現在ブルンジで一緒に活動するテラ・ルネッサンス理事長小川真吾さん。
小川さんは、もう本当に、本当に国際協力のプロフェッショナル。現在はウガンダ・コンゴ・ブルンジのアフリカ3ヶ国を飛び回り、現地スタッフとともに元子ども兵や紛争被害者の女性たちに寄り添い、また理事長としてテラ・ルネッサンス全体の舵を取っています。
アフリカで10年以上にわたって活動してきたため、アフリカ事情には本当に通じています。毎晩毎晩何時間も語り合っていますが、彼の知識量や思考力には脱帽します。それでいて、相手の話を親身に聞いてくれる包容力も持ち合わせている方。間違いなく、アフリカにおける現場支援の第一人者です。
「現地に無いものを探すのではなく、あるものを探す」
「自立とは、周囲との関係性を意識して、自らのチカラで生きること」
最前線で受益者と寄り添い活動してきた彼の言葉は、その重みが他とは全く違います。それでいて、普段はなかなか外で発言するような方ではないので、彼の発言にはさらに深みが増す。
小川さんの著作、もう本当に本当に面白いので、ぜひ読んでください。特に『ぼくらのアフリカに戦争がなくならないのはなぜ?』は、これだけでアフリカのことを語れるようになるくらい、素晴らしい一冊です。僕はかれこれ3回読みましたよ~
◆小川真吾◆
特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス理事長。1975年和歌山県生まれ。
学生時代、カルカッタでマザーテレサの臨終に遭遇したのをきっかけに、マザーテレサの施設でボランティア活動に参加。国際協力活動を本格的に始める。大学卒業後、青年海外協力隊員としてハンガリーに派遣され、旧ユーゴ諸国とのスポーツを通した平和親善活動などに従事。帰国後、カナダ留学を経て国内のNGOでパキスタンでの緊急支援、アフガニスタンの復興支援活動などに携わる。
テラ・ルネッサンスアフリカ駐在員として、ウガンダにて元子ども兵社会復帰支援、コンゴ民主共和国にて紛争被害者支援などに取り組む。