反対意見や人間関係の悪化を恐れ本心を隠すのは不誠実だ。相手が先輩でも上司でも、例えば「これからの時代は就職するなら銀行だよね!」って言われたら「いや銀行はオワコンです」と返すのが僕なりの誠実さ。気遣いで相手に意見を合わせたらそれは嘘をつくことになる。相手が誰であっても言う事は言う
相手が誰であろうと本音で語る
本心を語った結果として批判を浴びたり、嫌われたりすることは、なんら恥ずべきことはありません。むしろ恥ずべきは、自分の言いたいことをしまいこみ、他人に気に入られようと媚びへつらいながら生きることです。(イケダハヤト『武器としての書く技術』より引用)
反対意見や人間関係の悪化を恐れて本音を隠すのは、不誠実な人間がやることです。相手が先輩であろうと上司であろうと誰であろうと、本音で思っていることがあればそれをしっかりと伝えるのが誠実さというもの。
もし自分が本音で思っていることを隠して生きていたら、それは自分に嘘をつくことになります。
僕は周りの顔色ばかり気にして生きていたくない。自分に対して誠実であるために、本音で思っていることは、相手がだれであろうと遠慮なく言います。
本音で語ることは、他人に対して誠実さを貫くためにも大切なことです。例えば、僕の友人が銀行から内定をもらい安心しきっていたとしましょう。それに対して、「いや、これからの時代はAIが進化して銀行員の仕事はなくなっていくし、フィンテックは銀行の機能をぶっ潰すからマジでヤバいよ」と伝えるのが、僕なりの誠実さです。なぜなら、僕の本音は「これからの時代は銀行はヤバい」だからです。
そこを「うん!銀行最高だよね!」とかなんとか言っていたら、それは自分にも相手にも嘘をついています。そんなの不誠実です。ちなみに銀行はただの具体例です。
この時代に安定を求めて銀行に就職したがる大学生、考え直すなら今のうちだぞ。フィンテックは銀行の機能を破壊する技術。AIが進化すればまず自動化されるのは銀行員のようなホワイトカラー。7-8割はクビ切られる。危機感持とう
反対意見や人間関係の悪化を恐れて相手を気遣い、自分の意見を隠していたら、それは相手に対しても嘘をつくことになります。相手が誰であっても、本音で語ることこそが、誠実さというものです。
ネットでは強い言葉を使わないと響かない
あなたの言いたいことは思ったほど伝わらない。表現はちょっと強めくらいでちょうどいいのです。心からそう思うのなら、言い切っちゃいましょう。言い切れないようなことは、言う価値もありません。(イケダハヤト『武器としての書く技術』より引用)
時々、「原さんの文章って少し語気が強くないですか?もう少し誠実な文章を…」と意見してくる人がいます。
インターネットには膨大な量の情報が溢れています。大量の「文字」が流れている濁流の中で、自分の流した「意見」を読み手に届けるためには、多少エッジの効いた言葉を使うのは必要なことです。
僕はできる限り「~と思います」「~かもしれません」という弱気ワードを使わないようにしています。
例えば、
AIが進化しているこの時代に銀行に就職したがる大学生は考え直した方が良いと思います。
と
AIが進化しているこの時代に銀行に就職したがる大学生は考え直した方が良いです。
では、後者の方が文章を見るだけでは胸に刺さってきますよね。
文章だけでは、人の熱量やそのまま感情を伝えることは難しい。だから、少しくらい強めの言葉を使うのがちょうどいいんです。遠慮せずにハッキリと自分の意見を書くところに、誠実さがあると僕は考えます。
TwitterやFacebookといったSNSのタイムラインでは、毎分毎秒大量の情報が流れています。そんな中、ほんの2、3秒で相手の目に自分の意見を留まらせなければならない。だからこそ、「刺さる言葉」を積極的に使いましょう。
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日本人の多くはアウトプットが苦手な人が多い。だから、本音で語ることや強気な主張をすることが苦手です。
普段からアウトプットをする機会を作っておけば、自分の考えも深まる上に、相手に意見をしっかりと届けることが段々と得意になってきます。このブログだけを読んでいる皆さん、アウトプットをしない前提でのインプットには意味はありませんよ。
僕はブログやSNSを活用し、毎日発信(アウトプット)することをオススメしています。文章を書くのが苦手な人は、イケダハヤトさんの『武器としての書く技術』を読んでみて下さい。これ、Webでのライティングを学ぶ上で、むちゃくちゃに良書です。僕は3回読み直しました。
イケダ ハヤト KADOKAWA/中経出版 2013-06-18