原貫太の国際協力ブログ

フリーランス国際協力師原貫太のブログです。国際協力やNPO・NGO、アフリカ、社会問題などのテーマを中心に解説しています。

国際協力

青年海外協力隊はブログやろう。3つの理由とロールモデルブロガー紹介します

国際協力に関する情報を3年近くブログで発信している原貫太(@kantahara)です。日本人ブロガーの中では、国際協力の分野ではトップレベルだと思います(たぶん)。 さておき、僕の周りには青年海外協力隊として海外ボランティアに携わる人、これから海外に…

マザーテレサの名言「平和のため、家族を大切に」の意味は、うつ病になったから理解できた

「世界平和のために私たちができることは何ですか?」 こんな抽象的な質問をされたら、あなたはどんな答えをするだろうか。 戦争を終わらせるため、署名運動に参加する。 信頼できる団体を見つけ、毎月決まった金額を寄付する。 貧しい子どもや孤児を支援す…

国際問題を大学生が議論したところで、正直くその役にも立たない。

「大学生が国際問題を議論したところで意味ない」的なツイートをしたら、大反響がありました。 学生時代から「国際問題をみんなで話し合おう」的なイベントに何回も関わってきたけど、正直クソの役にも立たない。個々人の知識やディスカッション能力が高まる…

国際関係学は仕事で生かせない【国際関係学を学ぶ人にどうしても伝えたいこと】

国際関係学を生かせる仕事がしたいですか?僕は大学卒業後にNGO職員になりましたが、国際関係学を生かせている場面はありません。国際関係学を生かすならどんな仕事に就くべきか、学生時代に何をやるべきか解説します。国際関係学を勉強する人は必見です。

世界を平和にしたいなら、自分自身が「平和の担い手」だと自覚しよう。

内なる変化がすべての変化の始まりである。元インターン先のテラ・ルネッサンスから学んだ理念。世界を変えるには、他人を変えるには、まずは自分の内面が変わらなくてはならない。世界平和を実現するなら、国際協力の輪を広げるなら、まずは自分自身が平和…

就職か進学か?国際協力の道に進む人はいつ大学院に行くべき?

国際協力の道を進みたい人は、学部卒業後にストレートで大学院に進学するよりも、一度どこかで働いてから進学する方がいいです。理由は大きく2つあります。 僕は昨年の一月まで「早稲田卒業後はヨーロッパの大学院進学だな」と考えていた。でも、その後アフ…

国際協力師とは?定義、資格、給料、新しい働き方まで徹底解説【初心者必見】

国際協力師という言葉を聞いたことはありますか?国際協力師は、かつてNPO法人宇宙船地球号で理事長を務めていた山本敏晴さんが生み出した言葉です。 しかし、国際協力師が初めて誕生したのは今から15年前の2005年。山本さんが執筆した『国際協力師になるた…

貧しい人を助ける仕事がしたいと夢を語るなら、絶対に知るべきことがある

フリーランス国際協力師の原貫太です。 たまに「夢は貧困で困っている人を助けることです!」と語っている人がいるけど、それは夢じゃありません。手段です。 だって、「貧しい人を助ける仕事」が夢である限り、あなたの夢が叶うためには、貧困で苦しむ人が…

国連公用語が6言語しかない理由 日本語が国連公用語にならないのはなぜ?

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。今回の記事では、 国連公用語は何か? 国連公用語に日本語が加わらない理由は? 国連公用語を勉強するなら、どの言語がおすすめか? を解説します。 国連公用語は何? 国連公用語には常任理事国の言語を…

【感想】職業は武装解除 DDRや平和構築に興味ある人は必ず読もう

『職業は武装解除』を読みました。一言で言えば、国際協力を志した原点に連れ戻してくれた一冊。 瀬谷ルミ子さん著作、『職業は武装解除』の書評をまとめます。平和構築に関心ある人は、ぜひ読んでください。 職業は武装解除 (朝日文庫) posted with ヨメレ…

国際協力を仕事にするためやっておくべき10のこと【やらないと後悔する】

国際協力を仕事にするために何をやっておくべきか知りたいですか?国際協力を仕事にした経験を踏まえて、やっておくべきことを10個まとめました。国際協力を仕事にしたい人は必見です。この記事を読んだら早速、行動を開始しましょう。

スポーツを通じた国際協力!南スーダン難民をサッカーで支援する

2013年12月以降、紛争から逃れる難民が後を絶たない南スーダン。自衛隊が撤退した後、日本での報道は少なくなったが、現地では今も多くの難民が厳しい生活を強いられている。 今年はじめ、僕は現地で活動するNGOを通じ、合計5回にわたって南スーダン…

国際機関で働く夢を持つ人は、この質問に答えられる?【どの組織で何をしたいの?】

国際機関で働く夢を持っている人は、この質問に答えられるだろうか? 「どの国際機関で、どんな仕事に携わりたいのですか?」 「あなたは国際機関の仕事で、どんな世界の実現に貢献したいのですか?」 僕の周りには「国際機関で働きたい」と夢を語る高校生や…

国際協力師になるには英語が必要である3つの理由【英語力の伸ばし方を解説】

国際協力をやるなら英語は必要です。この記事では「なぜ国際協力をやるなら英語が必要なのか?」具体的な理由を解説するとともに、国際協力を仕事にした僕がどのように英語力を伸ばしたかを紹介しています。「国際協力がしたい。でも、英語に自信がない」と…

