原貫太の国際協力ブログ

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クソリプ対応は「ムキになり反論する」が一番ダメ。フォロワー2万人超の人が解説

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。この記事を書いている2020年6月現在、Twitterのフォロワーは24,000人います。

 

ネットでの影響力が高まるほど、いわゆる「クソリプ」を貰うことが増えました。「え、なんで今そんなコメントするの?」と驚愕する時があります。

 

人生で初めてクソリプを貰った人は「何だこいつ!?」と思い、感情的に対応してしまう人もいるかもしれません。

 

しかし、そんな時に一番やってはいけないのが「ムキになって反論する」です。冷静さを見失わないようにしてください。

 

 

実際に僕が受け取ったクソリプと僕の対応を紹介

クソリプ対応

 

具体例があるとわかりやすいので、まずは僕が実際にTwitterで受け取ったクソリプを紹介します。

 

ちょっとだけ自己紹介すると、僕はアフリカで国際支援の活動に取り組んでいます。その中で、現地の人と遠隔からやり取りするためにスマートフォンが必要になり、「使っていないスマホを持っている人がいたら寄付していただけないか」とツイートしました。

 

 

有難いことにこのツイートは50人以上の方にシェアしていただき、結果的に10人の方から「使っていないスマホがあるから寄付したい」とお申し出を頂きました

 

…が、この投稿をしてすぐに、こんなリプライが付きました。

 

 

「買えよ。 」

 

 

投稿主には申し訳ないのですが、これはクソリプ認定していいやつだと思います。投稿主のアカウントを覗きに行ったところプロフィール欄に「クソリプしますがご容赦ください。」と書いてあったので間違いありません。(僕はそのプロフを見てその人を少し好きになりましたw)

 

で、そんなクソリプをもらって僕がどんな対応をしたかというと・・・こんな感じです。

 

 

クソリプに対応するなら、ムキになって反論するのはダメ

ぶっちゃけ、こういったクソリプを受け取ると誰しも「何だこいつは…!?」となりかけますが、そういった時に一番やっちゃいけない対応はムキになって反論するです。

 

クソリプ主から売られた”喧嘩”を買ってしまえば、その瞬間どちらが正しくてどちらが間違っているかを競う「権力闘争」の土台に上がることになります。要は相手と同じレベルのフィールドに立つ、ということですね。

 

仮に相手を言い負かすことができても、結果的に疲弊し、損をしてしまうのは自分。言い負かされた相手もいつかの「復讐」の機会を探るようになるかもしれません。

 

クソリプを飛ばしてくるのは他人の課題ですが、それをどう受け取り、どう対応するかはあくまでも自分の課題です。自分のことだけを考えた対応をするなら、クソリプに対して「ムキになって反論する」のは自分を疲れさせる行為になるため、決して得策とは言えません。

 

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クソリプにクソ真面目に対応すると他のフォロワーからの評価が上がる

クソリプ対応

原貫太のTwitter

 

クソリプに対して上で貼ったようなツイートで対応をしたところ、フォロワーの方からこんなDMを貰いました。

 

原さん、ツイッターの対応お疲れ様です。ああいったコメントにもちゃんと対応している原さん、すごいなと思いました。

 

スマホを寄付してもらうという行為に対して、「そんなの自分で買えよ」と感じる人が一定数いることも事前に承知しています。しかし、上の投稿でも書いている通り、少ない資金をやりくりしながら僕は活動しているので、できる限り協力してくださる方を探している次第です。

 

・・・と、このようにクソリプにもクソ真面目に対応し、その過程で自分の活動をちゃっかりアピールすると、それを見ている他のフォロワーから「原さん、ちゃんと対応していて偉いな」と思ってもらえることがあるのです。

 

クソリプは基本的にスルー、過激なものに対してはミュートやブロックで構いませんが、メンタル的に余裕があれば、クソ真面目に対応するのも一つの方法なのです。

 

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プライドを捨てればクソリプの対応も怖くなくなる

クソリプ対応

 

ですが、こういったクソリプを貰った時、もし僕が「は?うるせー」「こいつ、全然分かってないな・・・」と感情的な対応をしてしまうと、少し話が変わってきます。

 

もちろん、今回のケースに限らずクソリプの多くは、正直ムカッと来るものが多いです。感情的に対応してしまいそうにもなります。

 

ですが、そんな顔も名前も知らない人間からのクソリプに腹を立てるような安っぽいプライドは、今日を機に捨ててしまいましょう。他人に憤るプライドを捨ててしまえば、どんなクソリプが来ても冷静に対応できます。

 

もちろん人格を否定するようなクソリプはさっさとブロックし、自分の視界から排除した方がいいです。ですが「これは有効活用できそうだな」と思ったら、冷静に対応することで自分自身をアピールするチャンスにしましょう。

 

クソリプの目的が何かを考えると、冷静に対応できる

クソリプ対応

クソリプに冷静に対応する人のイメージ

 

クソリプの対応をするとき、相手の目的がどこにあるのかを考えると冷静になりやすいです。

 

クソリプにも色々な種類がありますが、会ったことも話したこともない誰かをネットで批判したり、誹謗中傷したりするクソリプ行為には、どう考えても「相手を傷つける」こと以外に別の目的があるはずです。

 

だって、その人が傷ついたかなんて把握できるはずがありませんし、仮に傷つけることができたとしても、それでクソリプをした人が何か得をするわけでもありませんから。

 

これは僕の考えですが、ネットでクソリプばかり送っている人の本当の目的は、「自分より人生が上手くいっている誰かを批判することで偽りの優越感に浸り、上手くいってない自分の人生を正当化して自己防衛すること」にあるのではないかと思います。

 

ある大学教授から、こんな話を聞いたことがあります。

 

ネット上で誹謗中傷ばかりしている人たちは、仕事に楽しさを感じない独り身男性が多い。業務で成果を出して注目を浴びることも難しく、かと言って帰宅しても慰めてくれる人はいない。ネット上で他者を批判し偽りの優越感に浸ることで、何とか自尊心を満たしている。

 

このように捉え方を変えてみると、クソリプの目的は自分とは全く別の場所にあることがわかり、自分にはどうしようもない課題であることが分かります。だから、いちいちムキになって対応する必要もないのです。

 

クソリプの対応をするときは、まず一番に自分が余計に神経をすり減らさないことを心がけましょう。

 

クソリプ対応は、とにかく冷静に。リラックスせよ!

クソリプをもらった時、一番やっちゃいけない対応は「ムキになり反論する」です。怒ったり悲しんだりと感情的になれば、最終的に損するのは自分。

 

記事で紹介したように、クソ真面目に対応することで自分の活動をアピールするのもいいですし、疲れそうだなと思ったらスルーしましょう。ブロックやミュートでも構いません。

 

とにかく、結果的に自分が疲れることになる「ムキになって反論する」という対応だけはやめておきましょう。リラックス、リラックス!

 

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