原貫太の国際協力ブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカ、社会問題などのテーマを中心に解説しています。

「貫太って、ほんと一途だよね。」

学生団体として活動していた時に仲の良かった友人と、先日飲みに行った。その時、彼女からかけてもらった言葉がある。

 

 

「貫太って、ほんと一途だよね。」

 

 

大学生の間は国際協力に関わるが、就職と同時に活動から離れていってしまう人がほとんどの現状。そんな中、僕は一般企業への就活をすることなく、コンフロントワールドの活動で食べていくことを決めた。

 

 

彼女の周りでも、僕以外の友人はそのほとんどが、国際協力とは関係ない分野に就職していくそうだ。学生時代から一貫して国際協力を志している人間は、どうやら僕しかいないらしい。

 

 

大学一年の春、フィリピンで物乞いをする女の子に出会った時芽生えた「世界の不条理に立ち向かう」という想いは、コンフロントワールドのビジョン「不条理の無い世界の実現」に続いている。あの時から僕は、ずっと、ずっと変わらぬ信念を持ち続け、活動に取り組んでいる。

 

 

だから、僕は「アホ」が付くくらい、一途な人間らしい。

 

 

 

もちろん、寄り道は何度もした。決して平らな道のりではなかった。

 

 

でも、原点とビジョンさえ見失わなければ、必ずうまくやれる。僕が尊敬する、テラ・ルネッサンスの小川真吾さんから、アフリカ滞在中にもらった言葉だ。

 

 

「不条理の無い世界」というビジョンは、少しずつではあるが、自分の中で鮮明になってきた。だからこそ、もう一度自分の中で、原点に立ち返る時間を作りたい。

 

 

大学を卒業する前に、もう一度フィリピンを訪れたい。僕がこの国の問題に直接関わる日は、来ないかもしれない。でも、国際協力を志す大きなきっかけを与えてくれたこの国を、もう一度訪れたい。