原貫太のブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカの問題、フリーランスの働き方など様々なテーマを解説しています。

自分の"分身"を働かせて、「収入」ではなく「収入源」を作る仕事術

効率よく、そして圧倒的な勢いで事業を進める一つの方法は、分身を作ること。自分の知識や経験、思考をまとめた分身を世に出しておけば、僕が寝ててもそいつが24時間365日働いてくれる。
例えば「原さんが国際協力に目を向けたきっかけは?」と聞かれて、毎回僕が直接答え

 

だから、僕の国際協力の原点はブログにしっかりとまとめた。アフリカでの体験は本にまとめ、僕が考える国際支援の在り方も書いた。
本やブログが、僕の知らない所で「原貫太」として勝手に働き、色んな人に影響を与え、さらには稼ぎにも繋がっている

 

堀江貴文さんは著書『多動力』の中で、「カルピスの原液を作れる人間になれ」と書いている。
目先の稼ぎを考えればバイトの方がマシだが、長い目で見たら原液を作れる人間になった方が、人生はよほど楽しくなる

 

分身を作ることは、国際協力の世界でも間違いなく求められる。世界から紛争を無くし、貧困を根絶して、環境破壊を食い止め、そして平和を実現することは、僕らだけでは到底不可能だ。僕ら「が」主語になってはならないのだ。だからこそ、近しい志向を持った「分身」を作り、彼らと共に社会を変えていく

 

分身を作るためには、そもそも発信力が無ければならない。だから僕はSNSやブログに力を入れている。
日本の国際協力業界で、こんな考え方を持って活動に取り組んでいる人はどれくらいいるのだろうか。アンテナをもっと高く持ち、時代の変化に敏感でありたい。そして常に社会の最先端を睨み続けたい

 

「分身」としての本

この「分身を作る」ってのは、本を出版してから急に意識し始めた。

 

ウガンダに滞在中、ある日突然Facebookに一つのメッセージが届く。

 

原さんの書籍『世界を無視しない大人になるために』を読ませていただきました。国際協力に対する考え方、また生き方を再考することができました。私もアフリカの紛争を無くすことに貢献できるように、原さんを見習ってできることを進めていきたいと思います!

 

僕がこの人と一対一で話をしたわけでもなければ、講演会に足を運んでもらったわけでもない。それなのに、僕の書籍が(僕が寝てる間も)どこかで勝手に働き、「原貫太」の知識や経験を広め、誰かに影響を及ぼしている。

 

「分身」としてのブログ

また、こんなメッセージが届くこともある。

 

「地球市民」という単語で検索をかけたところ、原貫太さんのブログ記事を拝見しました。同じような考え方を持たれている方がいること、また実際にアフリカの現場で活動されていることを知り、とても感銘を受けました!

 

ブログを書き始めてから1年半、これまでも同じようなメッセージを数え切れないほどもらってきた。

 

ブログは、自分の知識や経験、思考をストックしておくにはもってこいの空間だ。最近はSEO対策にも力を入れているので、Google検索からの流入も増えてきたが、いずれにせよこれもまた、僕のいないところでブログが勝手に働き、「原貫太」の知識や経験を広め、誰かに影響を及ぼしてくれている。

 

「好きなことを仕事にする」と聞いて、思い浮かぶのが「何か好きなことを"消費"する」である限り、好きなことを仕事にすることはできない。消費ではなく、新しい価値を"生産"しなくてはならない。例えばマンガが好きであれば、マンガを読むだけでなく、書評などを"生産"して価値を作り出す

 

自分の知識や経験、考えを使って生産した価値は、自分の「分身」となる。「分身」が生まれると、自分が寝てる間もそいつらが働いてくれる。時間を使って働いた分の「収入」を得る働き方から、「収入源」を作り出すという働き方へとシフトしていく。本やブログはそのためのツールになる

 

「寝てる間も"そいつが"働いてくれる」と少々汚い言葉を使ってしまったが、この分身は本やブログといった"モノ"だけではなく、同じ志向を持った"ヒト"であっても構わない。

 

僕がいくら「不条理の無い公正な世界を実現したい!」と叫んでも、一人でできることには限界がある。だからこそ団体を組織し、スタッフたちに僕の考え方を共有することで「分身」を作り、さらには講演会やイベントを通じて、単なる「支援者」だけではなく、近しい考えを持った「分身」を作っているのだ。

 

今年10月から、この「分身」をさらに生産していくためのあるサービスを開始していく予定。乞うご期待!