原貫太オフィシャルブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。

ライフワークに見つけ方なんてない。いつの日か振り返った時に気づけるものだ。

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フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。

先日の講演で、学生から「どうすればライフワークを見つけられますか?」と質問を受けました。

 

ライフワークとは、その名のとおり「人が人生(=ライフ)を捧げて取り組める仕事(=ワーク)」を意味しますが、学生の中にはライフワークの見つけ方が分からず、進路に悩んでしまう人も多いようです。

 

 

でも、僕は一般的なライフワークの見つけ方なんて存在しないと思っています。

 

自分の直感を信じ、ビビっときたことに飛びついて、目の前のことを淡々とやり続けた結果、いつかその軌跡を振り返った時に「これが僕が人生をかけてやりたいことなんだ」と気づくもの、それこそがライフワークだと思います。

 

 

 

 

原貫太にとってのラーフワーク

ライフワーク 見つけ方


僕は今、「フリーランス国際協力師」という肩書きで仕事をしています。

 

今年から名乗り始めたので、僕もまだまだ模索段階ではありますが、ざっくり説明すると「国際協力をテーマにしながら、自由かつ多様な働き方を実践する新しい職業人」がフリーランス国際協力師です。

 

 

一言で表せば、僕のライフワークは「国際協力」になります。ただ、ここでの「国際協力」は途上国で活動するといった意味だけではなく、世界に関心を持つ人を増やしたり、若い人に行動の選択肢を提供したりと、より広い意味での「国際協力」を指しています。

 

 

ライフワークの始まりはフィリピン

ライフワーク 見つけ方

 

このブログでも何度か書いてきましたが、僕のライフワークの始まりは大学一年生で参加したフィリピンのスタディツアーまで遡ります

 

ちょうど今から五年前、2014年2月のことでした。

 

 

よく誤解されますが、僕は幼い頃から国際協力に関心を持っていたわけではありません。何なら大学生になったばかりの頃は、英語科の教員になろうと考えていたくらいです。

 

 

僕自身、自分が将来何を仕事にしたいのか、どんな道に進みたいのか、そういったことを考える一つの機会として、フィリピンのスタディツアーを選択しました。言ってしまえば、当時の僕もライフワークの分かりやすい見つけ方を探していたんです。

 

 

5年間、目の前のできることを淡々と続けてきた

ライフワーク 見つけ方

 

フィリピンの滞在最終日、物乞いをする一人のストリートチルドレンと出会ったことをきっかけに、僕は国際協力の世界に足を踏み入れ始めました。

www.kantahara.com

 

 

それ以来、僕は国際協力をテーマにした色々な活動に携わっています。

 

  • 友人と学生団体を設立し、バングラデシュで活動
  • 交換留学でアメリカに渡り、国際政治を勉強
  • 大学を休学し、アフリカで難民や元子ども兵を支援
  • 活動経験を一冊の本にまとめ、自費で出版
  • 学生や社会人を対象に、全国で講演活動
  • etc...

 

 

けど、活動を始めたすぐの頃(学生団体を作った頃)を思い出してみても、当時はまだ「これが僕のライフワークになるんだ」と思ってはいませんでした。

 

それに、ライフワークを見つけるために本格的に動き出したわけでもありません。フィリピンで直感的にビビットきたことに飛びついて、目の前にあるワクワクすること、その時々で自分にできることを一所懸命に続けてきたつもりです

 

 

ライフワークは見つけるのではなく、振り返った時に気づくもの

ライフワーク 見つけ方

 

今この記事を書きながら思うこと、それは「ライフワークには一般的な見つけ方なんて存在せず、後から振り返った時に気づけるもの」ということです。

 

「ライフワーク 見つけ方」と検索すれば、世間では色んなことが言われています。

 

  • 将来設計をしろ
  • 理想の自分をイメージしろ
  • 自己分析をやれ
  • 過去の体験をさかのぼれ

 

 

でも、僕はこう思います。ライフワークは頭で考えたら見つかるというものではなくて、動き続けた結果として、いつの日かその軌跡を振り返った時に少しずつ気づけるものだと。

