大学生がやるべきこととして、すぐに思い付くのが
の3つですが、これだけの大学生活なんて正直ありきたりですよね。だから、この記事を読んでくれているのだと思います。
5年間通った早稲田大学を3月に卒業したばかりの原貫太(@kantahara)です。
今振り返ってみると、僕は相当異色な大学生活を送っていました。自他共に認める、マジで意識高い系大学生でしたね。
大学生のうちに僕がやったことをいくつか列挙すると、こんな感じです。
- 学生団体を立ち上げ、バングラデシュでストリートチルドレンの支援活動。
- 交換留学生として1年間カリフォルニアに渡米し、国際関係論を専攻。
- アフリカで4カ月インターンシップ。元子ども兵士の社会復帰支援を行う。
- NPO法人を起業し、南スーダン難民の緊急支援を実施。
- 学生時代の活動を本にまとめ、自己出版。テレビ出演に繋がる。
もっとあるのですが、あまり列挙すると自慢してるように見えるのでこれくらいにしておきます(笑)
大学生活5年間を振り返り大学生がやるべきことを7つまとめた
アフリカでインターンするために休学したこともあって、僕の大学生活は5年間にわたりました。
今振り返ってみると、「大学生のうちにこれをやっておいて本当によかったな」ということがいくつか思い浮かびます。
今回の記事では、自分の大学生活を振り返り、大学生がやるべきこと、大学生のうちにやっておいてよかったこと7つを厳選しました。
多分、その辺のブロガー大学生が書いた記事には載っていない内容も多いと思いますが、
"原貫太だからこそ思う、大学生がやるべきこと"
を選んだつもりです。楽しんでいってください。
大学生のうちに一回はアフリカに行こう
大学生がやるべきこと、一つ目は「アフリカに行く」です。
僕は大学生のうちに3回アフリカに行きました。ちなみに、来週から3週間ほど4回目のアフリカに行ってきます。
1回は旅行で、2回はインターンで行ったのですが、もう本当に、20年の人生で培ったはずの価値観や生き方を、根底から見つめ直すきっかけになりましたね。
その理由として、大学生という立場ながら難民支援に携われたことは大きいです。
「この人たちは戦争でたくさんの物を失ったはずなのに、どうしてこんなにも強く生きているのだろう。」
そう思わせられることが何度もありました。
南スーダン難民の子どもたちと
アフリカの多くの国では、日本と全く異なる生活環境が広がっています。ただアフリカを旅行するだけでも、価値観を揺さぶられ、生き方を再考する大きなきっかけになるはずです。
大学生でも、アフリカを一人旅したり、インターンしている人はたくさんいます。一週間でも構いません。大学生のうちに一回はアフリカに行くべきです。
★関連記事★
www.kantahara.com
大学生のうちにバイト以外の方法でお金を稼ぐ経験をしよう
大学生がやるべきこと、二つ目は「バイト以外の方法でお金を稼ぐ経験をする」です。
僕は大学生のうちに、バイトをしなくてもお金を稼げるようになりました。具体的にどんなことをしたかというと、
などです。
バイト以外の方法でお金を稼ぐとなると、自ずと「どうやって社会に価値を届けるか」を考える必要があります。
必要な情報を届けるブログを書く。参加者に満足されるイベントを企画する。60分飽きさせない講演をする。読みたいと思われる本を書く…。
大学生のときからこういった作業を繰り返しているうちに、「会社に就職しないでも生きていけるな」と自然に思えるようになりました。
結局、大学を卒業すると同時に独立しています。
フリーランスや経営者として働く人に「大学生のうちにやるべきことは?」と質問してみてください。きっと、多くの人が「バイト以外の方法でお金を稼げ」と答えるはずです。
バイト以外の方法でお金を稼ぐ方法は以下の記事で詳しく説明しています。参考にしてください。
★関連記事★
www.kantahara.com
大学生のうちにソーシャルメディアで情報発信をたくさんしよう
大学生がやるべきこと、三つ目は「ソーシャルメディアで情報発信をたくさんする」です。
僕は大学1年生で海外ボランティアに参加したことをきっかけに、本格的に情報発信を始めました。まずはツイッターとフェイスブックから手を入れましたね。
大学3年生でアフリカに行ったときからは、このブログを書き始めています。