世界平和を望む人が99%なのに戦争がなくならない理由【アフリカで考えた】

なぜ世界は平和にならないのか、その理由をあなたは考えたことはありますか?これまでアフリカの戦争に虐げられる人々を支援し、平和を創る仕事に携わってきたからこそ、僕は「なぜ世界平和の実現は難しいのか?」を考えてきました。その内容をお話しします。

国際協力をする大学生はアマチュア?プロとの違いはどこにあるのか

フリーランス国際協力師の原貫太(@kantahara)です。国際協力をテーマにしながら、日本とアフリカを往復して働いています。 僕は大学生の頃からアフリカの難民支援などに取り組み、在学中にはNPO法人(NGO)を起業した経験もあります。 現在は「フリ…

駐在員として国際協力するのは難しい。学生の間に途上国の現場を訪れよう。

将来的に国際協力をしたい人であっても、学生の間に途上国の「現場」を体験しておくことを勧めます。その理由として、「時間」と「機会」が挙げられます。 まとまった時間が取りやすい アフリカやアジアにおける途上国を訪れるためには、どんなに短くても一…

国際協力の華やかさに隠れた”地味”で”泥臭い”仕事も知ってほしい

ウガンダでのある一日。朝8時に起床し、朝食を食べながら溜まったメールの返信。その後は事務所に出向き停電した部屋で会計処理。エクセルに入力した金額が合わずに焦る。昼食後は支援物資の買い出しへ。たった数百円であっても粘り強く店主と交渉。炎天下…

なぜ大学卒業と同時に「国際協力」やめちゃうの?-社会人になってもアフリカで難民支援

大学生による「国際協力」がブームとなってから久しい。2017年現在、国際協力系の学生団体は日本に数え切れないほどたくさん存在する。 特に日本からも近く、また治安も安定している東南アジアの発展途上国へ渡航する団体は、もう本当に多い。「平和な世界を…

理想と現実のギャップに戸惑っても、「国際協力」という仕事を続けよう。

ポケットWi-Fi機能させるのに数時間かかったり部屋の窓が壊れててホテルの従業員と一緒に修理したり日本から引きずってきた体調不良が続いて咳が止まらなかったりと色々苦労してますが、今日も何とか生きています。色々落ち着いたら難民キャンプの様子などガ…

アフリカで国際協力活動をする僕が気分転換するための3つの方法

アフリカの、それもウガンダ北部くらい何も無いところに滞在し、南スーダン難民支援といったシビアな国際協力活動に携わるとなると、如何にして気分転換(心のリフレッシュ)をするかが超大事になってくる。 今日も難民居住区に足を運び、紛争の続く南スーダ…

世界を無視しない大人になるために【少女兵との出会い - 第一章まで無料公開】

※このページではフリーランス国際協力師原貫太の本『世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際協力』を第一章まで公開しています。 クリックすると購入ページへと飛びます。 はじめに この本では、僕が認定NPO法人テラ・ルネッ…

国際協力に興味ある中学生が「今すぐ」やるべき6つのこと【プロの国際協力師が解説】

国際協力に興味ある中学生がやるべきことを知りたいですか?この記事では将来的に国際協力をしたいと考えている中学生が今のうちにやっておくべきこと、また中学生ができる国際協力について解説しています。ぜひご覧ください。

国際協力とは具体的に何か?まるで教科書のようにわかりやすく解説

国際協力とは具体的に何か知りたいですか?国際協力の定義から具体的な活動内容、なぜ国際協力が必要なのかなど、教科書のようにわかりやすく解説しました。仕事として国際協力をやる方法や日本で出来ることも解説しています。国際協力に興味を持ったら、ま…

小川真吾さん、僕が尊敬するアフリカ支援の第一人者。

現在ブルンジで一緒に活動するテラ・ルネッサンス理事長小川真吾さん。 小川さんは、もう本当に、本当に国際協力のプロフェッショナル。現在はウガンダ・コンゴ・ブルンジのアフリカ3ヶ国を飛び回り、現地スタッフとともに元子ども兵や紛争被害者の女性たち…

【難民支援の現場から】緒方貞子氏の名言「熱い心と冷たい頭」を思い出して

昨日、南スーダン難民居住区に足を運んだ僕は、言葉にならないほどの"不条理"を目の前に叩きつけられた。 昨年7月の紛争再燃以降、南スーダンからの難民が急速に流入しているウガンダ北部。「目の前で両親を銃殺された」と語る女の子は、まだ14歳だった。…

国際協力おすすめ本44選 入門書から常識をブチ破る本まで紹介

国際協力のおすすめ本を知りたいですか?フリーランス国際協力師として活動する原貫太が、国際協力や国際問題に関連するおすすめの本を紹介しています。国際協力の入門書から本格的に国際協力を学びたい人向けの本まで、どれも良書です。ぜひ読んでみて下さ…

伝え続けること~"世界の不条理"と向き合って~

初めての記事「「伝える」こと ~"世界の不条理"と向き合って~」をハフィントンポスト日本版に寄稿してから、1年近くが経とうとしている。 伝える活動の一環として、今年2月から記事寄稿をスタート。これまで70本以上の記事を書いたが、その多くを構成して…

発展途上国で生きる子供たち(ストリートチルドレン)の写真、考えるべきこと

ご無沙汰しております。 「書かねば書かねば」と思ってはいたものの、最近は筆を執るのがどうも億劫で一か月ぶりのブログ更新となりました。国際ニュースの解説記事も全く書いておらず、いやはや反省です。ただ相も変わらず毎日沢山のニュースをBBCやAljazer…