 

 

先日の講演では、女性の活動家お二人と一緒に登壇しましたが、彼女たちの経験談を聞いても「最初からこれがライフワークなんだ」と決まっていたわけではなく、「自分を信じ、目の前のことに何年も取り組んだ結果、いつの間にかライフワークになっていた」という印象を持ちました。

 

 

スティーブ・ジョブズが語った”ライフワーク”

ライフワーク 見つけ方

 

スティーブ・ジョブズがスタンフォード大の卒業式で語った”点と点を繋げる”(Connecting Dots)も、ここで言うライフワークに近い話だと僕は感じています。

 

バラバラの経験であったとしても、時間が経ちいつの日か振り返った時に、それらの”点”が”線”として繋がる。

 

ジョブズもスピーチの中で、「大学を中退し、自分の好きなことをやっていた経験が後にMacを生み出す時に役立った」と語っています。

 

 

ひとつ一つの経験は違った様相を見せていたとしても、目の前のできること(点)に真摯に取り組み続け、いつの日か振り返った時に、それらが一つのストーリー(線)として繋がる。

 

その感覚こそ、「ライフワークに見つけ方はなく、後から振り返った時に気づけるもの」に近いです。

 

 

人は過去でも未来でもなく、今しか生きられない

ライフワーク 見つけ方

 

「人生とは連続する刹那である。」僕が好きなアドラー心理学の提唱する考え方です。

 

人間は過去でも未来でもなく、「いま、ここ」にしか生きることはできません。ライフワークの見つけ方に悶々と悩み、過去の失敗を憂いたり、未来を心配したりしても、何の意味も持ちません。

 

なぜなら、人生には「いま、ここ」しか存在しないからです。

 

今この瞬間の自分を信じ、目の前のできることを続けた結果、いつの日か「こんなところまでやって来たんだ」と気づける。その時に初めて、自分がライフワークとするべきことが見えてくるのだと僕は思います。

 

 

でも、そのライフワークもまだ変わるかもしれない

ライフワーク 見つけ方

 

「ライフワークに見つけ方なんて存在しない。いつの日か時間が経ってから気づけるもの。」

 

そんな偉そうに語っている僕ですが、今ライフワークだと思っている「国際協力」も、まだこれから変わる可能性は十分あります。

 

そして、変わることを恐れる必要はないと、自分に言い聞かせています。

 

 

僕は大学4年生でNGOを起業し、一時期は「この活動に人生を捧げる」と考えていたこともありました。

 

それでも、昨年5月末にうつ病を発症し、どう頑張ろうとも働けない身になってしまいました。そして年末には団体から離れ、今はフリーランスとして働いています。

 

もし「自分のライフワークはこの活動しかないんだ」と決め込んでしまっていたら、その変化に適応することができず、自分で自分の首を絞めていたかもしれません。

 

それに、「私はこれを一生かけてやるんだ」と頑な姿勢で生きていたら、人生で偶発的に起きるチャンスもきっと見逃してしまうはずです。

 

簡単に言えば、ライフワークを決め込み過ぎてしまうと、視野の狭い生き方になってしまう、ということです。

 

だから、今の段階で僕のライフワークは国際協力かもしれないけど、「変わることを恐れない」そんな生き方をしていきたいです。

 

 

さいごに

ライフワーク 見つけ方

 

運がよかったのか、僕は学生時代の活動がそのまま仕事になり、今に繋がっています。少なくとも今の段階では、ライフワークを見つけることができたと思っています。

 

でも、今自分のライフワークが分からないからといって悲しむ必要なんてないし、安易な見つけ方に走る必要もありません。

 

もし自分が好きなこと、得意なこと、使命を感じられることが目の前にあるのであれば、それを淡々とやり続けましょう。あなたが「いま、ここ」でできることに、一所懸命取り組みましょう。

 

そうすれば、いつの日か後ろを振り返った時、「これが私の人生なんだ」と胸を張れる仕事に気づけるはずです。

 

それこそが、ライフワークなのだから。

 

 

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