原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から仕事論、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

「国際ボランティアをしたい」けど進路に悩む学生へ-青年海外協力隊という選択

【お知らせ】

書籍『世界を無視しない大人になるために』紙版の販売再開は9月下旬を予定しております。こちらのフォームから購入予約をして下さった方には、販売再開後にメールにてご連絡差し上げるとともに、購入時に使用できる50円引きクーポン券をお送りさせて頂きます。第一章までをこちらのページで全文公開中!

スポンサーリンク


f:id:KantaHara:20170615211738p:plain

 

「ボランティア」という言葉は、使う人によって定義や解釈が変わる非常に厄介な言葉だ。基本的な概念は、語源をラテン語に遡る「自主的・自発的な行動」といった意味だが、人によっては「社会に役立つ良い活動」という意味で使い、また別の人によっては「(社会貢献活動などを行う際の)活動の形式」という意味で使う。僕はどちらかというと後者で考えている。

 

国際ボランティアで最も有名なのは「青年海外協力隊」だろう。日本政府が行うODA(政府開発援助/Official Development Assistance)の一環として、外務省が所管するJICA(独立行政法人国際協力機構/Japan International Cooperation Agency)が実施している海外ボランティア派遣制度であるが、いわゆる一般的なボランティアでの無給とは違い、2年間派遣されている間に毎月約6万円(民主党政権時代の事業仕分け前までは毎月約10万円)の「給与」がもらえる上に、現地での住居や渡航費も負担してもらえる他、派遣前訓練では英語などの語学を2ヶ月無料で受けられる。

 

青年海外協力隊という制度は(税金によって賄われる活動であり、中にはほとんど遊んでいるかのように2年間を過ごす人もいるため)批判にさらされることも多いが、「国際協力」に真摯に携わりたい人にとっては、とにかく美味しい話であることは間違いない。僕もNPO法人の立ち上げを決意するまでは、大学院進学と並んで青年海外協力隊を進路の候補にしていたし、実際プロとしてNPONGOで活動している人からも薦められていた。

 

最近「国際協力の道に進みたい」という学生から多々相談を受ける。同じく学生の僕が偉そうに語れることは少ないが、僕の場合1年間のアメリカ留学と半年間のアフリカ・インターン中に、自分の人生や進路とゆっくり向き合う時間が取れたことは、今振り返ると本当に素晴らしい時間だったと思う。きっと、急いで就職活動をしていたら今の自分は無い。

 

興味関心やキャリアプランから進路を考えるのは誰にでもできるだろう。それよりも「自分が人生で何を達成したいのか」「どんな使命を果たしたいのか」から進むべき道を考えると、手段は複数ある事に気づき、そして人生の歯車が一気に回り始める。それを考えるためにも、広い視野で自分と向き合う時間をどこかでゆっくり取れると良い。大学生という時間は、そのためにもってこいの時期だと思う。

 

当然、「原さんは恵まれた環境にあるから留学したり、アフリカでインターンしたりできたんですよね」という意見や批判のコメントが来るだろう。いつも言ってることだが、僕が恵まれた環境にあるからできたというのは事実だと考えているので、家族に感謝することは当然のこと、その者としての責任や、社会や周りに還元できることを考えて行動するように努めている。・・・と言っても、大学1年時からしっかりと大学の勉強をして奨学金を獲得したり、サークルには所属せずにバイトをしまくりにしまくって貯金を作ったりはしていたが。大学在学中に複数の発展途上国へと足を運んだが、それらには全てバイト代を充ててきた。

 

国際協力の道に進みたいと思いながらも進路に悩む人にとっては、青年海外協力隊は(語弊を恐れずに言えば)「時間稼ぎ」にすらなる最高のオプションだと思う。2年間の派遣期間、知らない土地で嫌というほど自分と向き合い、保証やカバーも手厚い上に「給与」まで貰える。そして帰国後には、一般企業、大学院、国連・NGO職員など複数の進路候補が待っている。協力隊の2年間は「実務経験」とみなされるからだ。

 

今日も大学1年生の方から、「国際協力」に関わる進路や悩み相談を1時間みっちり受けていた。その方は山梨在住だったのでSkypeを使用して話をしたが、やはりテクノロジーの進歩は凄いもので、何不自由なく「熱い」話が出来た。

 

僕もそれなりには忙しい生活を送っているので全ての依頼を受けることはできないが、【タイムチケット】 というサービスを使って"原貫太の60分間"を売り出している。興味がある人はぜひ以下のリンク先からアカウントを作成して、「原貫太」で検索してみて欲しい。

 

他にも、将来的に一緒に働くことになるであろう延岡由規さん「新米「国際協力師」と語ろう!」というのもやっているので、是非チェックしてみて欲しい。

 

---

以下ではAmazonで販売中の本を紹介しています。Amazonプライム(無料体験を含む)Amazon Studentのいずれかに登録しておくと、毎月対象のKindle本一冊を無料で読むことができます。絶対にお勧め!