原貫太公式ブログ「世界まるごと解体新書」

アジア・アフリカでの活動からニュース解説記事、仕事論まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

「3年間は会社で社会人経験を積め」と言ってくる社会人たち


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「社会人」の英語訳は?

突然だが、「社会人」とは何を意味するのだろうか?「社会人」の意味を辞書で引いてみると、

 

①学校や家庭などの保護から自立して,実社会で生活する人。 「卒業して-となる」
②(スポーツなどで)プロや学生ではなく,企業に籍を置いていること。
③社会を構成している一人の人間。(Weblio辞書より引用)

 

とある。一般的なイメージとしては、「学校(大学)を卒業して会社に就職することで、親から離れて経済的に自立し、一人で生活できている人」だろうか。

 

 

では、「社会人」とは英語で何というのだろうか?

 

an adult; an adult [a working, a full‐fledged] member of society(Weblio英和辞典・和英辞典より引用)

 

ん?何かがおかしい…。"an adult"の直接の訳は「大人」だし、"a member of society"というのは直接訳は「社会人」だが、日本語で意味するところとは違う。

 

 

そう。日本語で「学校(大学)を卒業して会社に就職することで、親から離れて経済的に自立し、一人で生活できている人」を意味する「社会人」を直接的に表す英語は、存在しないのだ。

 

学生であっても社会の一員であることに変わりはないし、学生という肩書を持ちながらも起業、学生団体、インターン、ボランティアなど様々な社会活動に取り組む人はますます増えている。スマホやPC、SNSが普及し、誰もが情報にアクセスでき、そして「発信」するためのプラットフォームが存在する今日、これらの社会活動に対するハードルは昔に比べて圧倒的に下がっている。

 

僕自身、今年の4月に自費で『世界を無視しない大人になるために』を出版したが、紙版の販売は無料ネットショップ開業「BASE」 で行っている。また、AmazonのKindle Direct Publishing(通称KDP)を使えば、原稿さえWordで書いてしまえば元金ゼロ円で本を出版することも出来る。

 

他にも、自分の特技・スキル・趣味を、それらを必要としている人に「30分単位で売れる」【タイムチケット】 もまた、「起業」するための一つの手段になる。僕もチケットを売り出しているが、先日「国際協力に関心ある」という方が2名購入してくれた。ぜひ「原貫太」で検索して探してみて欲しい。

 

とにかく、始めてみる。

実業家の堀江貴文さんは、現在バズワードにもなっている著書『多動力』の中で、「見切り発車は成功のもと」と語っている。

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何かを始めようと考えている時、準備にばかり時間を取られているのはもったいない。とにかく始めてしまって、必要になる知識やノウハウは実行する過程で身に付け、後から修正を加えていく。

 

僕自身、今年5月に国際協力団体コンフロントワールドを設立し、NPO法人格(特定非営利活動法人格)の取得を目指しながら「実践」を繰り返す過程で、様々な学びを得ている。出版や講演、営業をする中で、十分「社会人」としての経験を積むことが出来ていると自負している。

 

時代の「先」を見通す

大学生時代(と言っても僕もまだ大学生だが笑)、僕はたくさんの社会人たちから、「3年間は会社で社会人経験を積め」と言われてきた。

 

でも、改めて考えてみると甚だ疑問だ。社会人経験というのは、会社に就職しないと身に付けられないものなのだろうか?

 

社会は今とてつもないスピードで変わる、「過渡期」にあると僕は思う。先日「大学生はアルバイトではなくブログで1円でも稼ぐべき」でも書いたように、「他の誰かでも出来る退屈な仕事」は、AI(人工知能)が進歩して時代が進めば、そのうちにロボット化されていく。というより、「他の誰かでも出来る退屈な仕事」でなくても、今ある仕事の多くはロボット化されていく。

 

バブル期であれば敷かれたレールの上を歩く人生でも良かっただろう。しかし今はもう、2017年だ。「社会人」の意味がいつまで経っても「学校(大学)を卒業して就職することで、親から離れて経済的に自立し、一人で生活できている人」であるうちは、日本社会は時代から置いてけぼりにされると思う。

 

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