原貫太オフィシャルブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。

国際関係学は仕事で生かせないと気づいてしまったでござる

「国際関係学(国際関係論)を大学で勉強して、それを生かせる仕事に就きたい」という大学生がたくさんいるのですが、残念なお知らせがあります。

 

アメリカの大学でぶちギレそうになりながら死ぬほど国際関係学を勉強した僕ですが、国際協力NGOを起業した今、国際関係学の知識を生かせる場面はほとんどありません。

 

 

国際関係学ってどんな学問だっけ?

国際関係学 仕事

 

そもそも、国際関係学って、どんな学問でしたっけ?

 

国際関係学は、国際社会における国と国との相互理解をめざし、世界平和を築くための学問です。現代の国際関係はさまざまな要素が複雑に絡み合いながら成り立っているため、広い視野に立って複雑に絡み合った問題を解きほぐすことが要求されます。


平和の追求は人類にとって最も大切な使命です。しかし民族紛争や核実験など、世界平和への課題がまだ数多くあります。国際情勢は先が不透明で、しかも大変な速さで変化しており、国際関係学で取り組むべき問題は山積みされています。「Benesse マナビジョン」より引用)

 

この内容を見る限り、国際協力や世界平和、紛争解決に関心ある人にとって、国際関係学はドンピシャな専攻に見えますよね。

 

僕はアメリカでも国際関係学を勉強した

国際関係学 仕事

 

国際関係の仕事に就きたい大学生にとって、ドンピシャに思える国際関係学。僕は早稲田大学とカリフォルニア州立大学で、ゴリゴリに国際関係学を勉強しました

 

早稲田大学では副専攻科目として、国際政治学や紛争解決論の授業を履修していました。また、アメリカでは国際関係学の基礎理論を学ぶ”International Relations”(国際関係論)や、”Politics of the Developng World”(途上世界の政治)といった科目を勉強していましたね。

 

それこそ、アメリカ留学中は毎週200ページ近いリーディング課題が出されたり、国際関係学のエッセイもバンバン書かされたりしました。

 

そんでもって、アメリカ留学中の最終成績は3.75/4.00。もうね、国際関係学に対する意識が高すぎて爆発しそうでした。

 

国際関係学を仕事で生かす場面、なくね...

国際関係学 仕事

 

そんなこんなで大学生の時は国際関係学を死ぬほど勉強した僕ですが、国際協力NGOという国際関係のド真ん中で起業した今、そこで得た知識を仕事で生かす場面が、ほとんどありません。マジで。

 

国際関係学の知識なんかよりも、ブログで培った文章力や発信力の方が、よほど生かすことができています。また、起業した立場上、必要性を感じるのはビジネススキル。

 

国際関係学は、国際協力(開発)の世界を広く、浅く勉強するだけの学問。大学で国際関係学を修めたところで、何の「専門性」にもならないのです。

 

国際関係学を仕事で生かすなら…

国際関係学 仕事

 

名前こそ意識の高い国際関係学ですが、仕事で生かす場面は少ないのが事実。それこそ、大学で国際関係学を勉強しても、一般企業に進んでいったら、もうただの教養にしかなりません。

 

ので、国際関係学をこれから学びたい高校生、仕事で生かすために学んでいる大学生の皆さんは、以下の3つを参考にしてください。

 

国際関係学を英語で勉強する

国際関係学はイギリス発祥ですし、日本を飛び越えた世界の戦争や平和を扱う学問なので、英語で国際関係学を勉強するのをおすすめします。

 

国際関係学を英語で勉強すれば、BBCやアルジャジーラのニュースも、英語で問題なく読めるようになるはずです。ちなみにアメリカで国際関係学を勉強していた時、僕は毎日10本以上のニュースを英語で読んでいました

 

大学でも英語で実施される国際関係学の授業を探したり、または英語で書かれた国際関係学の教科書を探すのがいいでしょう。参考までに、Amazonで購入できる国際関係学の入門書を紹介しておきます。

 

国際関係学の修士号を取る

国際関係学を仕事で生かしたい、そのための専門性を身につけたいなら、修士号(Master Degree)まで取りましょう。できれば海外の大学院で取得することをおすすめします。

 

ちなみに僕は、起業を決意する前はヨーロッパの大学院で国際関係学の修士号を取ろうと考えていました。国際関係学といえども、修士号まで持っていれば、一部の国連やNGOならアプライもできるようになるはずです。

 

国際関係学以外の学問も勉強する

国際関係学だけではなく、別の学問も勉強しましょう。可能であれば2つ学位を取れるダブルディグリ(Double Degree)がおすすめです。

 

政治学や経済学もいいとは思いますが、特に草の根の国際協力の道に進みたい人なら、文化人類学や地域研究(エリアスタディーズ)がおすすめです。

 

僕も今(2019年11月時点)ウガンダ北東部の村の中で働いていますが、実は文化人類学者の人ってこういった奥地にも入って研究している人が意外と多いんですよね…。 

 

さいごに

国際関係学は国際協力に興味を持つ大学生に人気の学問ではありますが、少なくとも大学新卒で国際関係学を生かす仕事はほとんどありません。

 

僕自身は講演や記事執筆、書籍を書中で国際関係学の知識を活用していますが、かなりレアなタイプです。ぶっちゃけ国際関係学の知識は、国際協力や人道支援に携わる前提、もしくは教養くらいにしか捉えていません。

 

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