アフリカで一緒に活動していたコンフロントワールドのスタッフたちと、昨日久しぶりに再会した。不思議だよな。つい先日まで南スーダン難民居住区で活動していたのに、今は東京でミーティングして、賑やかな繁華街を一緒に歩いている。この世界がドンドン小さくなっていることを嫌でも痛感するな
— 原貫太 Kanta Hara (@kantahara) 2017年10月1日
国際移動の不思議。ウガンダから日本は約12,000km。飛行機で1日以上かかる大移動。なのに、自分自身の身体で歩いた距離は、恐らく乗り換えの時の1km程度。情報のグローバル化によってアフリカとの心理的(精神的?)距離はほぼ無くなったと言えるけど、もはや肉体的な距離もほとんどない
— 原貫太 Kanta Hara (@kantahara) 2017年10月1日
内戦中のシリア・アレッポからツイッターを使いその窮状を世界に訴えていたBana Alabedちゃんが本を出版したことを受けてニューヨークへ。「爆撃が続いている」「病気で医薬品も無い」などと発信していた彼女が今はアメリカ最大の都市にいる。グローバル世界凄まじい。もはや恐ろしくもある https://t.co/wFRAp14KhL
— 原貫太 Kanta Hara (@kantahara) 2017年10月2日
昔は海外が遠かったけど・・・
僕が初めて海外へと足を運んだのは、中学3年生の時。学校の研修旅行でニュージーランドに行った(莫大なお金がかかった★)。
2回目の海外は、これまた高校2年生の時、学校の研修旅行でマレーシアへ。当時はまだまだ海外入門者だったので、心理的にはもちろん、飛行機での移動は長く感じた。
ただ、大学に入って、日本から一日以上かかるアフリカ3回を含め、何度も何度も海外へと足を運んでいるうちに、物理的な距離感すらも、最近は分からなくなってきてしまった。ちなみに、普段からインターネットを活用して情報収集したり、アフリカで続く紛争と日本を含む先進国の生活との繋がりを理解すると、心理的な距離感は自ずとなくなっていく。
たしかに、アフリカは遠い。日本からウガンダへ渡航する時は、いつもエチオピア航空を使っているが、成田→香港→アディスアベバ→エンテべと移動するこの大移動は、一日以上かかる。何だかんだで、遠いことは間違いない。
(関連記事:【搭乗記】エチオピア航空でアフリカへ 成田~香港~アディスアベバ~ウガンダ)
地球はドンドン「小さく」なっている
ただ、実際に自分自身の身体を使って移動する距離は、恐らく1キロ程度。先日、宇宙産業の進歩によって近い将来、東京~ニューヨークが37分で移動可能になるかもしれないというのを知った。米宇宙開発企業スペースXイーロン・マスクCEOは、「地球上の移動をすべて1時間以内にする」と語っている。
(関連記事:イーロン・マスクは服が着られない。僕は服が片付けられない。)
僕らが住んでいる地球という惑星は、時代と共にドンドン"小さく"なっている。地球の裏側で起きている紛争も、もはや他人事では無いかもしれない。
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