原貫太の国際協力ブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカ、社会問題などのテーマを中心に解説しています。

夜行バスの快適な過ごし方7選 10時間移動も乗り越えるコツを紹介

夜行バスは値段が安く、交通費を節約したい人には有難い移動手段ですが、一方で体力的にはとても疲れます。長時間、狭い車内で窮屈に過ごさなくてはならないからです。

 

帰りならまだしも、行きに夜行バスを使ったら、目的地に着いた段階で体力を大きく消耗しちゃいますよね。

 

ですが、この記事で紹介する「夜行バスの快適な過ごし方7選」をすべて実践すれば、体力の消耗はかなり抑えられるはずです。何十回と夜行バスを利用してきた経験から、夜行バスで快適に過ごすためのコツを紹介します。

 

 

夜行バスの快適な過ごし方7選 10時間移動も乗り越えるコツを解説

夜行バスに乗り込む男性


夜行バスの移動を快適にする過ごし方は、

 

  1. 水分をしっかり補給する
  2. 快眠グッズを持ち込む
  3. 通路側の席を予約する
  4. リラックスできる服装にする
  5. サービスエリアでストレッチをする
  6. クラシック音楽を聴く
  7. 事前に到着地周辺の休憩施設を探しておく

 

この7つです。一つひとつ、詳しく紹介しますね。

 

夜行バスの快適な過ごし方① 水分をしっかり補給する

冷房や暖房の効いたバスの車内は乾燥しています。水分を摂取しなければ、時間が経つごとに体内から水分が失われていきます。

 

それにもかかわらず、「休憩所でトイレに行くのが面倒くさい」という理由で、夜行バスに乗っている間は飲み物を飲まない人がいます。危険ですので、やめましょう。

 

人間の身体は、たった1.5%の水分が体内から失われただけで、軽い脱水症状になると言われています。脱水症状になれば倦怠感やイライラを感じ、夜行バスの移動がなおさら苦痛になってしまうはずです

 

ただでさえ狭い座席でストレスを感じるのに、脱水症状も重なれば、車内で快適に過ごすことはできません。バスに乗車する前に水、またはノンカフェインのお茶を購入しておきましょう。

 

喉が渇くという状態は、すでに身体から多くの水分が失われているサインです。そのため「喉の渇きを感じる前に、100㎖程度の水分を補給する」が望ましいです。

 

もちろん大量に水分補給すればトイレが近くなってしまいますが、適宜飲み物を飲みつつ、休憩所では必ずトイレに行くようにしましょう。

 

夜行バスの快適な過ごし方② 快眠グッズをバスに持ち込む

あたりまえですが、夜行バスの過ごし方として一番いいのは寝てしまうことです。寝ている間に目的地に着けば、苦痛を感じる時間も少なく済みます。

 

ただ、座ったまま寝るのって難しいですよね。バスの座席は狭いし、リクライニング機能も大したことないので、なおさら大変です。

 

バスの車内でもぐっすり寝られるように、快眠グッズを持ち込みましょう。基本的にはアイマスク、耳栓、ネックピローの3点を持ち物に入れておけば大丈夫です。

 

 

最近のバスはアイマスクが用意されていたり、また耳栓はイヤホンでも代用できるので、最低でもネックピローは持ち込むようにしてください。

 

夜行バスの快適な過ごし方③ 通路側の席に座る

予約段階で座席が選べるバスなら、通路側の席を抑えましょう。通路側の席なら、多少であれば通路に足を伸ばすことができるからです。意外と、これだけでも足が楽になります。

 

そのため夜行バスや高速バスに乗る際は、予約段階で通路側の席を取ることをおすすめします。

 

また、稀なケースではありますが車内トイレが備わっている夜行バスもあります。通路側の席に座っておけば、自分のタイミングでトイレに立つことも可能です。

 

