

フェアトレード できること

 

自分の勤めている会社では、オフィスで自由にコーヒーを飲むことができる。もしくは、みんな同じようなコーヒーを買って飲んでいる。そんな人はいませんか?

 

会社全体で飲んでいるコーヒーの量、年間に換算するとかなりの量になるはずです。そのコーヒーをフェアトレード商品に替えることができたら、たくさんの人に影響を与えることができます

 

かつてNPO法人で仕事をしていた時、オフィスでは自由にコーヒーを飲むことができました。そのコーヒー豆は、アフリカのウガンダ産を使ったフェアトレード・コーヒーでしたね。

 

コーヒーはフェアトレード商品の中でも知名度が高い商品の一つ。サラリーマンの方であれば、毎日のようにコーヒー豆を飲んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

フェアトレードが目的とする不公正な貿易や、フェアトレードが解決しようとしている途上国の労働環境の問題を理解する上で、コーヒー豆は誰にでも取っ付きやすいはずです。

 

職場のコーヒーの種類が何となくで決められてしまっているなら、フェアトレード・コーヒーに置き換えられないか、上司に働きかけてみましょう。

 

フェアトレード・コーヒーを設置できたら、そのコーヒー豆にまつわる背景のストーリーや途上国で起きている問題を理解できるチラシも一緒に置いておきましょう。こういった働きかけも、フェアトレードを推進するためにできることの一つです。

 

食堂にフェアトレード商品を導入する

フェアトレード できること

 

社員食堂や学校の食堂にフェアトレード商品を導入できないか、会社や学校に働きかけてみましょう。

 

例えば僕の母校である逗子開成中学校・高等学校では、生徒たちが学校の食堂にフェアトレード認証のゴマを使ったメニューの導入を働きかけ、それが実現しています。

逗子開成中学高校の食堂にフェアトレード商品使ったメニュー 生徒が提案 - 逗子葉山経済新聞

 

ゴマや大豆など、フェアトレード商品を使ったメニューの導入を働きかけてみたり、購買があればそこにフェアトレードのチョコレートを置いてみたりする。

 

食堂は多くの人が毎日使う場所であり、かつ食べることを通じて発展途上国の問題に向き合うことができるため、フェアトレードの良い啓発に繋がること間違いなしです。

 

行きつけのお店にフェアトレード商品を置いてもらう

フェアトレード できること

 

フェアトレード商品には「フェアトレード認証ラベル」などが貼ってあります。フェアトレードに関心がある方は、この認証ラベルを目印に商品を購入しますよね。

 

もし行きつけのお店にフェアトレード商品が置いていない場合は、お店側にリクエストを出してみましょう。「お客様の声」などが置いてあれば、それを使ってリクエストするのがおすすめです。

 

特にコーヒー豆や紅茶、チョコレートを専門に扱っているお店なら、新しくフェアトレード商品を導入してくれる可能性は高いです。

 

なぜなら、近年トレンドになっているSDGs(持続可能な開発目標)の目標12でも『つくる責任、つかう責任』が掲げられており、社会全体としてフェアトレードを推進する動きがあるからです。

 

最近は企業や販売事業者もSDGsに取り組んでいる姿勢を積極的にアピールしていますから、その一環としてフェアトレード商品を導入してくれる可能性は高いです。

 

そうやってフェアトレード商品を置いてくれるお店を増やしていく働きかけをすることも、私たち消費者ができることの一つです。

 

バレンタインデーにフェアトレード・チョコレートを贈る

フェアトレード できること

 

フェアトレード商品の中では人気が高いチョコレート。フェアトレードの仕組みや途上国で起きている問題を理解する上で、とても良い商品です。

 

バレンタインデーに合わせる形で、大切な人や友人にフェアトレード・チョコレートを贈ってみましょう。普段の何気ない日に贈るよりも、バレンタインデーのような特別な日に贈るほうが気持ちが伝わりやすいです。

 

今はAmazonでもフェアトレード・チョコレートを購入できるし、大切な人と一緒にフェアトレード・チョコレートを買いに行ってもいいですね。

 

日本で有名なフェアトレード・チョコレートは、People Treeが出しているチョコレートです。僕も昨年のバレンタインデーにパートナーから貰いました。

 

母の日や父の日にフェアトレード・フラワーギフトを贈る

フェアトレード できること

 

母の日や父の日のギフトにあわせて、両親にフェアトレード・フラワーを贈ってみましょう。

 

フェアトレード商品と聞くと、チョコレートやコーヒー豆、ゴマなどが有名ですが、実はカーネーションやバラといった切り花にもフェアトレード商品はあります。あまり知られていませんよね。

 

世界の切り花はその多くがプランテーションで大規模生産されており、そこで使用されている農薬や化学肥料が、環境や生態系に悪影響を与えている問題も起きています。

 

環境問題だけではなく、特に発展途上国の場合はプランテーションで農薬を散布する労働者に防護服が与えられず健康被害が起きたり、低賃金で働かされたりといった社会問題も指摘されています。

 

環境や労働者の待遇に配慮して作られたフェアトレード・フラワーを母の日や父の日にプレゼントすれば、身近な両親にフェアトレードの存在や途上国の問題について知ってもらうきっかけになります。

 

さいごに 

フェアトレードに興味のある人が、フェアトレードを推進するためにできることを5つ紹介しました。

 

フェアトレード商品の購入は、日本にいながら無理なく続けられる国際協力の一つです。

 

その一方、自分一人がフェアトレード商品を購入するだけでは、社会に大きな影響は与えられません。身近な人たちにフェアトレード商品の魅力を伝え、フェアトレード文化を広げていくことも、私たちができることの一つです。

 

フェアトレードについてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、あわせて読んでみてください。

フェアトレードを日本一わかりやすく解説【買い方のコツから無理なく続ける方法まで】 - 原貫太の国際協力ブログ

 

 

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