原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から新時代の働き方、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

国際協力、海外支援、国際機関…「平和を作る」仕事には英語力が必須

「脱走を試みましたが捕まり、鞭で200回叩かれました」。元少女兵との出会い。アフリカでの原体験を書いた処女作『世界を無視しない大人になるために』Kindle Unlimitedに登録すると30日間のお試し期間に無料で読めます。第一章までをこちらのページで全文公開中です!
紙版の購入は→こちら

 

スポンサーリンク


f:id:KantaHara:20171024124651p:plain

 

英語力は必須

国際協力や海外支援、国際機関での仕事、もっと柔らかい言葉で言えば「平和を作る」仕事に携わるには、高い英語力が求められる。

 

 

人によっては「英語は絶対の条件ではないけど、あるに越したことはないよ」と言う人もいるけど、特に現場での活動に携わりたい人や国際機関などで働きたい人にとっては、英語は必須のアイテムと言って良いでしょう。

 

 

現場の活動ではいつも英語を使っている

f:id:KantaHara:20171024130624j:plain

 

僕が人生で初めて出会った元少女兵のアイーシャさん。その従軍中の経験はあまりにも壮絶で、メモを取る手が震えてしまったのを覚えています。

www.kantahara.com

 

 

多くの人に「どうやってインタビューを行ったのですか?」と聞かれます。ウガンダはイギリスが植民地支配していたこともあり、基本的に国内では英語が通じるけど、元子ども兵の多くは幼い頃に誘拐されているがために基礎教育を受けておらず、現地のアチョリ語しか話すことができません。

 

 

そのため、僕がアイーシャさんにインタビューをする時は、現地スタッフのリチャードに通訳をしてもらいました。

 

 

つまり、アイーシャさんに聞きたいことを僕がリチャードに英語で聞き、彼がその内容をアチョリ語に直してアイーシャさんに伝える。そして、アイーシャさんの返答をリチャードが英語に訳し、僕に伝えてくれました。

 

 

南スーダン難民居住区で活動していた時も、使用する言語は英語のみ。難民の中には、母国で暮らしていた頃、医者や教師、エンジニアといった社会的ステータスのある仕事に就いていた人がいます。英語を話すことができる彼らに通訳を頼み、難民に対するインタビューを行なっていました。

f:id:KantaHara:20171024130841j:plain

 

 

もちろん現地語を話せるのに越したことはないけれど、居住区内には26の民族が暮らしていることもあり、すべての現地語を使い分けられるようになるのは、残念ながら不可能。

(ただ、簡単にでも現地語ができると、難民の方々が心を開いてくれることが多いので、そのために英語の話せる難民のリーダーたちから現地語の挨拶やお礼などを教わるといった努力はしていました)

 

 

英語でしか得られない情報がある

f:id:KantaHara:20171024131026j:plain

 

英語での情報収集能力もまた必要になります。

 

 

例えば、途上国の現場におけるベースライン調査の前には、まず国連や途上国政府の発する情報をインターネット上で徹底的に調べます。僕の場合は、南スーダン難民居住区での調査前に、UNHCRが出している『Regional Response Plan』に目を通し、ウガンダ全体が抱える課題や支援動向を把握していました。

 

 

これらの情報は、そのほとんどが英語で出されており、日本語で手に入るものはほとんどない。だから、Reading Skillをはじめとした情報収集能力も磨かなくてはなりません。

 

 

WikipediaのLanguages used on the Internetによれば、英語による情報はネット上のコンテンツ全体の51.6%を占め、日本語は3位でわずか5.6%。約10倍の違いがあります。

 

 

さらには、この分野で25年以上働く方から聞いた話では、英語では「国際協力マガジン」なるものがたくさん出ているけれど、日本語だとまだまだこの分野の情報量は十分とは言えない。

 

 

「国際」という言葉がついて回るこの分野では、英語での高い情報収集能力も求められるのです。

 

 

当然、留学するにも英語力が求められる

f:id:KantaHara:20171024132034j:plain

 

僕はアメリカの大学で国際政治学(戦争と平和に関する学問)を勉強していたけど、当然ながら留学をするにも英語力が求められる

 