しかし、窓側の席に座ってしまうと、トイレに行きたくても隣の乗客が寝ているから行けない…という事態が発生しかねません。その意味でも、予約段階で通路側の席を予約しておきましょう。

 

夜行バスの快適な過ごし方④ リラックスできる服装を着る

夜行バスに乗る時はスエットやジャージなど、締め付けの少ないリラックスできる格好をしましょう。特にズボンが重要です。

 

先日夜行バスに乗った際、就活生らしき大学生がリクルートスーツで夜行バスに乗車している姿を見かけました。

 

肉体的にも精神的にも疲れるので、絶対やめたほうがいいです。バスではリラックスできる服装で過ごし、目的地に到着してから着替えるようにしましょう。

 

また、席に座っている間は靴を脱いでおくと、多少ですが足の血流を良くすることができます。余裕があれば、スリッパに履き替えておきましょう。

 

また、夜行バスの車内にフットレストを持ち込むと、より快適に過ごすことができます。フットレストはバス以外に飛行機や新幹線、普段のオフィスワークでも活用できますね。

 

 

夜行バスの快適な過ごし方⑤ サービスエリアでストレッチする

夜行バスが走る東京の様子

 

夜行バスや高速バスの乗車時は、面倒でもサービスエリアに着いたら一旦バスを降りるようにしましょう。

 

どうしても眠たい時は仕方ないですが、何かと車内も騒がしくなるので、バスから降りてしまった方がリフレッシュできます。

 

サービスエリアに到着したら、軽めの運動やストレッチをしましょう。屈伸や跳躍など、特に足を動かすようにしてください。

 

夜行バスの狭い座席で長時間同じ姿勢でいると、足の血流が悪くなり、静脈の中に血の塊(静脈血栓)ができることがあります。

 

中にはバスを降りた後、急に呼吸困難やショックを起こす人もいます。いわゆるエコノミー症候群ですね。エコノミー症候群を予防するためにも、サービスエリアで軽く運動やストレッチをしましょう。

 

足のむくみ対策として、夜行バスに乗る際は着圧ソックスを付けることもおすすめです。

 

夜行バスの快適な過ごし方⑥ クラシック音楽を聴く

どうしても寝れない時は、クラシック音楽を聴きましょう。例えばモーツァルトなどのクラシック音楽は、人の脳や心理に働きかける効果が高いと言われています。

 

クラシック音楽は心を落ち着けるセロトニンや、イライラした気持ちを静めるアセチルコリンといった神経伝達物質の分泌を促進することに繋がると考えられているのです。

 

隣の人のイビキがうるさくて寝れない時も、イヤホンを耳に挿入し、小さい音量でリラックス系のBGMを流しておけば、多少は快適に過ごせます。

 

できれば安いイヤホンではなく、外部の音を遮断するノイズキャンセリング機能付きのイヤホンをおすすめします。僕はSONYの完全ワイヤレスイヤホンを使っていますが、ノイズキャンセリング機能がとても優秀なので、おすすめです。

 

夜行バスの快適な過ごし方⑦ 事前に到着地周辺の休憩施設を探しておく

以上6つの過ごし方を車内で心掛けていても、夜行バスの移動は体力を消耗します。そのため夜行バスに乗る前に、到着地周辺の休憩施設を探しておきましょう。

 

特におすすめなのが、早朝から営業しているスーパー銭湯です。夜行バスに乗っていると足の血流が悪くなるので、温泉で思いっきり足を伸ばし、リラックスする時間を作りましょう。

 

できれば1時間程度でも仮眠を取れるように、休憩スペース付きのスーパー銭湯を探すのがベストです。

 

夜行バスで移動する際は到着後すぐ行動を開始するのではなく、午前中はリフレッシュタイムを確保するなど、余裕を持ってスケジュールを組んでくださいね。

 

 

以上、夜行バスを快適に過ごすための7つのコツを紹介しました。これから夜行バスを利用する人は、ぜひ参考にしてください。