2015年~2016年にかけて、カリフォルニア州立大学に一年間留学していました原貫太です。
僕は語学留学ではなく交換留学だったので、留学先の大学で国際関係論(International Relations)を勉強していました。
僕は大学の留学プログラムに参加したのですが、出発する8ヶ月前にはすでに留学が決定していました。
留学決定まではひたすらTOEFLの勉強を頑張っていたんですけど、そこから留学出発前の期間は、オンライン英会話や英語ニュースを読むといった勉強もしていました。要するに、机上の勉強だけでは留学前の英語の勉強としては不十分です。
今回の記事では、アメリカ留学前の僕が実践していた5つの英語勉強法を紹介します。留学がすでに決定している人も、これからアプライする人も、短期の語学留学をする人も、きっと参考になるはずです!
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僕が留学前にやっていた5つの英語勉強法
アメリカ留学を楽しんでいた頃の僕
アメリカ留学前の約8ヶ月間に僕が実践していた英語勉強法は、
- 英語ニュースをアプリで読む
- 大学で留学生ばかりの授業を受ける
- 留学生活をイメージしながらTOEFLを勉強する
- 海外ドラマや洋画を字幕付きで視聴する
- オンライン英会話をひたすら勉強する
の5つです。順に説明します。
興味のある英語ニュースをアプリで読む
留学前の英語勉強法、一つ目は「興味のある英語ニュースをアプリで読む」です。
大手メディアが運営する無料アプリを使おう
留学すると、学校の授業以外にも生活の中でたくさん英語に触れることになります。留学前にも、できる限り多くの、そしてバラエティに富んだ英語に触れておこうと思い、僕は英語ニュースを読み始めました。
スマートフォンにBBCやCNN、アルジャジーラのアプリをダウンロードすれば、今すぐにでも英語でニュースを読み始めることができます。これらは全て、無料で使えます。
興味あるニュースを読めばいい。留学先の勉強と絡めるのもいい。
基本的に、自分が興味を持っている分野のニュースを読めばいいです。最初は難しいかもしれませんが、ある程度背景知識のあるニュースであれば、意外と英語でも読めるはずです。
留学先の専攻が決まっている人は、その分野に関連したニュースを読めば単語や知識を増やすこともできるでしょう。
スマホの辞書を使えば分からない英単語はすぐに調べられる
スマホに辞書をダウンロードしておけば、分からない単語は長押しすることですぐに意味を調べられます。ちなみに僕は単語帳は使っておらず、いつもニュースから活きた英単語を習得しています。
英単語は興味あるニュースの中から活きた形で覚えるのが一番。単語帳なんか要らない。スマホに辞書をダウンロードしておけば、わからない単語は長押しですぐ調べられる。ニュースを英語で読むのは難しいと思うかもしれないけど、背景知識ある内容なら意外と読めるよ。必要な単語だけ覚えればいいんだし pic.twitter.com/g7LdZtKOdz
— 原貫太 / 世界を無視しない大人になるために (@kantahara) 2018年11月27日
初学者の方は、The Japan Timesで日本のニュースを英語で読むことをおすすめします。
自分が興味を持ちながら読めるニュース、背景知識のあるニュースなら、自分が思っている以上に読めますよ。躓くのはだいたい単語が分からない時なので、スマホの辞書を使えば問題ありません。
英語で行われる留学生ばかりの授業を受ける。できれば前の方の席に座る。
留学前の英語勉強法、二つ目は「大学で留学生ばかりの授業を受ける」です。
留学前に雰囲気だけでも経験しておく
僕が通っていた早稲田大学は、日本で一番留学生を受け入れています。また、授業のほとんどが英語で行われる「国際教養学部」もありますね。
留学前に海外の授業はどんなものなのか雰囲気だけでもわかっておくために、留学生ばかりの授業をいくつか聴講していました。英語を勉強するためでもありましたが、それ以上に留学先の授業をイメージするためにも受けていましたね。
思い切って前の席に座ろう。
今は英語に自信がない人でも、勇気を出し、前の方の席で授業を受けてましょう。海外の大学では、授業中にどれだけたくさんの発言をしたかによって、成績が決められる場合もあります。
後方に座ると先生に当てられることも少ないため、発言するチャンスも限られてしまいます。逆に、前方の席に座るくらいアグレッシブな姿勢で臨めば、自ずと英語を勉強せざるを得ない環境下に置かれるでしょう。
そうやって留学前のモチベーションを保ち、英語の勉強を頑張るためにも、やらざるを得ない環境に自分を追い込むのは一つの方法です。
留学生活をイメージしながらTOEFLの勉強を続ける。
留学前の英語勉強法、三つ目は「留学をイメージしながら、TOEFLの勉強を継続する」です。