 

学部留学の場合、そもそもアプライをするためにはTOEFL(残念ながらTOEICは役に立たない)で概ね61〜80点が必要、大学院留学の場合概ね81点〜100点が必要となる。一流の大学に留学したい場合はそれ以上の得点が求められます。

 

 

もちろん、ネイティブ・スピーカーたちと一緒に勉強する留学(交換留学)では、論文や教科書を読み込むためのReading Skill、先生や学生の話を聞くためのListening Skill、レポートや論文を書くためのWriting Skill、そしてディスカッションに参加するためのSpeaking Skillなど、あらゆる能力が求められる。

 

 

ちなみに僕の通っていた大学では、教科書・論文200ページ以上のReading課題が"毎週"出されていました。

 

 

若手日本人の国連職員登竜門ではTOEFL満点が必要!?

f:id:KantaHara:20171024125741j:plain

 

外務省が管轄する国連職員派遣制度のJPO(Junior Professional Officer)でも、2年以上の実務経験や関連領域での修士号取得に加えて、TOEFLでの高得点が要求されます。最低でも100点は必要だと言われているけど、合格するほとんどの人は満点に近いのが現実らしい。

 

 

国際協力に携わる方法は、他にも政府機関であるJICA、民間の草の根型NGO、青年海外協力隊、短期のボランティアなど多数存在するけど、いずれにせよ途上国の現場における国際協力や、よりマクロな視点からこの世界に関わる上でも、英語は必須のアイテムだと言っていい。

 

 

僕が英語力を磨くために実践したこと

f:id:KantaHara:20171024133312j:plain

 

では、その英語力をどのように磨くのか。参考程度に僕が実践していたことを書きます。

 

コスパ最高のオンライン英会話

英語力を伸ばすためには、語彙や文法の基礎があることが前提だけど(だから中学生・高校生は学校の勉強を馬鹿にしてはいけない)、「英語を話せる」ようになるためには、まずはとにかく話す機会を作って、「英語を話すことに対する抵抗感」を無くすこと

 

 

そのために、私は語学留学でも英会話スクールでもなく、オンライン英会話を強く勧めています。講師と一対一で集中して話せる上に、料金が抜群に安いオンライン英会話はコスパ最高です。

www.kantahara.com

 

 

ちなみに僕はDMM英会話を使っていました。アメリカ留学前の大学2年生から約一年間続けて、英語を話すことに対する抵抗感は無くなり、そして会話の能力もしっかりと身についた無料体験レッスンが2回受講できるので、ぜひトライしてみて下さい。

 

 

英語ニュースを読んで「活きた」英語を身に付ける

また、この分野において活きた英語を身に付けたいなら、単語帳や文法書を捨てて英語ニュースを読むことを勧めます。というよりも、国際協力のみならずビジネスにおいても、活きた英語を身に付けたいなら英語ニュースを読むべきだと僕は思います。

 

 

ただ、いきなりアフリカの紛争や中東の政治事情に関するニュースを英語で読むのは、なかなか難しい。ニュースを理解するためには、語彙や文法の力だけではなく、背景知識も必要だからです。 

 

 

その意味で、例えば日本のニュースが英語で読める【ジャパンタイムズ デジタル版】 はおすすめの一つ。英語力に自信がない人であっても、日本のニュースであればある程度背景知識があるため、意外と読めてしまう。最近のスマートフォンは分からない英単語があればその語句を長押しすれば辞書が引けるため、紙版よりもデジタル版の方が便利です。

 

 

いずれにせよ、「平和を作る」仕事に携わるためには高い英語力が求められるのは事実なので、この分野で活動したいと思う人は、地道に英語を勉強することも続けなければならない。

 

 

ちなみに散々偉そうなことを書いてきたけど、僕は大学入学当初はほとんど英語を話すことが出来なかった。繰り返しますが、DMM英会話をやりにやりまくって「話す力」を身に付けたので、とりあえず強くお勧めしておきます。

無料体験レッスンを受けてみる!

 

 

---

www.kantahara.com

 

www.kantahara.com

 

www.kantahara.com