毎日のようにSNSやブログを更新し続けた結果、今ではTwitterのフォロワーは5,000人を超え、ブログは毎月12万回読まれるようになりました。
ちなみに、Facebookもフォロワーだけで約1,500人います。
普通に大学生活を過ごしているだけだと、大学の授業に出たり、本を読んだりと、インプット過多になりがちです。
これはずっと言い続けていることですが、アウトプットを前提としていないインプットは役に立ちません。情報は使えてこそ、初めて価値が生まれるものです。
だからこそ、大学生はソーシャルメディアでの情報発信をやるべきです。
毎日のように情報発信をしていれば、自分の頭で考えたり、自分の言葉で表現したりすることがいつしかあたりまえになります。
また、アウトプットのために、知識や経験をより積極的にインプットしようという気持ちも芽生えます。
さらには、双方向のやり取りを前提にするソーシャルメディアなら、自分の考えや知識に対し、フォロワーからフィードバックを得ることもできるでしょう。
大学生なら、友達や先輩からのコメントだって時にはめちゃくちゃ役立ちますよ。
★関連記事★
www.kantahara.com
また、自分の言葉で発信し続けるうちに、周りに流されない「軸」が生まれ、その軸をもとに大学卒業後の進路を考えることもできます。
ダラダラと理由を述べましたが、情報に敏感な大学生のうちにこそ、ソーシャルメディアを活かして情報発信をやるべきです。
「ネットで発信したいけど、意識高い系とバカにされるのではないか…」と周りから批判されることが怖い人は、下の記事を読んでください。
www.kantahara.com
大学生のうちにブログ運営をやっておこう
大学生がやるべきこと、四つ目は「ブログ運営」です。
僕は大学3年生の終わり頃からブログをはじめ、かれこれ3年間更新を続けています。文字数にすると、100万文字は書いていますね。
今ではこのブログは毎月約8万人に読まれ、サラリーマンの初任給くらいは収益が上がっています。
大学生がブログをやるべき理由はざっくりまとめると、この8つです。
- 文章力がアップする⇦大学のレポートなんて易しくなる。
- セルフ・ブランディングになる⇦SNSよりもブログの方がブランディングに向いている
- バイトを卒業できる⇦一年間毎日ブログを書けば月5万円くらいは稼げる
- 個人の名前で稼ぐことができる⇦卒業したらフリーランスになることもできる
- ビジネススキルを得られる⇦Webマーケティングを経験できる
- 就活でアピールできる⇦メディア運営にはどの会社も力を入れ始めている
- アウトプットが癖になる⇦「情報発信をやるべき」で書いたとおり
- 隙間時間を活用できる⇦空きコマやバイトまでの暇な時間を有効に使える
★関連記事★
www.kantahara.com
中でも、大学生のうちにブログで収益化構造をしっかり作れると、卒業後の進路が広がるのはもちろん、生計におけるリスク削減にもなります。
僕は今年5月に適応障害という病気を患い、働けない身となってしまったのですが、大学生のうちに書いておいたブログのおかげで毎月収入が入ってきていたため、経済的に生活が困難になることはありませんでした。
バカなことを書いて炎上しない限り、ブログをやっておいて損することは一つもありません。特に、卒業したら自由な働き方をしたい大学生は、絶対にブログをやるべきです。
★関連記事★
www.kantahara.com
大学生のうちに自分の本を出しておこう
大学生がやるべきこと、五つ目は「自分の本を出す」です。
「いやいや、本を出すのはハードル高いだろwww」と思った人もいるかもしれませんが、僕は大学生のうちに自分で本を出してマジ正解だったと思っています。
あと、最近は出版の形も多様になってきているため、そんなに難しくありません。特に、就職しない生き方をしたい大学生や、自由な働き方をしたい大学生は、在学中に一冊でも本を書いておきましょう。
一つの収入源にできることはもちろんのこと、何よりも強烈なブランディングになります。
紙の本なら、Wordで用意した原稿をPDF化し、印刷屋に入稿すれば数日で完成します。表紙はデザイナーに外注したり、サークルでAdobeを使っている友達に依頼すればOK。
販売に関しては、BASE のような無料ネットショップを使ってSNSと連動させれば、ネットで売ることも可能です。