TOEFLはアカデミック海外留学をベースにしている
留学決定前はTOEFLの勉強を頑張っていたのに、決定後は全く勉強しなくなってしまう人がいますが、それじゃもったいないです。
TOEICと違い、TOEFLは主にアカデミック海外留学を素材として内容が作られています。勉強したことがある人は分かると思いますが、リーディングは教科書っぽく作られていたり、リスニングは”とある”授業の一コマだったりしますよね。
留学中の生活をイメージしながら勉強に臨もう
また、TOEFLには「寮の鍵を無くしてしまった時に…」「教授に成績の付け方について質問した時に…」など、留学生活を踏まえた内容もあります。リスニングなんかに多いですね。
留学が決まる前は、とにかく点数を上げるために勉強していたと思いますが、今後はプレッシャーから解放され、留学中の自分をイメージしながらTOEFLを勉強しましょう。
海外ドラマや洋画を字幕ありで視聴する
留学前の英語勉強法、四つ目は「海外ドラマや洋画を字幕付きで観る」です。
授業よりも日常会話の英語の方が難しい
僕の留学経験上、「背景知識や文脈のある『授業』の英語は聞き取りやすいけど、他愛もない日常会話や突然話しかけられた時の英語は聴き取るのが難しかった…」ということが何度もありました。
そのため、日常生活における会話の雰囲気や単語、フレーズなどは、ドラマや映画を通じて掴むようにしていましたね。僕はPrime VideoやHulu を使っていました。
留学前に「英語を英語として理解できる」状態を目指そう
字幕なしで視聴できるほど僕は英語が得意ではなかったので、英語の字幕を付けながら視聴していました。音声と文字、両方で英語を追うと、「英語を英語として理解する」という感覚が段々と分かってくるはずですす。
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「海外ドラマ、洋画を字幕ありで観る」という英語勉強法は、留学前のみならず、留学している間にも実践することをおすすめします。単純に、気分転換にもなりますしね。
オンライン英会話をひたすら勉強する
留学前の英語勉強法、最後は「オンライン英会話をひたすら勉強する」です。僕は元々スピーキングが一番苦手でしたが、オンライン英会話のおかげでだいぶ克服できました。
留学前はずっとDMM英会話を続けていた
僕はアメリカ留学前の1年半、DMM英会話をやっていました。「毎日プラン」という、一日1回25分のマンツーマンレッスンが受けられるプランで勉強していたのですが、月額はたったの6,480円。1レッスンあたりの価格は209円です。
元々、TOEFLのスピーキング対策の一環でオンライン英会話を始めたのですが、結局留学前までオンライン英会話の勉強はずっと続けていましたね。
マンツーマンだからガッツリ英語を話せる
オンライン英会話は基本的にどれも、講師とのマンツーマンレッスンです。
講師を独り占めできるため、1レッスン25分という短い時間であっても、たくさん英語を話すことができます。僕も初めてオンライン英会話の無料体験を受けたときは、「想像していた以上にたくさん話す時間があった」と驚きました。
留学直前に英語を猛勉強したい人にもおすすめ
オンライン英会話のほとんどでは、1〜2回の無料体験レッスンが提供されています。DMM英会話も2回、無料体験を受けられます。
下記の記事では、留学前におすすめのオンライン英会話を5つ紹介しています。無料体験をはしごするだけで、2週間”タダ”で勉強することも可能です。
留学前に一気に英語を仕上げたい人、英語を話すことに対する抵抗感を無くしたい人は、オンライン英会話も活用してみてください。
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まとめ
僕がアメリカ留学前に実践していた5つの英語勉強法を紹介しました。もう一度整理しておきます。
- 興味のあるニュース、留学先で勉強する分野のニュースを英語で読む。英単語はニュースの中で覚えてしまうことがおすすめ
- 大学生なら、英語で実施されている留学生ばかりの授業を受ける。ただ居座っているだけにならないよう、前の席に座ろう。
- 留学生活をイメージしながらTOEFLの勉強をやる。留学決定後に勉強しなくなるのはもったいない
- 字幕を付けて海外ドラマや洋画を視聴する。Prime VideoやHulu を活用。留学前だけではなく留学中も続けよう。
- オンライン英会話を毎日勉強する。僕はDMM英会話をやっていた。無料体験レッスンも活かせば、留学前に一気に英語を勉強できる。
これから留学される方、留学したい方、留学前の勉強法として参考にしてください。良い留学ライフを!
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