原貫太オフィシャルブログ

アフリカでの国際協力活動から新時代の働き方、情報発信術まで。※本ブログの内容は個人の見解によるものです。

大学生は就職活動に一回失敗するくらいがちょうどいいんじゃない?という話。

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たった1年弱で自分が本当にやりたいことは見つかるのか?

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ほとんどのサークルや学生団体では、大学3年の12月頃に引退セレモニーが開かれる。そこから本格的に就職活動が始まって、情報収集などを開始するそうなんだけど(僕は就活していないから分からない!)、仮にその年の夏から就活を始めていたとしても、たった1年弱で自分が本当にやりたいことは見つかるのかなって、疑問に思っている。

 

 

サークルにせよ学生団体にせよ、3年生の終わりまで活動を続けていたら、自分の人生を落ち着いて考える時間は、なかなか取れないのではないだろうか。大学はたったの4年間だけど、その後の仕事は下手すれば40年以上続くもの。

 

 

にもかかわらず、その短い期間の中で、自分が人生を捧げて取り組みたいことを見つけられるのだろうか。

 

 

人によっては、「生きがいは働き始めてから見つければいい」と言う人もいる。たしかにそうかもしれないけど、ある程度自分の中に確固たる意志を持っていなければ、例えば大企業に入ったらそのまま「歯車」として回り続ける…なんてこともあり得るだろう。

 

 

 

ある程度の学歴があればそれなりの人生を送れてしまう

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少なくとも2017年現在では、ある程度の学歴さえあれば、それなりの企業に就職が決まり、それなりの人生が送れてしまう。例えば僕が通っている早稲田大学出身であれば高学歴とみなされるので、在学中に自分の進路や人生をゆっくり考える時間が無くても、就活をすればそれなりの起業から内定を貰うことができてしまう。だから、余計考えなくなってしまう。

 

 

何となく思い出したのが、実業家の堀江さんが言っていた「小利口はバカよりダメ」という言葉。

 

いちばんダメなのは「小利口」な人ですね。これは光通信の村上さんという方が教えてくれた言葉なんですけど。中途半端に頭がよくて、先のこととかを考えちゃう人のことですね。

起業してうまくいっている人は、バカと天才しかいない。うまくいっている人は、半分以上バカですね。後先考えられないから、リスクも考えられない。だから行動できる。(「堀江貴文氏が語る:いちばんダメなのは「小利口」な人ですね。」より引用)

 

 

生きがいを仕事にしたら働き方にブラックもホワイトも無い

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今の10代20代が年寄りになった時、一説では平均寿命は100歳を超えると言われている。仮に60歳で企業を定年退職しても、「余生は退職金と年金でゆっくり過ごそう」というのは、経済的にも精神的にも限界がある。嫌々やらされる仕事ではなくて、「自分が好きなこと」を仕事にするべき理由の一つがここにある。

 

 

今の僕は、夜中まで起業したNPOの仕事をやっていて(しかも大学に通いながら無給で!)、どう考えてもブラック企業かよってくらい働き過ぎなのだけど、自分が好きなことを仕事にしていて、しかもそれが生きがいになっているのだから全く辛くない(もちろん体力的にしんどくなる日はあるけど)。生きがいのために仕事が出来ているなら、その働き方にブラックもホワイトも無いよね。

 

 

個人的な意見としては、今の若い人たちは、20代前半の頃から「仕事とプライベートはきちんと分けて、夜は家族と過ごす時間を確保するため…」とか、考えなくていいと思う。バブル時代なら話は違ったけど、「労働で消耗した体と心を家で癒やす」みたいなサイクルは、これからの時代ドンドン少なくなっていくと思う。

 

 

僕は自分の人生をゆっくりと考える時間が取れた

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アメリカでの交換留学にせよ、ウガンダでのインターンシップにせよ、僕は大学在学中に「自分の人生」をゆっくりと考える時間が取れた。

 

 

特に、休学して出向いたアフリカの地では、嫌でも「生きる意味」を考えさせられた。毎日のように停電するホテル。水しか出ないシャワー。下手すればすぐに腹を壊してしまう食事。元子ども兵や難民との出会い…。日本とは全く違った環境に置かれていたからこそ、「生きる意味」を考えさせられ、そして自分が人生で進むべき道(=進路)を本気で考えた。

 

 

急いで就活を始めてしまっていたら、そんな時間を取ることはきっと出来なかっただろう。1年や2年大学を卒業するのが遅れてしまっても、別に何も問題は無い。日本人は周りと違うことを嫌う(というか周りと同じことに安心感を覚える)民族だからか、「大学は4年間で卒業するもの」という"常識"に囚われてしまっている人が多い。

 

 

だけど、常識に正解不正解なんて存在せず、それは単なる多数決に過ぎない。

▼関連記事:就職活動しないのは非常識?違和感や気持ち悪さを大事にし、「常識」を乗り越える。

 

 

経済的な理由で難しいなら、休学の半分はアルバイトをしてお金を作るのも一つの手段だし、「自分が人生を捧げてでもやりたいことを見つけたい」と本気で説得すれば、自分の子どもを誰よりも応援したいと願っている親は、きっと背中を押してくれるはず。

▼関連記事:「親が反対するからやりたいことを諦める」は姿勢と努力で何とかなる(と思う)

 

 

大変な時は"大"きく"変"わるチャンス

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昨日出会った大学4年生は、体育会系出身で、周りの同期が大企業からの内定をバンバンもらっていることもありショックを受けていたみたいだけど、僕は「逆に人生を変えるチャンスじゃん!」と声をかけた。

 

 

次の就活が始まるまで、まだ半年もある。その半年を使ってゆっくり自分の進路を考えることも出来るし、バイトして金を貯めたら海外に行くこともできる。「4年間部活しかやっていなかったから、もっと社会を知りたい」と言っていた彼にとっては、全く違った環境に置かれる海外旅行は、自分を変えるのに良い機会だと思う。

 

 

 

失敗は、そこで諦めてしまったら失敗で終わってしまうけど、長期的な視点で考えたら成功を導くための一つの材料に過ぎない。

 

 

大変な時は、"大"きく"変"わるチャンス。一回くらい就活に失敗するくらいが、長い人生を考えた時にはちょうどいいのかもしれない。

 

 

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「あれ、もしかして俺、社会の常識に自分を合わせて生きている…?」と感じてしまったら、ぜひ読んでほしい2冊。どちらも強くオススメしておきます。