また、Amazonが提供するKindle Direct Publishingを使えば、元手0円で強大なAmazonマーケットにKindle本を流通させることもできます。
僕自身、大学生のうちに『世界を無視しない大人になるために』を出版しましたが、本をきっかけにテレビ出演に繋がったり、講演会の依頼が入ったりしました。
もちろん、本にできるだけの知識や経験が必要ですが、セルフ・ブランディングにおいて”make a difference”したい大学生こそ、在学中に本を出すべきです。
大学生のうちに起業してみよう
大学生がやるべきこと、六つ目は「起業する」です。
これも「いやいや、起業なんてハードル高すぎでしょw」と思われるかもしれませんが、そんなことありません。
前提として、一言で「起業」と表しても
の大きく2つがあります。ちなみに、僕は大学生のうちにどちらも経験しました。
大学生のうちに法人起業するメリットはたくさんありますが、一つ確実に言えることは「失敗しても何とかなる」です。
僕は大学4年生でNPO法人の起業を決めましたが、メンターをしてくれた方から「万が一失敗しても、まだ大学生ならいくらでも修正できるじゃん」と言われ、踏み出せた思い出があります。
むしろ、失敗しても学生起業した経験や心意気を買われ、ヘッドハンティングされる可能性もあります。
また、大学生のうちから個人事業主として稼げるようになれば、就職したとしても”副業”として続けられる可能性がありますし、何ならそのまま”独立”することも可能です。
「いつか起業したい」と思っている大学生は、大学生のうちにこそ起業をやるべきです。経験のためにも。
大学生が起業する方法は以下の記事でまとめています。
www.kantahara.com
大学生のうちに英語を使いこなせるようになろう
大学生がやるべきこと、最後は「英語を勉強する」です。
ありきたりですが、社会人になると英語を勉強する時間なんて十分に確保できないので、大学生のうちに徹底してやっておくべきです。
英語をやるべき理由として第一に、英語が使える人と使えない人の間では、得られる情報量が大きく違っています。
僕は大学生のうちに英語をたくさん勉強しておいたおかげで、英語を読むことに関してはほとんど困らなくなりました。BBCやアルジャジーラなど、普段から海外メディアのニュースも英語で読んでいます。
世の中には、日本語よりも英語で書かれた情報の方が圧倒的にたくさん存在します。英語ができるだけで、これからの人生で得られる情報量は飛躍的に増えるでしょう。
もちろん、英語が使いこなせるようになれば、外国人の友達を作ったり、海外で働いたりすることもできます。それだけでも、自分が生きる世界は格段と広くなります。
僕自身はアメリカに留学したこともありますが、その前に一年間オンライン英会話を続けていたことで、スピーキングとリスニングを強化できました。
オンライン英会話は月額も安いし、場所や時間に囚われることなく英語を勉強できるので、大学生には本当におすすめします。将来への投資だと思い、少しでも興味があるなら今すぐ始めるべきです。
大学生におすすめのオンライン英会話はこの記事でまとめています。参考にしてください。
www.kantahara.com
まとめ
5年間の大学生活を振り返り、大学生がやるべきこと、大学生のうちにやっておいてよかったことを7つまとめました。
- 一回はアフリカに行こう。20年の人生で培われたはずの価値観や生き方を根底から揺さぶられる。
- バイト以外の方法で稼ぐ経験をしよう。「どうすれば社会に価値を届けられるか」を必死こいて考えるようになる
- 情報発信をたくさんしよう。大学生はインプット過多になりがち。情報は使わない限り意味を持たない。
- ブログ運営をやっておこう。ブログをやっておいて損なことは一つもない。
- 自分の本を出そう。強烈なセルフブランディングになる。本を出すのは難しくない。
- 起業してみよう。法人でも個人事業主でもいい。大学生のうちならいくらでも修正できる。
- 英語の勉強は時間のある大学生のうちにやるべき。得られる情報量も生きる世界も大きく変わる。
大学生がやるべきことなんて、考えればキリがないほど出てきます。でも、自分の大学生活を振り返って厳選してみると、この7つになりました。
また思い付いたら、加筆していきます!
こちらの記事もあわせてお読みください
www.kantahara.com