原貫太の国際協力ブログ

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「積極的に行動するには3つのステップを踏めばいい」アフリカに飛び込んだ学生が語る

積極的に行動するにはどうすればいいのでしょうか?

積極的になるには、どんなメンタルでいればいいのでしょうか?

 

こんな質問が時々寄せられる。

 

僕は学生起業したり、アフリカ支援をしたり、本を出したり、どうやら積極的に行動を起こしているタイプに分類されるらしい。

 

正直、自分ではその自覚はあまりなかった。シンプルに自分が好きなこと、やりたいことを続けているだけだから。

 

でも、たくさんの人から「積極的になるにはどうすればいい?」と質問されるので、今回は僕なりに「積極的に行動を起こすための3つのステップ」を考えてみた。

 

何か新しいことにチャレンジしたい。でも、なかなか積極的に行動を起こすことができない。積極的になれない。

 

そんな悩みを持っている人の背中を、ちょっとでも押せたら嬉しい。

 

 

積極的に行動するには3つのステップを踏めばいい

行動力を高め、積極的に行動するためには、以下3つのステップを踏めばいい。

 

  1. やるかやらないかで悩む時間を減らす
  2. 行動するための情報を集める
  3. 頭で考えすぎず、見切り発車で始める

 

やるかやらないかで悩む時間を減らそう

積極的に行動するためには、やるかやらないかで悩む時間を減らそう。

 

直感的にでも「やりたい」と感じたことがあれば、「やる」と決め込んでしまおう。時間をかけて悩むべきなのは「やるかやらないか」(YES or NO)ではなく、「どのようにしてやるか」(HOW)だ。

 

結局のところ、積極的に行動を起こせない原因は決断力がないからだ。ライターとして活動するはあちゅうさんが、先日こんなツイートをしていた。

 

 

やりたいことがあるなら「やる」と決めてしまい、その上で「どのようにしてやるか」を考える。積極的になるためには、「やるかやらないか」という生産性のない悩みを頭から取っ払おう。

 

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行動するための情報を集めよう

積極的に行動を起こしたいなら、その「行動」を起こすために必要な「情報」を集めてみよう。

 

積極的過ぎるほど行動しまくっているキングコング西野さんは、著書『革命のファンファーレ』の中でこんなことを書いている。

 

行動しない人間は、自分が行動しない理由を、すぐに「勇気」のせいにする。

「勇気がないから一歩踏み出せない」と言う。

これは違う。大間違いだ。

行動することに、勇気は必要ない。

 

子供の頃に一人で乗れなかった電車に、今、あなたが一人で乗れるようになったのは、あなたが勇気を手に入れたからではない。 「電車の乗り方」という〝情報〟を手に入れたからだ。

 

(中略)

 

一歩踏み出すために必要なのは、ポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキングだ。

説明できてしまう事柄に「勇気」は必要ない。

一歩踏み出すことに勇気が必要だと思っているのであれば尚のこと、そんな不確かなものを取っ払ってやる為にも、とっとと情報を仕入れた方がいい。『革命のファンファーレ』より引用)

 

この本はマジで面白いので読んでほしい。

 

 

僕は「行動を起こすために勇気は必要ない」とまでは思っていない。「知ることで勇気が生まれ、そして勇気が行動に繋がる」と考えている。人は、自分が知らないことに対しては不安を膨らませてしまう生き物だから。

 

僕もアフリカに行くまでは、

 

  • アフリカに行くためにはいくら費用が必要なのか。
  • 現地は危ないのか。治安は大丈夫なのか。
  • マラリアに感染しないか。病気にかかる心配はないのか。

 

など、全く情報がなかった。知らなかった。知らなかったからこそ「お金が足りないのではないか」「事件に巻きまれたらどうしよう」「病気にかかってしまったら大変だ」と、不安に溢れていた。

 

でも、本やインターネットで調べたり、人から聞いたりして「情報」を得たことによって、それらの不安は消えていった。そして今では、年に2回アフリカに行く人間になった。

 

積極的になるためには、情報を集めることだ。必要な情報さえ集めることができれば、行動を起こすためやらなければならないことも見えてくる。

 

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頭で考えすぎず、見切り発車で始めよう

積極的になるためには、頭で考えこみ過ぎないようにしよう。

 

これまでの話と少し矛盾するようだが、考え込み過ぎないことが積極的な行動に繋がっていく。頭で考えることは大切である反面、頭で考えているだけでは物事は前に進まないから。

 

実際に足を動かし、トライアンドエラーを繰り返す過程で、初めて分かることがたくさんある。実業家の堀江貴文さんも、著書『多動力』の中で「見切り発車は成功のもと」と語っている。

 

準備にばかり時間を取られてしまうのはもったいない。とにかく行動を始めてしまって、知識やスキルは実践する中で身につけ、後から修正すればいい。

 

必要に応じて身に付く知識やスキルは、机の上で考えたり勉強したりして身に付くそれよりも、ずっと中身が濃いからだ。

 

「誰か仲間がいないと始められない」という人も多いが、自分が積極的に動き続けていれば仲間は自然と集まってくる。僕が起業した時もそうだった。

 

だから、ある程度考え、ある程度情報が集まったら、行動を起こし始めよう。見切り発車で何でも始められる人こそ、積極的な生き方をしていると思う。

 

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さいごに

僕なりの積極的に行動するための3つのステップを紹介してみた。

 

  1. 積極的になりたいなら、やるかやらないかで悩む時間を減らそう。考えるべきは「やる or やらない」ではなく、「どのようにしてやるか」だ。
  2. 行動を起こすために必要な情報を集めよう。無知は不安を拡大させる。知ることで勇気が生まれ、そして勇気が行動に繋がる。
  3. 頭で考え込み過ぎないようにしよう。実際に行動し始めて分かることがたくさんある。頭ではなく、体で考えよう。

 

積極的に行動したい人、積極的になるにはどうすればいいか悩んでいる人の参考になれば嬉しい。

 

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